カテゴリ:WiMAX WiMAX2+
UQでは「UQ宅内アンテナ」の受付を開始しました。
→ http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201701301.html 実はこの宅内アンテナ、 昨年6月にも UQフェムトセルとして先行受付されていました。 → http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201606271.html ● UQフェムトセル(UQ宅内アンテナ)って? UQフェムトセルは WiMAX2+の小型基地局で、 自宅の固定回線経由で WiMAX2+の モバイルWi-Fiルーターを利用できるものです。 ↓イメージ図 利用できるのは、 固定回線として「auひかり」または「auひかりちゅら」を契約中の人のみですが、 (今後、対象とする回線は増えていくようです) WiMAX2+は 屋内での通信に弱い…という弱点がありますので、 フェムトセルのような 小型基地局が無料で借りれるのは良いですね… って、一瞬思ってしまいましたw。 が… 自宅に固定回線があるなら、 わざわざ宅内で WiMAX2+を使用する必要がありません。 auひかりなどに 直接、Wi-Fiで繋げれば良いだけです。 ● auフェムトセル と UQフェムトセル auにも 電波状況改善策として、auフェムトセルを貸し出すサービスがあります。 http://www.au.kddi.com/mobile/area/dennpa-support/femtcell-volte/ auフェムトセルの場合、 固定回線を経由させ、通話品質が改善できる事に大きな意味がありますが、 UQフェムトセルの場合、 固定回線も WiMAX2+も通信なので、フェムトセルを経由する分 通信品質が悪くなるだけです。 また、フェムトセルを経由した通信も WiMAX2+のデータ通信量の対象なので、 3日10GB速度制限や、プランによっては 月7GBの容量制限に達しやすくなるだけです。 …と、いうことで 個人としては まったく無意味なサービスです! 但し、公共の場に設置するのであれば WiMAX2+のサービスエリア補強として良いアイテムだと思います。 UQでは WiMAX2+の帯域 20MHz幅を追加割り当てされた時の条件として、 平成28年度に フェムトセル基地局の導入…を 総務省と約束していたようなので、 実用的に意味が無くても サービス提供しなければならない…という事でしょうね。 こういうのを「大人の事情」といいますw ちなみに UQフェムトセルに GPSが付いているのは、 WiMAX2+の電波送受信タイミングの同期に GPS信号を利用しているとの事で、 別に 設置場所を監視しているなんて事では無いらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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古い記事にすみません。。。
実は、au 4GとWiMAX2+は同じインフラで、 WiMAX2+はau 4Gの周波数帯の一部です。だから、WiMAX2+はauのスマホでも接続できます。 なんで、UQ宅内アンテナを、WiMAXどころかauの電波すら入らない場所に設置した場合、 auのスマホでも恩恵があります。したがって、通話品質を向上させる意味はあると思います。 (本来は、WiMAXとau 4Gは別規格にするはずだったんですが、後の仕様変更でWiMAX2+はTD-LTEとの互換性を持つようになったため、相互利用が可能になった経緯があります。) (2022年03月24日 14時52分31秒)
あいうえおかきくけこ さんの指摘コメントで、
過去アップした記事内容がが間違っているとして、一旦は記事の修正を行ったのですが、 よくよく確認してみると、Band41(2.5GHz帯)では 通話ができないようです。 (明確な確証はとれていないのですが、Band41は通信専用の模様…) このことから不明確ではありますが、修正した記事はもとに戻します。 通話を改善したい場合は「auフェムトセル」が必要ならしいです。 (2022年07月11日 13時12分11秒) |
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