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テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:歴史散歩
連戦となった防衛医大との試合は、大接戦となりました。
その中でICUにとって幸運だったのは、ダブルスで2勝を挙げられたことです。 前回同様、その公式記録を掲載しましょう。左がICU。 ダブルス NO3 松井・金沢 6-1、4-6、6-0 横山・都原 NO2 布施・西河 2-6、6-1、6-4 関・池脇 NO1 安藤・兼広 1-6、1-6 吉田・荻原 スコアから類推すると、実力NO3の安藤・兼広組が相手の実力NO1に当たって粉砕されています。 実力NO1の布施・西河組が相手の実力NO2を接戦で制し、実力NO2の松井・金沢組が相手の実力NO3に競り勝ったというところでしょうか。 ラッキーな組み合わせだったといえるでしょう。 ダブルスで2勝1敗のアドバンテージをもらって、午後からはシングルスで真っ向勝負です。 面白いのは、相手が医科大であるため、向こうの主力選手が4年生、5年生であることです。 こちらは2年生、3年生が主体ですから、経験値では二年ほど向こうが上回っているんですね。 まずNO6の試合では、切り込み隊長のS君が五年生相手に大奮闘、2セット連取で一勝を挙げます。 続くNO5は、向こうの5年生に完敗します。 この日もNO4となった私は、ダブルスと同じ対戦相手となった同学年の選手と比較的競った試合をしましたが、2セットを連取して危なげなく勝利、4勝2敗とします。 あと一勝すればICUの勝ちが決まります。 ところが、NO3の試合は苦しい戦いとなります。副将のM君が接戦のうえ相手の4年生に第一セットを落としてしまったんですね。 同じころ始まったNO2の試合は、何とN君が相手の実力NO1か2とみられる4年生に対して、試合前から足がつっていたこともあり、まったく歯が立たず、あっさりと完敗。逆転負けの芽も出てきました。 しかし、ここから副将のM君が踏ん張って攻めに転じます。 ほとんどミスをしない相手選手に対して、あの手この手で粘ってポイントが取れるようになったんですね。 そしてとうとう、続く2セットを6-2、6-2で逆転勝ちをする大殊勲。 NO1の試合結果を待たずして、ICUが5勝3敗と辛うじて勝利を手に入れました。 とにかく接戦が多かったので、すっかり日が暮れてしまいました。 最後のNO1の試合は相手の5年生が終始リードして第一セットをとると、第二セットは一転して接戦に。 4-4となったところで、日没となり、試合は中断します。 皆の疲れ具合を考えると、勝敗は決していたわけですからポイント獲得は諦めて、NO1の試合をデフォ負けとする手もありました。 しかし、せっかく追い上げて4-4にしたのにそこで終わらせるのはもったいないという気持ちも強くありました。 後々ポイント数がリーグ戦の勝敗を決めないとも限りません。 そこで双方の主将と主務が話し合った結果、連戦を理由にこの日のICUのホームでの開催を認めてくれたといういきさつもあり、今度は、残りのNO1戦の続きは防衛医大のテニスコートで明日午前中に、第二セット4-4から再開することに決まりました。 この日のシングルスの結果は次の通りでした。 NO6 清水 6-1、7-5 横山 NO5 宮城 4-6、3-6 関 NO4 布施 6-4、6-3 池脇 NO3 松井 4-6、6-2、6-2 新行内 NO2 西河 2-6、1-6 吉田 NO1 安藤 2-6、4-4(日没で順延) 荻原 他校との試合結果を踏まえると、防衛医大は吉田、荻原、新行内、池脇あたりがポイントゲッターだったのだと思われます。 実力伯仲の相手でした。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.15 17:02:27
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