防腐剤についてのお問い合わせ
今週は、庭に埋める木材について、防腐剤を塗布すべきかとお問い合わせをいただきました。基本、少しでも長持ちするようにしたいなら、絶対に防腐剤を塗布すべきです。そして、数年に1度は塗り替えるようにすべきです。加圧注入した丸太のように既に防腐剤が注入された木材に塗るのは時間と金の無駄なので止めた方がいいと思いますが、特に何もされていない丸太については屋外で使うなら防腐剤を塗った方が絶対に長持ちします。防腐剤を注入した木材でも5年も経てば防腐剤の効果が切れてくるので、そのくらい古い木材になったら防腐剤を塗った方が長持ちするでしょう。焼杭丸太の場合、表面が焼かれて炭になって、それによって腐りにくくなっているので、炭になった部分が削れたりヒビが入ったりで無くならない限り、防腐剤を塗る必要は無いと思います。最終的には使用場所の気温や湿度、水はけなどによって長持ちの程度もかなり大幅に変わってくるので、確実に何年以上使えると保証する事はどんな木材でも出来ないんですけどね…