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[読書（現代）] カテゴリの記事

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  『夏と花火と私の死体』/　著　乙一

  乙一さんの本を読むのは、これが３冊目。ただ、面白いけど何となくはまりきれない自分がいました。でも、ものすごくコアなファンが多い作家さんなので、それを見極めるべくデビュー作を手にとってみました。『夏と花火と私の死体』です。確かにこのデビュー作はすごい！書いた時点で作者は１６歳、賞を取ったのが１７歳。これは只者ではない！と思わせるのに充分な作品。確かに荒削りな部分も目立つし、無理のある箇所も見受けられましたが、この感性と独特の雰囲気はすごいとしか言いようが無い。子供の持つ、残酷さと無邪気さをバランス良く描き怖さと、どきどき感をうまく高めています。まさに作者の原点という感じでした。年齢的に近い読者には、この感性と才能はかなりの魅力にうつるかも。あとがきを小野不由美さんが書かれているあたりも、作者に対する期待感が読み取れますよね。これからの作品に期待したいです。夏と花火と私（わたし）の死体４１９円

  2005年09月09日

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  『天国の本屋』/ 松久淳 ＆田中渉 著

  映画も気になっていたのですが、本の完成度が高いとうかがって、早速買ってみました。この本の作者って、イラストを描く方と２人で活動されているんですね～。ストーリーにあった綺麗な色合いのイラストが話のイメージを広げてくれます。映画になったお話とは、別のストーリーのようですが、この本も充分に面白くて、楽しんで読むことが出来ました。話の内容はシンプルなのですが、話の中に登場する本が、私の好きなものばかりで、特に話の後半で登場するナルニア国物語は子供の頃大好きだったので、すご～く嬉しくなっちゃいました。ナルニア国物語も、今度映画化されるんですよね。今から楽しみなんです♪肝心の本の方は、文章も内容も読みやすくて、１日あれば、簡単に読めちゃいます。本が苦手な方でも、綺麗なイラストを見ながら２日もあれば読めるんじゃないかな。大人も楽しめるファンタジーです。是非読んで欲しいな（＾＾＊）天国の本屋476円

  2005年08月28日

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  『ハチミツとクローバー』／羽海野チカ 著

  フジテレビ系の深夜枠でやっているアニメーションの『ハチクロ』を見始めてしまって、すっかりはまってしまいました（＾＾；アニメなんて見るのは、大好きな作家の小野不由美さんの『十二国記』がNHKさんでアニメ化されたのを見たのが最後で、今まで全然興味なかったのになぁ。出てくる登場人物が、みんな片思いで甘酸っぱいのよ～、切ないのよ～。それで遂に漫画にまで手を出してしまった。!!!オーノー!!!取りあえず１巻と２巻を買ったんだけど、１巻のカバーが折れてたので、交換待ち。でもぱらぱらめくってみて驚いたのが、漫画の世界観や、セリフがが原作そのままにアニメ化されてるの～。これってかなり珍しいのでは？大抵、妙にいじられちゃって散々になるのに。小説を映画化してがっかり＿|￣|○ ｶﾞｸｯってパターンはよくあるしね。あぁ、早く続きが読みたい、、、。ハチミツとクローバー（1）400円

  2005年08月14日

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  『川の深さは』/福井晴敏 著

  楽天広場のお友達の『ぷりmama』さんの大好きな福井さんのデビュー作を読んでみました。１冊も読んだ事がなかったけど、ぷりmamaさんのところで色々情報を得ていたので、なんだか他人とは思えなくて（笑）読んだ本のタイトルは『川の深さは』最初タイトルの意味が分からなかったのですが、読み進めていく内に、雑誌に掲載されていた心理テストの問題だって言う事が分かってきます。ちなみに私は腰までだったのですが、mamaちゃんはどこまでだった？（笑）物語の方は、最初から緊迫したストーリーが展開。複雑にからみ合った、登場人物達それぞれの物語が無理なく１つの流れにおさまっていきます。登場人物達も生き生きとしていて魅力的だったし、人間臭くて、感情移入もしやすかったかな。どきどきハラハラしながら、最後のページまで一気に読み切った感じです。出てくる登場人物達の事をどんどん好きになっていくので、みんなに幸せになって欲しかったけど、そうならないのが現実かな。。。他の作品も読んでみようかな～。mamaちゃん、次はどれが良い？？川の深さは648円

  2005年08月01日

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  『陰の季節』　横山秀夫

  『半落ち』で有名になった横山秀夫さんの警察小説シリーズの『陰の季節』を購入して読んでみました。D県警を舞台にした、４つの短編集なのですが、どれも警察内部の事件を題材にしているので、物珍しく、興味深く読む事ができました。どれも話の内容に無理がなく、伏線が最後にきちんとパズルのように収まっていくのが、心地よかったです。この短編小説集の登場人物の中の１人を、主役にして書き上げられたのが、オダジョーと仲間ちゃんが主役でドラマ化された『顔-FACE』です。こちらの小説も、魅力的な登場人物と内容でとっても面白かったです。小説にはオダジョーの役柄の設定はないんですよ。ドラマ化するにあたって、話を膨らませたんでしょうね。ドラマを見ていた人も、見ていなかった人にもこの本は楽しんでもらえると思います。個人的には続編も読んでみたいな～(⌒∇⌒)陰の季節448円顔-FACE590円顔-FACE DVD-BOX19140円

  2005年07月24日

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  ブックバトンが回ってきたよ♪

  ぷりmamaちゃんから、ブックバトンが回ってきました♪本は大好きなので、喜んで参加させていただきます～。d(@^∇゜)/ファイト！１．持っている本の冊数　200冊前後だと思います。　実家には、これとは別に３段スライド式の本棚　いっぱいに本がありますけど（＾＾；　それを入れると、ちょっとすごい数かも。。。　２．読みかけの本　『天切り松闇がたり』（第3巻）ですね。　読み終わって、読み返しているところ。　今回も泣けます！！３．最後に買った本　　楽天ブックスで注文したのが届いたばかりなので、　この５冊です。　『天切り松闇がたり（第3巻）』浅田次郎/著552円　『川の深さは』福井晴敏/著648円　『陰の季節』横山秀夫/著448円　『動機』横山秀夫/著514円　『千里眼マジシャンの少女』松岡圭祐/著838円４．思いいれのある本　　ナルニア国物語『ライオンと魔女』　1300円　『ナルニア国物語』シリーズ、全７巻です。　小学校の時に巡り会って、なんて面白いんだろう！って　はまっちゃいました。　もともと好きだった読書に拍車がかかった作品かも。　　『そして誰もいなくなった』　640円　　　『アクロイド殺し』　680円　中学から電車通学だったので、手軽に読める文庫本に　はまります。　アガサ・クリスティーは、ミステリーの面白さを　教えてくれた作家さんかな。私の周りでは、もうバトンが回す所がないくらい、広がっちゃっているので、今回はここでストップします。皆さんのお好きな本はあったかな？？

  2005年07月22日

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  『スローグッドバイ』/石田衣良 著

  石田衣良さんが描く、初のラブストーリー集。今までの作品の中では、『恋愛』はそんなに重要なポジションにない事が多かったので、どんな風に仕上がっているのか興味がありました。結果は、、、。かなり『甘めの仕上がり』でした。10編の短編の中に、様々な形の恋愛模様が展開しているのですが、出てくる男の子達の優しいこと。。。10代の頃には物足りなく感じちゃうかもしれないけど、年々ありがたく感じてくる男性の優しさ。そういう雰囲気で溢れています。みんな良いお話でしたが、個人的には７作目の『ローマンホリディ』が好き。最後にくすって、笑えるところが良かったな。今までの作品を考えると、ちょっと意外なラブストーリー集。女性の方にお薦めしちゃいます♪↓爽やかな表紙も素敵でしょう？　スローグッドバイ457円

  2005年07月15日

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  『ダックスフントのワープ』／藤原伊織 著

  最初に藤原伊織さんの小説に触れたのは色々な作家さんとの短編集の中の1作で『台風』と言うお話でした。印象に残るお話で、作者の名前をずっと記憶していて、他の話も読んでみたくなり、表紙がのイラストが、とっても可愛かった、『ダックスフントのワープ』を買ってみました。正直、表紙の可愛さとは全然違う、結構ハードな内容に唖然としました。良い意味でも、悪い意味でも裏切られた感じかな。４つのお話が収録されているのですが、人生の厳しさを痛感させられた感じです。個人的には4作目の『ユーレイ』って言う話が気に入ったかな。大人のファンタジーって言う感じです♪1個1個のお話は奥深いのですが、４つの話中、３つのお話の主人公の設定が似過ぎていて、ちょっと残念だったかな。哲学的で、友達が少なくて、人付き合いが苦手で、客観的に観察してしまうってところが一緒なんです。ヽ(￣￣￣￣￣￣∇￣￣￣￣￣￣;)ノかなり初期の短編集なので、人物設定をするのが苦手だったのかなと、邪推してしまいました。次は直木賞を受賞された『テロリストのパラソル』を読んでみようと計画中です♪ダックスフントのワープ457円テロリストのパラソル619円

  2005年07月13日

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  『なんといふ空』／最相葉月著

  先月見た映画の中で『ココニイルコト』って言うのを紹介させていただいたのですが、それの原作本です。45個の短編のエッセー集なのですが、私が一番驚いたのが、この話がノンフィクションだったっていうこと。1作目に登場する『わが心の町大阪君のこと』っていう、1300文字程の短い文章から、あの映画が作られていたんです。古いものが好きな事、阪急ブレーブスが好きな事『好きなように生きたらええんちゃいますか』っていう口癖。これらの共通点から、ストーリーを膨らませていったんだと思うのですが、映画の完成度も高かったので驚きでした。(⌒▽⌒;) オッドロキー手軽に読める短編集で、1日で読んじゃいました。ノンフィクション作家として賞を受賞したりもしているそうなので、他の本も読んでみようかな～。なんといふ空590円

  2005年07月06日

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  『黒祠の島』 小野不由美／著

  『十二国記』で、すっかりはまってしまった、小野不由美さんの文庫本を買ってみました。孤島で起こる猟奇殺人の犯人探しが、メインのストーリーなのですが、限られた空間、無気味な巨大な屋敷に住む謎の住人、謎の少女。。。この設定は、小野さんの別の人気長編小説を彷彿とさせて、ちょっとなぁ、、、。σ(^_^;)おどろおどろしい雰囲気や、殺伐とした感じは相変わらず上手いです。ただ、今回はこの人好きだな～って、感情移入できる存在がいなかったので、なおさら物語の中に入りきれなかったのかも。面白いんだけど、もっと面白く書けたんじゃないかなって思っちゃった作品でした。犯人は、結構意外で良かったんだけどなぁ。。。ちなみに『黒祠』とは、『邪教』という意味だそうです。神社に神様以外の物を祀って、それを崇める信仰という意味合いで使われているようです。黒祠の島 ( 著者： 小野不由美 )657円

  2005年06月16日

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  『うつくしい子ども』　石田衣良

  以前友人に借りて読んで、ものすごい衝撃を受けてその時にも２～３回読み直したのですが、やっぱり手元に置いておきたくなって、購入しちゃいました。後書きでも触れていますが、文庫本の帯の所に普通のミステリーではあり得ない、犯人の事がずばっと書かれています。Σ('◇'*)最初に見た時は本当に驚いて、しかもそれを作者自身が考えて、あえてそうしたと読んで更にびっくり。つまり作者にとっては、犯人が誰かと言う事はどうでも良い事だったんですよね。お話の主題は他にあるんです。その目論みは成功していて、色々考えさせられる本当に良い小説に仕上がってます。これが、作者の初長編小説だなんて思えない程。確かに扱っているテーマは重たいし、辛いシーンも出てきますが、なんだか読んだ後が清々しいんです。作者の代表作の『池袋ウエストゲートパーク』ももちろん大好きですが、これも私のお気に入りの１册で永久保存版です♪うつくしい子ども (著者：石田衣良)476円

  2005年06月10日

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  『夜離れ』乃南アサ/著

  新潮文庫の新刊で見つけた、乃南さんの新しい文庫本です。帯に書いてあった『ホントだったら恐いけど、どこか　痛快な６つのマリッジ・サスペンス』って言うコメントを拝見した時に、きっと乃南さんのことだから背筋の辺りがぞくっとするような、後味の悪い短編集だろうなぁ、と想像しながら読み始めたのですが、まさにその通りでした（笑）お友達の中にいたら嫌だなぁ～っていう女性のオンパレード。後書きを心理カウンセラーの方が書いてて、それぞれの女性の心に抱えている闇を解説して下さっているのが、尚更リアル！結婚が絡むと、女の人ってこんなに心が乱れるの？って、男性が読んだら女性が恐くなっちゃうかも。。。短編集で読みやすくて、価格も手頃な438円（税抜き）です。乃南アサさんの作風が好きな方は是非どうぞ♪夜離れ438円

  2005年06月04日

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  また本を買っちゃいました。

  実家の本棚の整理をしに来たつもりが、またまた本を買っちゃいました（＾＾；大きい本屋さんに飢えていたので、入っちゃったらほしい本がたくさん出てきちゃって、、、。それでも4冊でこらえたんですけどね（誰か誉めて）1冊目は『流星ワゴン』（重松清/著）映画化される話題作ですね。流星ワゴン ( 著者： 重松清 )文庫化されて695円（税抜き）2冊目は『うつくしい子ども』（石田衣良/著）これはすでに読んでいるのですが、手元に置いておきたくなってついに買っちゃいました。石田さんの作品が好きになったきっかけの本なので。内容は結構ヘビーでもありますけどね。うつくしい子ども ( 著者： 石田衣良)476円（税抜き）3冊目は『黒祠の島』（小野不由美/著）大好きな十二国記の続編が出るまでのつなぎに、1冊。まだ読んでいなかったのを思い出して買っちゃいました。黒祠の島 長編本格推理 ( 著者： 小野不由美 )657円（税抜き）残りの1冊は、新刊のせいかアファリエイトに登録が無かった、乃南アサさんの新作の『夜離れ』438円（税抜き）帯に書いてあった『ホントだったら怖いけど、どこか痛快な６つのマリッジ・サスペンス』っていうのに惹かれました。結婚している人が読むと、怖さもひとしおかも♪さてさて、これらは本棚が片付くまでは封印しておかないと。家に戻ってからのお楽しみだな(^-^*)v

  2005年05月26日

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  『13階段』　高野和明

  最初に、この本を読もうと思ったきっかけは、あとがきを宮部みゆきさんが、書かれていると知った事から。楽天ブックスで注文して、届いた本を見ると帯に思いっきり『宮部みゆき氏　大絶賛』の大きな文字が。。。こういう本って、はずれが多いんだよなぁ～なんて思いながら読み始めたのですが、あっという間に、本の面白さに引き込まれてしまいました。死刑囚を扱った、ある意味重たい話なのですが、それを払拭させる、文章と謎ときの面白さ、登場人物の人間臭さや、魅力にやられちゃいました。謎ときがメインなので詳しい事は書けませんが、伏線の張り方も見事です。またもや、3度読み替えしたのですが（笑）、読みなおす度に、新しい発見がありました。映画化されている作品ですが、ご覧になった方もまだご覧になっていない方も、ミステリーのファンでしたら、読む価値はあるかも。13階段648円

  2005年05月19日

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  『白夜行』東野圭吾/著

  とっても分厚い迫力のある単行本。それが、東野圭吾さんの『白夜行』です。評判の良い本で、他の本好きの方のHPでも誉めていらっしゃる事が多かったので、ずっと読みたいと思っていたんです。１度読み終わって、息を付く間もなく、また最初から読みなおしました。13章からなる、それぞれに独立した短編でもあり、長編としてもちゃんと繋がりのある作品なのですが、それぞれの短編に潜んでいる伏線がすごい！それを再確認したくて、結局３回読みました。あ～、このエピソードが後で生きてくるのね！と、感心する箇所がそこかしこに。よっぽど頭が良くないと、書けない本ですね。最後の13章が、ちょっと急展開過ぎるきらいもないことはないのですが、読んで損はしない本です。個人的な意見を言うと、この作品を読んで、ある小説を思い出しました。宮部みゆきさんの『火車』です。主役である犯人の動機や心情を、あえて書きつらねていないところや、空気感が似ているのかも。分厚い背表紙を見て躊躇していた方、面白いので是非読んでみて下さいね♪↑この写真はハードカバーですが、1000円で文庫本が出てます♪

  2005年05月17日

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• 今月の楽天ブックス(⌒∇⌒)

  ちょうどお腹を壊してダウンする直前に、楽天ブックスで注文しておいた単行本が届きました♪おかげで苦しいながらも、気を紛らわせて助かったんですよね（笑）今回は欠品があったので４冊だけ。・『珍妃の井戸』浅田次郎／著　大ベストセラーになった『蒼穹の昴（全４巻）』の続編。　文庫化されたばかりで、価格は660円・『13階段』高野和明／著　反町隆史主演で映画化もされた、原作本。価格は680円・『白夜行』東野圭吾／著　久しぶりにこんなに分厚い文庫本を見ました（笑）　ゆうに3センチは有りますね～。価格は1050円・『female』5人の女性作家による短編集。　今月公開される映画の原作本。　主演の女優も長谷川京子、大塚寧々、高岡早紀など豪華！　価格は380円これでしばらく、また読書の時間が楽しめます。欠品だった分は、、再度注文してみなくっちゃなぁ。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

  2005年05月05日

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  『蒼い瞳とニュアージュ』　松岡圭祐/著

  『催眠』や『千里眼』シリーズで人気の松岡さんの新しい『カウンセラー』の物語です。臨床心理士って言う職業に、かなりの思い入れがあるんでしょうね～。自身が、そちらのお仕事もされていたので職業的に詳しいと言うのもあるのでしょうが。すごく面白いけれど、スケールが大きくなり過ぎてちょっと戸惑っていた『千里眼』シリーズよりも身近に感じられる内容と、主人公です。専門的な言葉も少なめで、一度読んだだけで内容が頭に入ってくる感じ。戦闘機とか、武器の名前って、詳しく書かれても女だと興味がないのでピンとこないのよねσ(^_^;)今のところ１冊で完結しているので、Σ('◇'*)エェッ!?この単行本だけで話が終らないの？？って本屋に走る事にならなくて済むのは、ありがたい。でも話の最後の感じだと、作者がその気になれば、続編が出ないこともなさそうかな？（笑）蒼い瞳とニュアージュ ( 著者： 松岡圭祐 )600円

  2005年04月28日

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• 『レイクサイド』東野圭吾/著

  映画の原作になった東野さんの本を購入しました。東野さんの本は、先が気になっちゃってどんどん読み進めちゃうんですよね。この本も先が気になってしまって、一晩で読み切ってしまいました。さすが映画になっただけの事があって、文章がそのまま映像になって浮かんでくるような感じです。登場人物も映画のサイトでチェックしていたので、その俳優さんに当てはめながら読む事ができたので感情移入しやすかったですね。話の内容も複雑な話ではないので、読みやすくて、どなたにでも受け入れやすいと思います。ストーリーに触れるとネタバレになりそうなので、あえて書きませんが、ミステリーを読み解いていく過程が楽しい本でした。【楽天ブックス】レイクサイド新装版950円

  2005年04月23日

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• 楽天ブックスのお買い物

  また楽天ブックスで本を買っちゃいました。今回購入したのは、先日も書きましたが・下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん （嶽本野ばら）　\600あと、東野圭吾さんの・レイクサイド　新装版　\950それと、松岡圭祐さんの・千里眼　運命の暗示 　\571・蒼い瞳のニュアージュ　\600あと珍しく、漫画を１冊。普段めったに読まないので、これはかなり珍しい（笑）最近かなり読むペースが早いので、また次に買う本も選んでおかないとなぁ。ついでに本棚の整理をして、読まなさそうな本に関してはBOOK OFF行きを決定しなくては。前後２列で本が並んでいて、非常に使いにくい状態になっているんだわσ(^_^;)

  2005年04月21日

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  『下妻物語　ヤンキーちゃんとロリータちゃん』

  いやぁ、読まず嫌いは駄目ですね（笑）映画化されたと聞いた時に、ちょっと興味が湧いて、映画の評判も良くて、でも見に行きそびれちゃって、そのままになっていたのですが、何となく手に取って読み始めた『下妻物語』。馬鹿馬鹿しいけど、すっごく面白かったです。小説を読んで、声に出して笑ったのは久しぶり。本当に『あはは』って、文字のように笑いました。家で読んでいて良かった。電車の中だったら、変な人だぞ、私。作者の方が突飛なイメージがあって、読まず嫌いだったのを後悔しました。『乙女のカリスマ』って言うけど、お前は男だろう！って心の底から思ってました。やっぱり小説家は、あの辺まで突出していないと、作品は書けないのかもしれません。脱帽です。こうなると映像化された物も、見たくなってきましたね～。話の雰囲気を壊していないと良いんだけど。配役は、ぴったりな感じがしたけどもね。下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん (著者：嶽本野ばら)￥600

  2005年04月16日

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• 『薔薇の木　枇杷の木　檸檬の木』江国香織/著

  江国香織さんにしては、登場人物の多いこの小説。ざっと数えただけでも女性が9人、男性が６人（子供含む）。それらの人々が出会って、別かれて、愛しあって。一見複雑だけど、普通の日常が描かれています。この方の作品を読むと『普通』っていうことは、ある意味すごく難しいと思わされます。皆どこかで『狂気』と紙一重の生活を過しているのかなぁ。一番幸せで。普通の家庭におさまっているように見える人が、簡単に道を踏み外していく過程とか、さらっと書かれていて、読んでて、心がざわざわします。美しい言葉で綴られていて、読みやすい文章。江国さんの本を読んだ事のない方でも、とっつきやすい本だと思いますよ。【楽天ブックス】『薔薇の木　枇杷の木　檸檬の木』￥648

  2005年04月14日

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• 『カウンセラー』松岡圭祐/著

  昨日御紹介した『催眠』シリーズの主役の嵯峨さんが、久しぶりに主役で活躍する、シリーズ３作目の『カウンセラー』です。この方の作品は、話の中に精神的に不安定な方がたくさん出てくる割には、残虐な殺りくシーンを書かないって言うのがポリシーだったようなのですが今回は主題を突き詰めていったら仕方がなかったということで、結構えぐいシーンが出てきます。ページ数にしたら、かなり少ないですけどね。お馴染みの脇役達も、ちょこちょこ顔を出しているのは、愛読者としては嬉しいところ。話の内容は今回もかなりこっていて、この伏線がここで生きてくるんだ！と、何度も思わされました。それが、最後にすべてが丸くおさまる感じです。その手腕は、相変わらずすごいですね。テーマもはっきりしているので、感情移入しやすくどんどん話に引き込まれて、結局一晩で完読してしまいました。これで、この前注文した分は全て読み切っちゃった。またゴールド会員は『ポイント２倍』のメールが来ていたから、楽天ブックスに注文しなくちゃ！！

  2005年04月07日

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  『後催眠』松岡圭祐/著

  ここのところ、松岡圭祐さんに若干はまっています。一番最初に読んだのは、入院中にプレゼントされた『マジシャン』っていう本でした。これが面白くてはまってしまって、次に読んだのが超ベストセラーの『千里眼 』でも発行の順番からいうと、『催眠』シリーズの方が先なんですよね。『千里眼 』シリーズには、催眠の主人公の嵯峨さんがちょこちょこ脇役で出てくるし。『催眠』の方は、映画やドラマになったりしていたのである程度の知識はあったのですが、『後催眠』はノーマーク。なので読んでみました。内容は意外にもファンタジーな感じのラブストーリー。奥深い愛情に裏打ちされた物語です。このシリーズにしては、本もそんなに厚くないし、１日あれば読めちゃうと思います。松岡さんのイメージがちょっと変わる作品でしたね。タイトルは『後催眠』ですが、『催眠』よりも以前のお話です。まだ若くて、苦悩している嵯峨さんが出てきますよ。後催眠( 著者： 松岡圭祐 | 出版社： 小学館 )476円

  2005年04月06日

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• 『社長をだせ！』川田茂雄/著

  先日、鈴木京香さん主演でドラマ化されていたので、御存じの方も多いかもしれない、この作品。かなりのベストセラーになっていたと言う事もあって期待していたのですが、、、。当たり障りない感じですね～。ある程度の規模の会社でサービス業や、接客業に携わっていれば、これくらいの内容は日常茶飯事。そんなに珍しくもないんですよね。『事実は小説より奇なり』、まさにそんな感じの毎日でしたから（＾＾；暴力団関係の方に軟禁されたことのある人も、周りに何人もいたしなぁ。普通のお客さんに振り回されるのは、いつもだったし。全く関係のない業種の方が読んだら面白いのかも。もと接客業の私からしたら、物足りなかったかな。まぁ、あんまり具体的な事を書いたら、本人にばれちゃうから、当たり障りのない所だけを文章にしたのかもしれないんですけどね。【楽天ブックス】社長をだせ！文庫本で648円です。

  2005年04月04日

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• 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』江國香織/著

  文章や、言葉選びの美しい江國香織さんが、山本周五郎賞を受賞されたのがこの短編集でした。この本には、ごくごく短めの短編が10作入っています。すべてがラブスト－リーです。本のタイトルからは想像がつきませんが（笑）この方の本は、すごく普通に見えて『危ない』なぁと以前から思っていたのですが、これも『危険』な本ですね。色々な、普通の枠から少し外れてしまった愛情の形を、計算され尽くした濃密な文章で読ませられていきます。それを嫌みにならないで、さらっと読ませてしまうのが作者のすごいところです。女の人は、読んだ後自身の恋愛について考えてしまうかも。そして、私もその一人ですね。あぁ、今夜また読み替えしてみなくっちゃ。泳ぐのに、安全でも適切でもありませんこのリンクは、1365円の単行本ですが、457円の文庫本が発売されたばかりです。

  2005年04月01日

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• またまた読書中毒

  この前購入した本を読み終えて、気に入った物は２度読みもしたのですが、また新しい本が読みたい～。そんなわけで、また楽天ブックスに注文を。この前、鈴木京香さん主演でテレビドラマにもなっていた『社長をだせ！』浅田次郎さんを始めとする、男性作家12人の短編集の『特別な一日』直木賞を受賞された江國香織さんの『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』最近また、個人的にはまっている松岡圭祐さんの『千里眼ミドリの猿』＆『カウンセラー』いつもなら結構時間がかかるのに、今回は注文したらすぐに来ました♪発売されて（もしくは文庫化されて）間もない作品が多いせいか、まだリンクができていないですね。面白いかどうか、楽しみですヽ(=´▽`=)ノ

  2005年03月29日

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  『夢の工房』真保裕一/著

  『ホワイトアウト』で有名な、真保裕一さんのエッセイ集です。今まであっちこっちで書いていた、色々なテーマの短い文章と書き下ろしの中編小説を１冊にまとめたもので、執筆秘話などが読めて面白かったです。昨日ちょうどテレビで、映画の『ホワイトアウト』をやっていたので、エッセイをふまえて観てみたのですが、また違った面白さがありました。最近の日本の小説を元にした映画で、あまり納得のできるレベルの映画って少なかったのですが、これは脚本を作者の真保さんが手掛けているだけの事はあって、原作のイメージを崩す事なく映像化できていて、面白いと思います。でもやっぱり原作の方が面白いかなぁ（笑）原作がまだの方は、キャストを当てはめながら読んでみるのもまた楽しいかもしれないですね。【楽天ブックス】夢の工房真保裕一著　629円

  2005年03月27日

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  『未練』乃南アサ/著

  乃南アサさんも、私の好きな作家さんの１人なんですが作品の中でも大好きな『女刑事　音道貴子シリーズ』の最新作です。直木賞を受賞された『凍える牙』で登場してから、この作品で４作目になります。短編集の『花散る頃の殺人』そして、上下巻の長編作品『鎖』、そして短編集の『未練』と続きます。もちろんどれから読んでも、完成度は高くて面白いですができれば発行順に読んでもらえると、音道さんが事件を通じて変わっていく様子がよく分かって、尚更楽しめると思いますよ。今回の作品も趣向を凝らした作りになっていて、どれも違った面白さのある短編集になっています。長編も、短編も面白い作者の方は珍しいと思うので、今後も楽しみですね。【楽天ブックス】未練 女刑事音道貴子

  2005年03月21日

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  『きんぴか』浅田次郎/著

  浅田次郎さんの著作は、ほとんど持っているのですが、書いていらっしゃる本が多くて、次にどれを読もうか悩んでしまったので、ある掲示板でお薦めの本はありますか？って書き込みをしておいたところ、２～３名の方がイチオシにあげてくれていたのが『きんぴか』だったんです。もともとは１冊の本だったようなのですが、文庫本にするにあたって３巻に分けたようです。『三人の悪党』『血まみれのマリア』『真夜中の喝采』の３冊です。タイトルからも分かるように、お得意のピカレスク小説です。『プリズンホテル』や『天切り松』のシリーズがお好きな方にはたまらない内容になっています。とくに２冊目の血まみれのマリアは、『プリズンホテル冬』にも再登場していますから、作者お気に入りのキャラクターなのかも。馬鹿馬鹿しいお話なのに、ホロッと来たりするところもあって幕の内弁当みたいな小説です。これが『幻のデビュー作』らしいです。恐るべし、浅田次郎（笑）三人の悪党 長編悪漢小説( 著者： 浅田次郎 | 出版社： 光文社 )

  2005年03月20日

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  読書中毒

  最近活字が読みたい衝動にかられていて、寝る前の読書の時間が日に日に長くなっていますσ(^_^;)夜更かしすると、翌日辛い事が分かっているのですが、読み始めたら止まらない～。3/8に楽天ブックスで注文しておいた本が、6册ほど届いたんですけど、１冊手に取ってしまったらもう駄目！！続きが気になってしまって、どんどん読んでいます。そして、最後の１冊が残り数ページになっています。今回注文した本は浅田次郎さんの『きんぴか』シリーズの３冊。乃南アサさんの『未練』『ピリオド』松岡圭祐さんの『後催眠』本屋さんで未知の本を選ぶ楽しみもあるのですが、ネットで検索機能を使って注文する便利さと、家まで届けてくれる便利さを味わってしまうと、ネットショッピングでの本の購入が増えてしまうのは仕方のない事かも。さてさて、また何か購入しないとな～。今度は何を読もう？楽天ブックスはこちらから↓

  2005年03月19日

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