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天の王朝

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白山菊理姫

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2022.02.22
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カテゴリ:歴史散歩
たった5日間のパリ滞在でしたが、およそ150年分の文学・芸術史が詰まったパリを堪能しました。
そして、1月6日の朝。イギリスに戻る日がやってきました。
窓から春を思わせる柔らかな朝の光が差し込んできます。
お世話になった「19世紀の部屋」ともお別れです。
四角い窓からは、いつものように、パズルのピースのように切り取られた空が見えていました。

その後二回パリを訪れましたが、常に根底にあったのはこの1981年のパリの5日間です。
私の中のパリの基準点となり、ここからどこの時代にも飛んでゆけるようになっています。
パリを発つのは名残惜しくありましたが、何と言っても、翌7日からは授業が始まりますからね。
そんな感傷に浸っている暇も余裕もありません。
早く戻って、授業の予習をしなければなりません。

宿屋の女主人にお礼と別れを告げて、今や第二の故郷となったイギリスへと向かいます。
ボルドーからカンタベリーまでのチケットを使って電車でカレーまで出ます。
そこからフェリーに乗り換えて、イギリス人がドーヴァー海峡と呼ぶカレー海峡(Pas de Calais)を渡ります。
やがてはっきりと見えてくるのは、ドーヴァーの白亜の壁「ホワイト・クリフ(White Cliffs of Dover)」です。
イギリスを侵略から守ってきた、自然の防璧ですね。
高さ110メートルにも達する断崖絶壁になっています。
その断崖が途切れた場所にあるのがドーヴァーです。

ドーヴァーから後は、いつも通りのルートですね。
カンタベリーの駅からケント大学のダーウィン・カレッジまで近道を早歩きして20分ほどです。

午後4時までには寮に到着していたと思います。
預けていたスーツケースを受け取り、再入寮の手続きをして、自室に戻ります。

一か月近くに及ぶ長い旅が終わりました。ぎっしりと体験の詰まった旅でした。
その疲れを癒すため、シャワーを浴びてベッドで夕寝することに決めました。
午後6時の夕食にはまだ時間があります。
それまでは、しばしの休息をとることにいたしましょう。
そして、いつものように、まどろむ間もなく、深い眠りに落ちておりました。
(続く)





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最終更新日  2022.02.22 15:46:27
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