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世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2012.08.16
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カテゴリ:トルコ料理
昨年・一昨年と体調を崩し、野菜作り(というか土かな)が思うようにできなかった実家の父。
先日義父の葬儀で会ったらすっかり「おじいちゃん」になってましたが、それなりに楽しく生活している模様。夏野菜も今年は自慢の品があるようで、久々にドカッ!とクール便が届きました。

中身は茄子、ししとう、枝豆、トマト2種類、桃、じゃがいも2種類、坊ちゃんかぼちゃに加えてこれ↓

   P1070414.JPG

オクラ2種類。一般的な緑のオクラと、ちょっと珍しい紫色のオクラです。

オクラは前にも届いたことがありますが、育ちすぎで中がかなり固く、消費に苦労した記憶が・・・- -;今回は割と小さめの段階で収穫してくれたようでよかった。

紫のオクラは緑のより粘るから生で食べるのがいいと聞きましたが、あまり日持ちしないオクラはとりあえず大量消費したかったので、作ってみたかったこれを試してみました。


◆クイマル・バムヤ(トルコ風オクラとひき肉のトマト煮)

   P1070419.JPG

トルコ・ギリシャではオクラをよく食べるので、ギリシャでもオクラを大量にトマトで煮たりオリーブオイルで煮たりする料理があります。でもギリシャ料理のオクラはホントにまだ小さいうちに収穫されたもの。ちょっと雰囲気が違うかな?と思って今回はトルコ料理にしました。

トルコではこんな感じの「主役の野菜をトマト・ピーマン・玉ねぎ・ひき肉のスープで煮る」的なメニューがけっこうあり、カリフラワーのこの手の料理も美味しいですが、ポイントは

   ★ひき肉は(ラムを使わない場合は)豚!

が日本人には美味しく感じると思います。

トルコはイスラム圏なので本来豚肉は絶対食べちゃいけません。
が、日本で羊のひき肉を入手するのは簡単ではないし値も張ります。手に入りやすいお肉で言うと、牛よりは豚ひき肉で作った方が格段に美味しい。鶏も悪くないですが、旨味の点で言うと豚が一番かな。

それと、オクラ特有の粘り。
あの粘り気はヨーロッパでは好まれないらしく、粘りを出さない調理法が一般的です。トルコ・ギリシャでは、酸味を加えることで粘りを押さえるらしく、これにはレモン汁が入りますが、これがウマイ( ̄▽ ̄)ほのかな酸味が食欲をそそります。

これだと1人でオクラを5~6本は食べられるので、昨日は2人で15本くらい消費できました。ダンナさんもこの手の煮込みが好きなので、お代わりしてくれてよかった。ピーマンの苦みがいいんですよね。


≪オクラがいっぱい食べられる!「クイマル・バムヤ(トルコ風オクラとひき肉のトマト煮)」≫レシピ:2~3人分

1) オクラ200g程度は洗ったあとヘタの固い部分を形に沿ってむく。ピーマン2個、玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。トマトは生でもホールトマトでもOK、生の場合は大1個分程度を皮を湯むきして大きめにダイスカットしておく。缶詰なら1/3缶ぐらい。

2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル少々を敷き、ラムまたは好みのひき肉大さじ2程度とピーマン・玉ねぎを炒め、全体に熱が入ったらオクラとトマトを加えてざっと混ぜ、ひたひた程度の水を注いで煮立ったらレモン1/2~1個分を絞り入れ、蓋をしてオクラが柔らかくなるまで煮る。

3) 塩・こしょうで味を調えてできあがり!


この日の全体メニューはこんな。野菜を使いまくったのでお肉はこの煮込みに使った微量のひき肉のみ。

   P1070418.JPG

ししとうは素揚げがいちばん!よく見えてないですが横に粗塩を添えてあります。

   P1070420.JPG

フォカッチャは生地にも中身にもじゃがいもが入っています(⇒レシピはこんな)。じゃがいも入りの生地は甘みと香ばしさが出てとっても美味しい!ダンナさん大喜びヽ( ̄▽ ̄)ノ 

   P1070425.JPG


そこそこの量が届いた茄子もトルコ料理にしてみました。


◆ヨーグルトル・パトルジャン・サラタス(焼き茄子のヨーグルトサラダ)

   P1070424.JPG

ほぼ同じ材料をすりつぶしてペースト状にしたサラダもトルコ・ギリシャ共に存在しますが、今日は焼き茄子の形や食感を保ったサラダに。見た目が涼やかなのでダンナさんは最初デザートかと思ったらしいです(笑)

   P1070427.JPG

ダンナさんも私も日本風の焼き茄子はあまり好きではなく、好んでは食べませんがトルコ料理のは好き。焼き茄子の風味を生姜醤油に合わせるよりも、にんにくやヨーグルトに合わせた方が好みなんですよね。冷蔵庫で冷やすと茄子もヨーグルトももっちりした感じになってとっても美味しかった!


≪ヨーグルトル・パトルジャン・サラタス(焼き茄子のヨーグルトサラダ)≫レシピ:2人分

1) 茄子3本は魚焼きグリルで皮が焦げるまで焼いて皮をむき、へたを取って厚さ2cm程度に切り、皿に並べる。

2) ヨーグルトソースを作る。プレーンヨーグルト大さじ3~4にすりおろしたにんにく1/2かけ、塩少々、チリペッパー適量をよく混ぜて茄子の上にかけ、冷蔵庫でよーく冷やしてできあがり!食卓に出す際、チリペッパーを振ると彩がきれいです。


全体写真のいちばん奥に若干仲間外れ的な一品が見えますが(これだけ明らかにヨーロッパじゃないですね)、これはまた別途ご紹介します。これを作ったせいでワイン飲んだ後ビールが欲しくなってしまったんですよね・・・- -;


夏野菜特集はたぶんまだ続きます。まだ野菜室がぎゅうぎゅうなんだもん。


うん、今日もとっても美味しかったぺろり今日もごちそうさまでしたウィンク

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Last updated  2012.08.17 10:24:46


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