市民の緑宝 モナベイル
北ハグレー公園の西側に接するように、モナベイル庭園がある。エイボン川のほとりに佇む、ビクトリア様式の屋敷が「モナベイル」。約13エーカ「53,000m2」の敷地。カーデンシティ・クライストチャーチを代表する、いや市民の誇りとする庭園だ。緑の至宝と形容される。 小生らは、庭師の可愛らしい建物側から入場して、エイボン川沿いを歩きバラ園でトイレ休憩する。バラ園の隣に、レンガ風の母屋が建っている。飲食ができるという。天気の良い日、オープンカフェで寛ぎながら飲むお茶は最高だ・・。 この庭園は1960年代、土地の所有者が教会に売却した後に市民運動化した。教会側が、区画整理事業に乗り出し、資金化を図ろうとしたことに市民が反発した。結局、クライストチャーチ市が教会から土地を買い取り、現在に至る。 このような歴史的背景があるため、「モナベイル」は市民が愛してやまない特別な場所。原則、朝7時から夕刻まで、無料で開放されている。季節によって、素晴らしい花園になる・・。写真-1 モナベイル庭園の出入口。写真-2 モナベイル邸宅と庭師の家。写真-3 穏やかなエイボン川沿いの風景。写真-4 エイボン川に架かる橋。写真-5 モナベイル庭園のバラ園。写真-6 モナベイル庭園の案内看板。