横尾忠則・大和悠河トークショー@兵庫県立美術館
今週土曜日はもう大劇場公演の集合日、そんな休日の中の催しに行ってきました。
いつもはホールで開催されるんだけど、もっとたくさんの方にお入りいただけるように…とギャラリーでのトークショー。
当然音がうわんうわん反響して、タニちゃんは横尾先生の話が聞けているのに、横尾先生はタニちゃんの声がよく聞こえないようで、マイクの持ち方を注意される(もっと口から離すように)タニちゃん(苦笑)。
あまりに何度も指摘され、最後の方はいくらかキレ気味になっていたのがまたステキ(おバカ)。
横尾先生はグリーンのアロハ。タニちゃんは気に入ってるのかな、よく見る麻の白いロングジャケットに白いパンツ、エナメルの白い靴。インナーはグレーのシースルーのシャツに白のキャミ。
ギリギリに着いたんで席は後ろの方だったんだけど、生カメが入っていて、それがギャラリーの壁に3枚映し出されて、しゃべる表情とかはよく見えました。
途中席替えがあって、タニちゃんも左右で顔が違って、右の顔は男っぽいなぁと思ったり。
話はまず横尾先生と宝塚歌劇の話。
初めて見に行ったのは「浅茅が宿」だったとか。
いたく感激したけど、帰ったらもう日常の中でタカラヅカのことなんて忘れてしまう…と、ブロマイドをなんと!1,000枚も買った(もちろん送らせたんだけど)そうで。
その中に大和さんのもあったりしてね、と。
麻路さきさんの退団公演の千秋楽に行ったときは、周囲がみんな泣いているので自分まで泣いてしまい、それ以来、退団公演の千秋楽は行かないことにしていると。
横尾先生がタカラヅカを見るようになったのはここ10年くらいだけど、ずっと見続けていらして、東京での観劇が中心だからバウ公演は難しいけど、本公演は全て、タニちゃんのはこの前の「雨唄」も含めて「LUNA」以来全て見てくださっているとか。
タカラヅカってトップ、2番手あたりは目に入っても、なかなか下級生までは目が行かない。「LUNA」のときだと真琴さん、紫吹さん、初風さんあたりまでなのに、タニちゃんはやたら光って見えたと。
「LUNA」は横尾先生のポスターで、私もあのチラシはもらいました。
いま横尾先生は「隠居宣言」されてグラフィックとかは基本的にされないみたいだけど、タニちゃん主演の公演ポスターを手掛けたいですね、と。
タニちゃんは「花舞う長安」では横尾先生のポスターに載ったんだよね。
それから血液型の話で大盛り上がり。
B型は個性的な人が多いというけど、宙組はB型が多いんじゃないですか?とか。
自分をしっかり持っている人が多いとか。
横尾先生はタニちゃんに「少年ぽい」というイメージを持っているということで、そのちょっと前の映像を、と、シンデレラ・ロック、大海賊新人公演、白昼の稲妻、などの映像が。
二人は一旦ステージを降りたすぐ下で見ていたけど、これを見る限りではあんまり少年ぽいって感じしないですよねぇ、と言うタニちゃんに、もっともっと昔だってばっ!と突っ込む私たち。
そのあと最近の映像ってことでA/L、バレンシア、とトップさんになってからの映像が流れたんだけど、A/Lが出た途端、なぜか会場から拍手が!
ウメ子の姿に涙が出そうになる私…。
「あんまり変わってないけど、痩せたよね」という横尾先生。
タニちゃんはずっとずっとダイエットしてたけど痩せなくて、組長さんに「あんたは痩せないねー」と言われたりもしていたんだけど、宙組に組替えしてさらに他組に特別出演したときにあんまりにも大変で何もしなくても痩せていったと。
てっきり「テンプテーション」の女役の話が出ると思ってたのに特出のことか。
やっぱりキツかったんだね…。
横尾先生は、とりとめなく進行しているようで、胸ポケットから今日の話題を書いたメモを取り出したり、時間をとても気にしていて「あと4分ですね」と言ったり。
しゃべっている様子からは、芸術家だけどかなりフツーな感覚の方なのかなという感じがしました。
トークショーのあと、駆け足で展示を見に行きました。
ちょっと不気味?な雰囲気を漂わせながらもちょっとユーモアがあり。
タニちゃんは1点につき30分くらいずつゆっくり見たい、と言っていたけど、わかるな。
特に前半に展示されていたY字路の一連の作品や戦争を扱ったものとかはもっとゆっくり見たい。
雑誌の表紙もずいぶん手掛けていらして、原画の上にトレペを掛け、それぞれ色指定しているのとかは、もう今ってこういう指定の仕方しないなーって感慨深く見てました。
ほとんど最後の方に、いまも続行中の作品だからだろうな、日曜日の日経に連載中の「奇縁まんだら」の作品たちが並んでいました。
会場で配られた中に「パラプリ」のチラシがありました。
Tシャツの柄があのアニメーションのイラストに変わりましたね。
あのTシャツ、売るんだろうね、きっと。