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カテゴリ:息子の事
11月15日に息子の大学1年生の修了式がある。
息子の大学はD工科大学で結構有名な大学で、1年生は約2500人。 そのうち今回1年生の試験をパスして2年生に進級できるのは約450人。 そのうち息子の学部、電気工学部の1年生は60人で、2年生に進級できたのは15人だけ。 そしてその中の一人となって、今度の修了式に出ることのなりました。 良かったよー!! 嬉しいー!! 頭はうちの旦那似なので本当に良かったー!! おかげさまでうちの子は頭が良かったので、息子も娘も学校では先生に誉められてばかりで、親としては本当に助かりました。 もちろん小さい頃は家の中ではオランダ語を全然話さないので、他のオランダ人よりも言葉の問題や読解力の問題があったけど、学校の先生はいくつもの言葉の中で生活しているので仕方がないと理解をしてくれたり、オランダに住んでいるなら、お母さんもオランダ語を話しなさいと言われたこともありました。 もちろんそんな言葉には耳をかさず、「私が日本語を話さなければ誰がこの子と日本語を話すんですか!?日本にはこの子の祖父も祖母もいます。どうやって会話さすんですか!!」と言って私にとっては自然な言葉で話し続け、今ではこてこての京都弁で話します。 旦那の方はセルビア語で通し、テレビや映画、音楽を通して英語を耳にし、今ではオランダ語、英語、日本語、セルビア語を話します。 特に何の苦労もなく、これが自然だった、自然の結果だったと思います。 ただ読み書きとなると全く別で、息子は一人目だったのと、自分から「これなんて読むの?」なんて聞いてきたので、3歳でひらがなは全部読めました。 だから今でもコミック本やゲームの言葉は読めます。 娘は別に聞かなかったので、ほったらかしにしておいたら、ひらがなが少し出来るという程度で終わってしまいました。 セルビア語となると読み書きはできません。 息子と娘が完全に出来るのはオランダ語と英語だけです。 でも良く聞くのは、子供が学校に行き始めると日本語を話さなくなると言うことで、実際そう言うお子さんがほとんどです。 そんな中うちの子がぺらぺらと京都弁を話すのをきいてみなさん驚かれます。 多分私が子供にあわすよりも、子供がママにあわした方が早いと思ったのではないでしょうか!? それと子供たちが小さい頃、実家から送ってきたビデオ、「お母さんといっしょ」、「アンパンマン」「ドラえもん」「日本昔話」などなどを1日中テレビに付けていたからなのでしょうか? 私のところがやって他の家でやらなかったことってこれしかなかったので、密かに私はこれなんじゃないかなあって思っています。 とにかく、子供が小さかった頃は、「言葉がいろいろありすぎて可哀想」「だから同じ年齢の子よりもオランダ語がわからないんだ」とかいろいろ言われて、随分泣かされましたが、大きなお世話だほっとけと思って私は私の言葉で、旦那は旦那の言葉で自然にやっていきましたよ。 おかげでほれ見てみろ、たった15人しかパスしなかったテストにパスして今度、修了式に出るんだ!! 生まれた時からこんな風にいろんな言葉に囲まれた育ってきた子供たちにとってはこれが普通で、1つの言語の家族のほうが珍しいわけなんですよ。 大きなお世話でさんざん泣かされたけど、うちの子は頭がいいんだー!!! 日本人学校に行くよりもオランダ語の方が大切だと思って行かせなかったけど、スロベニア人と結婚をしてドイツに住んでいたお子さんは二人とも、現地の学校に通わせながら、スロベニア人学校と日本人学校にも行かされて、今ではドイツ語、スロベニア語、日本語、英語の読み書きもばっちりでどの言葉の新聞も読まれると言うすごい人がいる。 まあ日本人のお母様が言語学者なのもあるけど本当にすごい。 そのお子さんはどこの国の大学でも勉強できるんだけど、ドイツのミュンヘン大学を選んで勉強している。 すごい家族もあるもんだ。感心感心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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