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文春新書『英語学習の極意』著者サイト

文春新書『英語学習の極意』著者サイト

観劇・読書メモ 18

平成26年5月12日~8月16日の実況です。項目ごとに、日付を遡る形で記載しています。
ひとつ前の 平成25年2月1日~5月11日 の実況はこちら。
ひとつ後の 平成25年8月17日~10月26日 の実況はこちら



観 劇:

【観劇マナー】
上演中、
コンビニのビニール袋ノド飴の小袋のシャカシャカ音は、劇場じゅうに響きます。
ビニール袋は手元に置かず足元に。ノド飴は開演前に口に含む。これが大事なマナーです。



260806 War Horse (ウォー・ホース ~戦火の馬~) @ 東急シアターオーブ  原作: Michael Morpurgo 制作: Handspring Puppet Company 出演: Michael Wyatt Cox, Michael Stewart Allen, John Milosich
(3人の馬の匠が頭と前脚、後脚をいきづかせて、褐色の馬 Joey と黒馬 Topthorn の愛憎、怒りと服従、悲しみと喜びが遺憾なく表現されて、しみじみと伝わる。狂言回しはアコーディオンに合わせて歌う民謡家。舞台上部の雲が映写幕にもなって上手に場面転換する。大砲や初期戦車など大道具もデザインの統一がとれている。最前列中央から、細やかな作りを味わった。)

260802 せんがわ劇場 夏の文化祭 Theatre Moments: パニック @ 調布市せんがわ劇場  原作: 安部公房、構成・演出: 佐川大輔、出演: 廣瀬正仁、中原くれあ、松浪淳平、青木まさと、豊田可奈子
(30分ものだった前回作にシャープな文明批評シーンを加えて40分ものに延ばしたが、むしろ一層きりりと引き締まった。パニック社の悪徳社員を演じる松浪淳平さんもキマッてる。食事のシーンだけは改善の余地があるが、他は完璧だ。本作は9月16~17日にマカオ、9月23~28日にメルボルンで、佐川・中原の2名とマカオのキャストが上演する。
8月2日は、12時45分頃から仙川駅前でストリートファイト+ダンスのパフォーマンス(=フラッシュモブ)。モーメンツの皆んなと調布市立第六中学校演劇部(劇団夢工場)の数名が参加して。その中学生たちの演劇「新ゲームオーバー」も、触れ合いと肉声を忘れた現代生活をハッと反省させる内容だった。)


260730 ミュージカル ミス・サイゴン @ 帝国劇場  音楽: Claude-Michel Schoenberg 制作: Cameron MacKintosh 出演: 駒田 一、笹本玲奈、原田優一、岡 幸二郎、木村花代、泉見洋平、池谷(いけや)祐子、浅沼みう
(ロンドンでも5月3日にスタートした新演出版。この前の演出変更で映像だけになってしまったヘリコプターが、ふたたび大道具で登場する迫力。「アメリカン・ドリーム」が随分長くなって、なかなかアメ車が出て来ないので、アメ車シーンがなくなったかと思ったら、アンサンブルのダンスとともにこれまたド迫力で登場した。今回のトゥイは、縁結びの祈りへの乱入シーンから「いい男」だ。)

260713 永遠の一瞬 Time Stands Still @ 新国立劇場 小劇場  原作: Donald Margulies 翻訳: 常田景子(つねだ・けいこ)、演出: 宮田慶子、出演: 中越典子、瀬川 亮(りょう)、大河内 浩、森田彩華
(観劇1度目の第1幕は、人間関係や過去の出来事の謎解きを強いる構成だったので 咀嚼に懸命で味わえずにいたけど、観劇2度目で本作全篇が脳のなかで花ひらいた。初日には中越典子さんだけが際立っていたけれど、6日目で4人の隙間が埋まった感じ。森田彩華さん、恥ずかしがってる部分がなくなり、直球が決まっている。瀬川亮さんに渋みが出てきたが、第2幕前半がやや一本調子。宮田慶子・中越典子・瀬川亮のアフタートークあり。ふたりとも、努めて客席を意識せずに演技している、と。)

260708 永遠の一瞬 Time Stands Still @ 新国立劇場 小劇場  原作: Donald Margulies 翻訳: 常田景子(つねだ・けいこ)、演出: 宮田慶子、出演: 中越典子、瀬川 亮(りょう)、大河内 浩、森田彩華
(初日を観た。中越典子さん、パワーがあった。彼女のきれいな顔を眺めていたかったけれど、テロ爆発で2週間意識不明ののち生還した傷だらけの役だった。森田彩華さんのブリッ子は、これから進化していくんだろうな。瀬川 亮さん、ちょっと演技が甘い。大河内さん、いい味。)

260625 十九歳のジェイコブ @ 新国立劇場 小劇場  原作: 中上健次、脚本: 松井 周(しゅう)、演出: 松本雄吉、出演: 石田卓也、横田美紀、松下洸平(こうへい)、奥村佳恵、石田圭祐、有薗芳記(ありぞの・よしき)、西牟田 恵、新部聖子(にいべ・みなこ)
(ちょうど自分が、夏目漱石の小説 「それから」 を戯曲化して朗読上演したばかりだったので、小説から舞台上演を立ち上げるひとつの形として共感をもって観た。石田卓也、横田美紀のふたりが体当たりの演技だ。)

260605 梅蘭芳生誕120周年記念事業 京劇 覇王別姫(べっき) 漢楚の戦い @ 東京藝術劇場プレイハウス  天津京劇院 黄斉峰、王長君
(大軍の対決を象徴的に示す京劇の作法で、多彩な立ち回りを楽しんだ。虞姫の指づかいの色香も、最前列真ん中の特等席から、しかと観た。天津京劇院の言葉づかいが特徴的なのか、いつもと違って台詞がほとんど聞き取れなかった。)

260525 テンペスト @ 新国立劇場 中劇場  翻訳: 松岡和子、演出: 白井晃、出演: 古谷一行、高野志穂、羽場裕一、伊礼彼方、野間口徹、田山涼成、長谷川初範
(悪役が懲らしめられることもなく、プロスペローの寛大とストーリーの包容力に、心に温かい水が沁みわたる。こういうシェークスピア劇もあったのか。舞台美術は、何百箱もの段ボール箱を使い、黒子となる人々は建設現場の作業員服だ。高野志穂さんが魅力的。古谷一行さんは肺を患われた影響からかセリフ回しが平板だったが、大団円にぐっときた。)

260522 ミュージカル レディ・ベス @ 帝国劇場  脚本・歌詞: Michael Kunze  音楽: Sylvester Levay  演出: 小池修一郎 出演: 平野綾、石丸幹二、山崎育三郎、和音美桜、石川 禅、涼風真世、吉野圭吾、吉沢梨絵、古川雄大(ゆうた)
(山口祐一郎さん特有の謎の声質と対照的な、直球そのものの安心感のある石丸幹二さん。ときに不安定な山口さんだが、やはりカネを出して聞きたいのは強いて言えば山口さんのほうか。平野綾さんが冒頭から、いっそう凛とした少女ベスで完成度を高めた。)

260520 ミュージカル 小野小町 @ 東京国際フォーラム ホールC  脚本: 内館牧子、演出: 栗城 宏、出演: 碓井涼子、村井成仁、丸山有子、安達和平、平野進一、山口恵利佳
(ヨーロッパの宮廷ものミュージカルをたんと観てきたが、日本の歴史にもこんなすてきなヒロインがいたとは! 小町の美は、外面の見目の良さに加えて、凛とした知性と心意気。碓井涼子さんの声は高い音域までよく伸びて、さすが。安達和平さんがいい味を出していた。)

260512 ミュージカル レディ・ベス @ 帝国劇場  脚本・歌詞: Michael Kunze  音楽: Sylvester Levay  演出: 小池修一郎 出演: 平野綾、山口祐一郎、山崎育三郎、和音美桜、石川 禅、涼風真世、吉野圭吾、吉沢梨絵、古川雄大(ゆうた)
(久々の帝劇ミュージカル。山口祐一郎さん、石川 禅さん、涼風真世さんを観ると、過去の感動まで甦る。平野 綾さんが、初々しさのままに舞台で感情を高め、大団円では若きエリザベス女王をぼくも心から応援した。そして幕切れの一抹の寂しさを込めた演出もみごと。和音美桜さんのアン王女の気品もうつくしい。それにしても、山崎育三郎さんカッコいい!)


イベント:

260725 奥泉光×いとうせいこう「文藝漫談シーズン4」 尾崎紅葉『金色夜叉』 @ 北沢タウンホール 
(長編の文語体にして未完の実験小説であったことを知る。朗読シナリオにしてみますかねぇ。)

260706 美樂舎7月例会 武井義親(よしちか)氏講演 「中国骨董漂流20年、その美に魅せられて」 @ K's Gallery (京橋三丁目) 
(次々と品物を買い替えながらの愉しみだそうで、所蔵品数は20点ほどです、と。実物を見せつつ解説いただいた。昭和15年のお生まれ。)

260626 天童大人プロデュース 詩人の肉聲とコトバとを聴く! Projet La Voix des Poetes -
肉聲の復権を求めて! 「目の言葉」 から 「耳のコトバ」 へ― 第1112回
 天沢退二郎 自作詩を読む (21) @ ギャルリー東京ユマニテ (京橋二丁目) 
(学生の頃、かっこいい詩人として憧れていた。しかし途中でつっかえつっかえの朗読は訴えるものがなかった。この1時間のイベントで 3,000円取って10名の聴衆だ。これからぼくも自分のイベントでは3,000円いただこうと思った。)

260527 Prof. Shlomo Ben Hur: "Winning the Challenge of Global Leadership" @ Adademy Hills 
(Learn, unlearn, re-learn できなければダメ! というのがオチ。2人の若手指揮者の楽団員とのやりとりビデオを見つつ、自らを authorize したり de-authorize したりする要因・要素を考えさせられた。)

260526 アート・ゲート・プログラム アートトークセミナー「アートの役割、アーティストとビジネスとの接点」 @ 丸の内パークビル28階 
(モト商社マンで、Soup Stock Tokyo を立ち上げた張本人の遠山正道さんと、武蔵美 空間演出デザイン学科教授の津村耕祐さん。「同じことをやるのでも、思いついたのが自分であれば、プライドが保てる」 って、おもしろい心理だ。アンテナを広げて、他人のいろんなアイディアを知れば知るほど、「思いついたのは自分」 というチャンスが減る。あぁ、そういう考え方もありだな。)

260518 美樂舎5月例会 海上(うながみ)雅臣氏講演 「書道と井上有一について」 @ ウナック (麻布台一丁目) 
(井上有一作品を抽象画超えの書として世に送り出し、理想のキュレーターとして全作品レベルでの管理を怠らない。誇りにあふれ、矍鑠たる83歳。その後、TS4312 に移り、実川暢宏さんがいなくなった辺りから、天敵が堪えがたく、荒れる。今後、あの天敵と会ったら、即 失礼するつもり。)


観 映:

260812 Sunshine on Leith (サンシャイン♪ 歌声が響く街) @ ヒューマントラスト有楽町 Peter Mullan, Jane Horrocks, George MacKay, Antonia Thomas, Freya Mavor
(Leith はエディンバラの臨海区。由緒のありそうな城山が美しい。いわゆる突然歌い踊りだすミュージカル映画だが、ストーリーは3つの破局をそれぞれの男女がいかに修復し乗り越えていくかという話で、身につまされる。ブッシュ大統領似の Peter Mullan さん、歳とって見えたがぼくと同い年だ。Jane Horrocks さんが初老の可愛さで輝く。)

260807 歌舞伎クラシック 二人椀久(わんきゅう)/年増 @ 東劇  中村雀右衛門(4代目)、中村富十郎(5代目)。中村芝翫(7代目)
(「二人椀久」は平成9年9月歌舞伎座公演。「年増」は昭和59年4月歌舞伎座公演。踊りの細かい所作にはそれぞれ意味があるのだろうが、長唄の演奏の同じ旋律の繰り返しに、恥ずかしながら気を失ってしまう。)

260807 歌舞伎クラシック 船弁慶 @ 東劇  作: 河竹黙阿弥、出演: 中村富十郎(5代目)、片岡我當、澤村藤十郎、坂東三津五郎(9代目)
(平成2年2月歌舞伎座公演。富十郎が2役。その静御前は、やたら顔が大きく見えて興を削ぐが、最後の新中納言平知盛の霊の役は豪快。弁慶・義経ものを2作連続で観たわけだ。)

260807 歌舞伎クラシック 勧進帳 @ 東劇  尾上松緑(2代目)、尾上梅幸(7代目)、片岡我當、中村勘三郎(17代目)
(昭和55年11月歌舞伎座公演。「堪え忍ぶ」ことの連続に、日本人の美学を再確認する。34年前の観客は演劇への意識が現在とずいぶん異なり、上演の途中に恐縮もせずに ふら~~っと席に就く爺婆多し。)

260731 PARIS (パリ) @ Bunkamura ル・シネマ  監督・脚本: Cedric Klapisch 出演: Juliette Binoche, Romain Duris, Melanie Laurent, Fabrice Luchini, Albert Dupontel, Julie Ferrier, Francois Cluzet, Karin Viard
(平成20年作品。当時観た覚えあり。連歌のように、登場人物たちが付かず離れずで繋がりつつ、都会のひだの奥の不満と渇望と癒しの時間を見せる。)

260720 パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 Giacomo Puccini: La Fanciulla del West (西部の娘) @ Bunkamura ル・シネマ  指揮: Carlo Rizzi 演出: Nikolaus Lehnhoff 出演: Nina Stemme, Marco Berti, Claudio Sgura, Roman Sadnik, Andrea Mastroni
(平成26年2月10日、オペラ座 (Bastille) での収録、イタリア語公演。ゴールドラッシュの西部が原作だが、本作で第1幕は革ジャン・サングラスの男たちのたむろする都会のバー、第2幕は1960年代デザインの赤いユニット住居、第3幕は廃車置場がやがて2つに割れてミュージカルショーの輝く階段があらわれる。fanciulla は7~14歳くらいの娘を指すのだが、Nina Stemme さんは御年51歳。それは美しい声だったが、でももっと若い女性を配役すべきでは。)

260702 The Hotel Grand Budapest (グランド・ブダペスト・ホテル) @ TOHO シネマズシャンテ  監督・脚本・制作: Wesley Anderson 音楽: Alexandre Desplat 出演: Ralph Fiennes, Tony Revelori, Saoirse Ronan, F. Murray Abraham, Mathieu Amalric, Adrien Brody, Willem Dafoe, Edward Norton, Jude Law, Tilda Swinton, Lea Seydoux
(ヨーロッパの奥深いところの魅力をキュッと詰め込んだ。7時35分始まりの回、満席。)

260628 シネマ歌舞伎 女殺油地獄(おんなごろし あぶらの じごく) @ 東劇  作: 近松門左衛門、出演: 片岡仁左衛門、中村梅玉、片岡孝太郎(たかたろう)、片岡秀太郎、中村歌六、坂東彌十郎
(平成21年6月歌舞伎座公演。さすがにセリフが難しく、聞き取れない部分が多いが、情念の凝縮は絶品だ。油桶を2つも倒して油まみれで演じる愁嘆狂亂を現代音楽のように音階を駆けあがる三味線が盛り上げる。終演後、片岡孝太郎・千之助親子のトークあり。千之助さんは当時9歳で無邪気な娘を演じていたが、いまは14歳の若者だ。近松作品の主役を演じることを現実的な希望として語れるのが、血筋の特権である。)

260614 パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 Vincenzo Bellini: I Puritani (清教徒) @ Bunkamura ル・シネマ  Maria Agresta, Dmitry Korchak, Wojtek Smilek, Michele Pertusi, Mariusz Kwiecien, Luca Lombardo, Andreea Soare
(平成25年12月9日、オペラ座 (Bastille) での収録、イタリア語公演。黒い骨組みだけで城や教会や居室のつくりを象徴的に組み上げた舞台は、すべてがヒロインのエルヴィラの幻夢であることを暗示する。華麗な前半はかえってやや単調に思えたが、後半は多彩な音楽展開だ。後ろのほうの咳オトコが、しつこかった。

260612 天注定 (A Touch of Sin 罪の手ざわり) @ Bunkamura ル・シネマ  監督: 賈樟柯、出演: 姜武、王宝強、趙濤
(山西省の殺伐としたまち。西部劇を吹きっさらしに置き忘れて、忘れたころに様子を見に戻ってきたような。京劇ならぬ晋劇の武侠との渾然が藝術性を高めている。)

260603 シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど @ 東劇  作・演出: 宮藤官九郎、出演: 市川染五郎、中村七之助、中村勘三郎、坂東三津五郎、中村福助、中村扇雀、中村橋之助、中村勘九郎、中村獅童
(平成21年12月歌舞伎座公演。化粧と音楽は歌舞伎だが、いやはや、歌舞伎というジャンルでここまで遊べるとはね。ゾンビは漢字で 「存鼻」 と書くそうで(笑)、さらに本作後半では 「派遣」 と呼び捨てて厭われる。この辺り、思いっきりアブナい台本だ。)

260529 パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 Piotr Ilyitch Tschaikovski: La Belle au bois dormant (眠れる森の美女) @ Bunkamura ル・シネマ  振付: Rudolf Noureev  出演: Myriam Ould-Braham, Mathias Heymann
(平成25年12月16日、オペラ座 (Bastille) での収録。あどけないオーロラ姫が成長していく過程が見える演出。優雅で官能的な舞台で、すっかりバレエファンになってしまった。)

260528 MET Live Viewing 2013-14 Wolfgang Mozart: Cosi‘ fan tutte @ 東劇  指揮: James Levine  演出: Lesley Koenig  出演: Susanna Phillips, Isabel Leonard, Danielle de Niese, Matthew Polenzani, Rodion Pogossov
(平成26年4月26日の収録。イタリア語公演。小間使いの Despina を演じる de Niese さんが、アフロ混血のワイルドな美女で、コミカルな演じ具合もすてき。それにしても、この古典のストーリー設定って、けっこうムリがあるよね。)

260519 パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 Giuseppe Verdi: Aida (アイーダ) @ Bunkamura ル・シネマ  指揮: Philippe Jordan  演出: Olivier Py  出演: Oksana Dyka, Marcelo Alvarez, Luciana D'intino, Sergey Murzaev, Roberto Scandiuzzi, Carlo Cigni
(平成25年11月14日、オペラ座 (Bastille) での収録。イタリア語公演。設定を古代エジプトとエチオピアではなく、19世紀イタリアとオーストリアに置き換えた演出。壮麗な名曲の数々が Aida 発であったことを知る夕べとなった。)

260516 11 settembre 1683 (神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃) @ スバル座  監督: Renzo Martinelli  出演: F. Murray Abraham, Enrico Lo Verso, Jerzy Skolimowski, Piotr Adamczyk
(イタリア・ポーランド映画、英語吹替え版。オスマン帝国の攻勢にウィーンの宮廷はおたおたとし、ポーランド王 Jan III Sobieski が危機を救う。ポーランドに対して西欧は足を向けて寝られぬわけだ。イタリアの修道士マルコが作品を貫く求道の姿。)

260513 MET Live Viewing 2013-14 Puccini: La Boheme @ 東劇  指揮: Stefano Ranzani  演出: Franco Zeffirelli  出演: Kristine Opolais, Vittorio Grigolo, Susanna Phillips, Massimo Cavalletti, Patrick Carfizzi
(平成26年4月5日の収録。イタリア語公演。ミミ役を予定した Anita Hartig さんがインフルエンザに罹り、代役として前日4月4日の夜に 「蝶々夫人」 の蝶々さんを歌ったラトビア人歌手のクリスティーネ・オポライスさんに翌日昼のミミも歌ってもらったという歴史的なステージ。MET の第2幕、パリの街の群衆は100名以上のエキストラを動員しての、活気ある舞台だった。改めてミュージカル RENT も観て、La Boheme との関連を確認してみたい。)


読 書:

<図書館から借りて読了>

260809 トルコのもう一つの顔  (中公新書、平成3年刊)  小島剛一 著
(続篇と読む順序があとさきになった。知性と動物的勘と当為感が小島さんの中で絶妙なバランスで音楽を奏でている。≪1980年9月12日の軍事政権成立後、〔中略〕 もう誰もが忘れてしまった古いアラブ語起源の難語を学校教育で使うように政府が「指導」している。アラブ語起源の難語を頻用するのは、トルコではイスラーム原理主義者の特徴である。≫(165頁))

260809 アースクエイク・バード  (早川書房、平成13年刊)  Susanna Jones 著、阿尾正子 訳
(現代東京を外国人目線で描くとこうなるか、という点は参考になる。コンプレックス+嫉妬もので、習作の域を出ない。≫(165頁))

260802 空中ブランコ  (文藝春秋、平成16年刊)  奥田英朗(ひでお)
(天真爛漫な巨漢精神科医・伊良部一郎は、Theatre Moments の佐川大輔さんを思い浮かべながら読んでしまった。グラマラスな看護婦のマユミちゃんも、いいキャラだ。≪性格っていうのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって思われれば勝ちなわけ。≫≪図々しい人間は、その図々しさを周囲に慣れさせ、どんどん図々しくなっていく。≫)

260731 漂流するトルコ 続「トルコのもう一つの顔」  (旅行人、平成22年刊)  小島剛一 著
(いやはや、とんでもないトルコ人が多数登場する。仮にぼくなら、ほとほと愛想尽かしするところだが。)

260728 星籠(せいろ)の海・下  (講談社、平成25年刊)  島田荘司(そうじ)
(事件の道具立ては映画化を意識しているのが、ありあり。現代兵器「星籠」登場の火付け役となる宇野少年の死が、福島原発による急性白血病だという設定だけは許せない。島田荘司氏は昭和23年、広島県生まれ、武蔵美卒。)

260726 誕生日の子どもたち  (文藝春秋、平成14年刊)  Truman Capote 著、村上春樹 訳
(全6篇。うちダークな「無頭の鷹」が気に入って、2度読んだ。)

260721 星籠(せいろ)の海・上  (講談社、平成25年刊)  島田荘司(そうじ)
(愛媛県松山市の興居島に連続して浮かぶ死体からはじまる、テンポの速い語り口。悪い奴らを俎上に並べたのが上巻。さぁ下巻でどう料理するのかな。)

260719 モンゴル帝国の興亡・下 世界経営の時代  (講談社現代新書、平成8年刊)  杉山正明 著
(高麗国との関わり、明朝・洪武帝の統治との比較など、興味深い。やはり歴史は、経済史・経営史が読ませる。)

260715 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学  (光文社新書、平成17年刊)  山田真哉(しんや)
(この有名な本が出てからもう9年も経っていることに驚く。)

260713 モンゴル帝国の興亡・上 軍事拡大の時代  (講談社現代新書、平成8年刊)  杉山正明 著
(モンゴル軍はヨーロッパ人が言うほどには残虐ではなく、徹底した他文明破壊もしていない、と繰り返し語る。後半は固有名詞の羅列に終始し、斜め読み。)

260713 中国の古典 宋名臣言行録  (講談社、昭和61年刊)  梅原 郁(かおる)編・訳註
(漢文の教材に使える、興味深くかつ分かりやすい文章が多数あり。これを使って、漢文ないし中国政治のゼミをやってみたいね。)

260705 韓国が危ない  (PHP新書、平成17年刊)  豊田有恒 著
(韓国の体制が武力攻撃なしに朝鮮国によってメロメロにされた課程を描く先駆的な警世書。同じ策謀が当然に日本の体制にも仕掛けられているはずだね。ところで零戦の性能は、速度が当時の世界最高水準の1割増し、旋回半径は3割減、航続距離は2.5倍、世界初の20ミリ機関砲装備、増槽 (使い捨て予備燃料タンク) 初装備と、圧倒的に抜きん出ていたが、その優位が生かせぬ戦法を繰り出されて負けた。戦いは自分の土俵で戦わねば勝てない。≪対北朝鮮制裁は、考えられることを全部いっぺんんいやるべきである。そのうえで、相手が誠意を見せればその都度ひとつずつ解除していくのが望ましい。≫ (204頁) ― 正鵠!)

260701 微分・積分を知らずに経営を語るな  (PHP新書、平成26年刊)  内山 力(つとむ)
(数式を使わずに微・積の考え方を説明した本。)

260629 歴史家が見る現代世界  (講談社現代新書、平成26年刊)  入江 昭(あきら)
(知的頽廃本。ブログに批判を書いた。)

260628 われらが背きし者  (岩波書店、平成24年刊)  John Le Carre 著、上岡伸雄・上杉隼人 訳
(初めて読んだジョン・ル・カレ。帯に池澤英樹さんが 「今回の結末にはボーゼン! 見事なエンディング」 と絶賛していたが、全然面白くなかった。今年一の幻滅本。生硬な会話文の 515頁の大冊につきあって大損した。)

260615 鉄条網の歴史 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明 (洋泉社、平成25年刊)  石 弘之・石紀美子 著
(「縄張り」 を確保しようとうごめくイキモノとしての人間史。)

260615 小さいおうち (文藝春秋、平成22年刊)  中島京子 著
(映画化された珠玉の作品だ。昭和10年代の一般国民の姿と思いをゆがみなく描き出した著者の視座に共感する。)

260607 私の見た日本人 (国書刊行会、平成25年刊)  Pearil S. Buck 著、丸田 浩 監修、小林政子 訳
(米国で昭和41年に刊行されたバランスのとれた日本人論 The People of Japan の、初の和訳本。)

260603 アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン  (河出書房新社、平成24年刊)  大野佐紀子 著
(日本の美術教育についての考察がおもしろい。美術教育が、アナーキーな 「個性」 一辺倒では成り立たないこと、説得力あり。本書掲載の年表で知ったが、日教組が 「ゆとり教育」 を提案したのが昭和47年、「ゆとり教育」 実質開始が平成14年で、提案の30年後だ。)

260601 決定版 大国の興亡 上巻 1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争  (草思社、平成5年刊)  Paul Kennedy 著、鈴木主税 訳
(上巻は第一次世界大戦の終わりまで。各国の軍事力と経済力の変遷が納得の分かりやすさで綴られる。)

260601 アジアを救った近代日本史講義 戦前のグローバリズムと拓殖大学  (PHP新書、平成25年刊)  渡辺利夫 著
(近代日本史が、拓殖大学との遠近法のなかで語られるのが新鮮。蓬莱米の開発をした磯 永吉。対支21ヶ条の第5号項目、日中共同声明の過度の譲歩、ともに残念。戦後の War Guilt Information Program の中で拓殖大も翻弄された。南京事件について本書では2ヶ所で言及あり、ニュアンスが異なる。日本の戦後史に GATT, IMF, OECD への参画が重要な意味をもつことを再認識。)

260523 雲南、赤い大地  (河出書房新社、平成11年刊)  劉岸麗 著
(雲南省のビルマ国境付近の荒れ地に放り出された知識青年たちの苦闘と回生のノンフィクション。)

260518 中国再考 その領域・民族・文化  (岩波現代文庫、平成26年刊)  葛兆光 著、辻 康吾(こうご)監修、永田小絵(さえ)
(批判精神を封印しているがゆえに、得るところの少ない本。ちなみに清国と朝鮮の国境が定まったのは康熙51年(西紀1712年)の由。辻氏の解説から引くと ≪観念の中での国境がない帝国から、現在の国境をもつ近代国家群の一員への転身がなお完成していないようである。≫ ≪当面の中国が国際的にもつソフトパワーは衰弱し、……あの毛沢東時代にも及ばないのではなかろうか。≫ そりゃそうだが、それで?)

260518 無垢の領域  (新潮社、平成25年刊)  伊藤たかみ 著
(妖精のような林原純香と、脇スジで人生にもがく少女・君島沙奈の描き方が魅力。本スジは、林原純香の兄の信輝と秋津伶子の不倫かもしれないし、その夫・秋津龍生の書道人生かもしれない。最後のどんでん返しは予想外だった。純香の特殊能力は、このための伏線だったのか! 推理小説の結末のようでもあるが、この結末があることで、すきっとするから不思議。)

260513 八月の路上に捨てる   (文藝春秋、平成18年刊)  伊藤たかみ 著
(いかにも芥川賞向きの文体で、男女の突っ込み合いとすれ違いを描く。)



<積ん読(つんどく)本、ようやく読了>



<平成251111 以降に購入・受領/読了>

260816 石原さとみ 二十歳、夏  (ワニブックス、平成19年刊)  小澤忠恭 撮影
(さとみちゃんの写真集。いろんな可能性の芽を感じます。)

260806 加山又造 美 いのり  (二玄社、平成20年刊)  加山又造 画・文
(加山藝術の全体像を見渡せる手ごろで美しい画文集。文を全て、詩のような行替えにしたため、文の主張が強すぎるのが唯一の難。)

260722 「現代日本のエロティックアート展 第2回」図録  (ヴァニラ画廊、平成26年刊) 
(パリの Musee de l'erotisme で5月22日~10月30日 開催中の Japan Erotica: la nouvelle generation 展の図録。32名のアーティストの作品を1人2頁で紹介。濃厚な作品群にまじって、須川まきこさんが収まっているのが新鮮。)

260714 中検 準1級・1級 試験問題 [第80・81・82回]  (白帝社、平成26年刊) 日本中国語検定協会 編
(準1級の試験を受けようと思って。)

260714 中検・解答解説 準1級・1級 [第77・78・79回]  (日本中国語検定協会、平成25年刊)
(ところで、1級の合格率は驚異的に低い。第78回では1級1次に265名が受験し、合格は4名と。)

260713 東亜 初等新国語辞典 第6版  (斗山東亜、平成25年刊) 
(印刷がじつに見やすく、昔の韓国の辞書に付きものだった化学糊の異臭もない。第6版第2刷が平成26年1月発行。第1刷が、いつなのか、また第1版がいつなのか、書いてない。相変わらず「倭~」の差別語が12語も掲載されている。)

260713 日本のアーティスト ガイド&マップ 現代アートファンのための新・定番  (美術出版社、平成23年刊) 美術手帖編集部 編
(そろそろ、アートのことで知らない基礎情報がないように、穴埋め工事をする時期が来たと感じたので。オペラシティアートギャラリーのショップで購入。)

260712 2003年度 実用タイ語検定試験 過去問題と解答 1級~4級  (TLS 出版社、平成16年刊) 日本タイ語検定協会
(2011年~2012年の2級の過去問も買ったが、2級は難しくて歯が立たず。3級がせいぜいだ。)

260712 テストに出る順! タイ語検定単語集  (TLS 出版社、平成23年刊) 藤崎ポンパン 著
(本気出してます。)

260707 Kucuk Prens  (Mavibulut Yayinlari 平成24年刊) Antoine de Sant-Exupery 著、Sumru Agiryuruyen 訳
(「星の王子さま」 トルコ語版。トルコでの半年研修から戻る若手社員に買ってきてもらった。下の2冊も同様。)

260707 Ingilizce Hikayeler: The Old Man's Shop/Ihtiyar Adamin Dukkani  (Fono Yayinlari 平成25年刊)
(ごくごく基本語彙で書かれた英・トルコ対訳本。いまのぼくにピッタリ。)

260707 Cocuklar icin Resimli Ingilizce Sozcukler  (Fono Yayinlari 平成24年刊)
(「子供向け絵入り英単語」。基本500語の語彙固めによし。もう1ランク上の辞書形式の本を期待してたが、まぁ、いまのぼくには丁度いいのかも。)

260704 「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」 図録  (東京国立近代美術館、平成26年刊)
(クロス装の豪華製本は、米国水準だな。で、2,000円そこそこのお手頃価格だった。)

260703 中国嫁日記 三  (Kadokawa 平成26年刊)  井上純一 著 
(帯に ≪日中関係が、ますますおかしい。怒濤の第3弾! 累計65万部突破!!≫ とある。政治がらみの惹句があるほうが売りやすいのかな。ぼくは逆だけど。いずれにせよ、中身は政治がらみでなく、よかった。)

260703 道具としてのファイナンス  (日本実業出版社、平成17年刊)  石野雄一 著
(職場で勉強しようと思ってね。)

260703 小学館 和西辞典  (小学館、平成26年刊)
(きわめて見やすい印刷。待ってました! というところ。職場に置いて、折々見ることにした。ようやくスペイン語の勉強が進みそうだ。ペーパーバックで、紙の仕様も落とした (やや厚めな) ので、気軽にめくれて 4,200円だ。通常の辞書仕様だと5,000円を超えただろう。)

260702 Balthus: Cats And Girls  (Thames & Hudson 平成25年刊)  Sabine Rewald 解説
(平成25年9月25日~平成26年1月12日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたバルテュス展の図録。)

260702 BALTHUS|room 17  (amana 平成26年刊)
(バルテュスの死後に発見されたポラロイド写真2千枚から数枚を、じつにもったいぶって刷り、造本した。カッコつけてるが、写真の中央に折れ目がきて、台無し。編集者失格! でも、バルテュスの撮影した少女アンナには胸がきゅんとくる。)

260702 「ヴァロットン ― 冷たい炎の画家」 展 図録  (三菱一号館美術館/日本経済新聞社、平成26年刊)
(ヴァロットンは気に入ってしまったので、あと2冊くらい画集を買いそう。)

260628 「日影眩展 フログズ・アイの大展開、大転回、そして大天界」 図録  (池田20世紀美術館、平成23年刊)
(Steps Gallery 「ニューヨークの肖像」 日影眩新作展で購入。)

260625 Darcy the Flying Hedgehog ハリネズミのダーシー  (青幻舎、平成26年刊)  塚本翔太 著
(ヴァニラ画廊の本書写真展で購入。針鼠ちゃんがあまりに凛々しく愛らしくて。顔がちょっとつぶれた感じなのも、いいね。)

260624/0704 近代美術史テキスト ―印象派からポスト・ヘタうま・イラストレーションまで―  (トムズボックス、平成元年刊)  中ザワヒデキ 著
(京橋三丁目の Gallery Cellar での中ザワさんの個展で購入。手書きをプリントした小冊子。)

260619 いつものはなし  (青林工藝舎、平成20年刊)  近藤聡乃(あきの)
(森美術館のショップで購入。)

260614 Town Mook 寺山修司と演劇実験室◎天井棧敷  (徳間書店、平成25年4月刊)  監修: 九條今日子
(修司さんの妻だった九條今日子さんが顔出ししてインタビューに応じている。もっとミステリアスでいてほしかったな。)

260614 心の扉を開く22枚の気づきのカード スピリチュアルタロット 宇野亞喜良描き下ろしオリジナルカード22枚つき  (自由国民社、平成25年刊)  宇野亞喜良 画、上田麻結(まゆ)
(ポスターハリスギャラリーで。「宇野さんのタロットカードって、多くの方が待望していたと思うんです」 と、係の女性が。)

260614 寺山修司名言集 身捨つるほどの祖国はありや  (PARCO出版、平成15年刊) 寺山修司 著
(「名言」 集と言われて寺山修司はよろこぶか。)

260605 「描かれたチャイナドレス」 展 図録  (石橋財団ブリヂストン美術館、平成26年刊) 
(参考図像も多く、小冊ながら行き届いた編集だ。)

260604 国立民族学博物館 展示ガイド  (国立民族学博物館、平成24年刊) 
(バインダー式なのでテーマ別に差し替えができる、合理的な造り。「イメージの力」 展で購入。)

260604/270923 白夜討論  (講談社、昭和45年刊)  寺山修司 著
(劇団天井桟敷の20代の面々と34歳の寺山修司さんが、性欲、賭博、暴力、組織、空想、犠牲について突っ込み合う。ともすれば観念論に走るのが20代たる所以か。西洋人の論客の名をひけらかすシーンが多いのが、この時代の前衛らしさだ。)

260523 「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」 展 図録  (国立西洋美術館、平成26年刊)
(西洋意匠の集積だ。)

260523 「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」 展 図録  (国立西洋美術館、平成26年刊)
(文学者のキュレーションによる32点。おしゃれな図録だ。)

260517 井上有一 書は万人の藝術である  (ミネルヴァ書房、平成17年刊)  海上(うながみ)雅臣 著
(海上雅臣さんの講演後に購入。著者署名をいただいた。)

260517 世界名画家全集 井上有一 Yu-ichi 書法是万人的藝術  (河北教育出版社、平成21年刊)  海上(うながみ)雅臣 著、楊晶・李建華 訳
(上掲本の中国語訳。日本語版に収まっていない上質の作品写真が多数納まっている。この “全集”、よさそう。揃えてみたいものだ。)



CD:

260123 Open Ends: Musical Exploration in New York・1960 to 2000  (The Museum of Modern Art 平成12年)
(久々に MoMA の CD を買った。ソニービル6階にできた MoMA ショップにて。)


DVD:

260816 モア*中越典子  (ポニー・キャニオン、平成13年発売)
(ぼくも中越典子さんの真正ファンになりました。)

260713 PARCO&cube Present こどもの一生  (パルコ、平成25年発売)
(笹本玲奈さんと中越典子さん、吉田鋼太郎さん、鈴木砂羽さん出演の平成24年11月公演。)

260713 ナイロン100℃ 36th Session 黒い十人の女 ~version 100℃~  (キューブ、平成23年?発売)
(中越典子さん、緒川たまきさん出演の平成23年5~6月公演。)

260513 DVD Collection 勅使河原 宏の世界  (アスミック・エースエンタテインメント、平成14年発売)
(東京都現代美術館で映画 「他人の顔」 のスチール写真を見て、映画そのものを観てみたいと思い購入。安部公房脚本の「おとし穴」「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」ほか全14作品を6枚の DVD に。)


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