グレートベルト 海峡の夕景
デンマークの海、グレートベルト海峡大橋の通過と日没が重なった。日の入りと言っても、22時過ぎる時刻。天気が良かったので、大勢の乗客が夕陽をみようと、船のデッキに集まっていた。グレートベルト・リンクは、島国デンマークの東と西とをリンクさせるベルト。 グレートベルト東橋は、首都コペンハーゲンのあるシュラン島とユトランド半島を分断する海峡を橋とトンネルで結ぶベルトのシンボル的な存在。大ベルト海峡(ストア海峡)幅は約18km。その中央部にスプロウエ島がある。この島の東側を東橋、西側を西橋と呼んでいる。 1998年に完成した東橋は、全長約6.8km。その中で、最大支間長を誇る吊り橋は、世界第三位の1,624mスパン。第一位は、ほぼ同じ時期に開通した「明石海峡大橋」の支間長1,991m。 グレートベルト・イースト橋の桁下高さは65m。東京ゲートブリッジよりも10m高い。14.6万トンのゲッタウェイ号が余裕を持って通過できる。グレートベルトを過ぎると、8時間後にはコペンハーゲン港・・。写真-1 大ベルト海峡のスプロウエ島と夕陽。写真-2 グレートベルト・イースト橋の吊り橋。写真-3 吊り橋のアンカー・ブロック部。写真-4 グレートベルト・リンクのシンボルがイースト橋。写真-5 グレートベルト・イースト橋を通過・・。写真-6 グレートベルトをあとに、コペンハーゲンへと進む。