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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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November 17, 2007
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カテゴリ:雑考あれこれ
このタイトルは、山形県の斎藤農機製作所という企業の社訓から来ています。(いつぞや紹介した起動線からのメールからの転載)

社訓だからもともとは会社の話だが、十分に個人のキャリアパスについても当てはまるのではなかろうか。

さすがに終身雇用が当たり前の時代ではなくなってきた。(まあ、官僚や大企業とかは違うだろうけど)各個人も所属企業にあまりに依存せずに自己の履歴書の切磋琢磨が要求される世の中である。

これを面倒とみるか、面白いと思うかで、今の時代が楽しいかどうか、かなりの部分が決まるのかもしれない。前者で考えれば、せっかく会社の人事部が勝手に考えてくれていたのに、自分で考えるなんて面倒だ、と思うだろうし、後者で考えれば、自分の生き方のうち仕事をしている時間(実に結構な割合のはず!)を自分でデザインできる楽しみがある。何も好き好んで「5時から男(女)」になる必要はなくなる。

個人的には、履歴書そのものを書くのが面倒なんだけれど、自分でキャリアパスを考えるのは楽しいことではある。(特に障害を考えなければ)

で、タイトルに戻ると、まさにわずか社会人経験が約10年の割には自分に当てはまるな、と感じ入った。けれど、最初から計画はしていないな、ほとんど。振り返ってみれば、結構前職の経験が役に立っているな、という程度。

例えば、政策研究などはまさにぴったり。戦略の対象が国単位になるか、企業単位になるか、の違いで、基本的には相通じる部分である。また、なまじアメリカ企業にいただけに、割合アメリカ人の思考回路は分かるようにある程度訓練されている。それに、クライアント先の日本企業で社内政治とか、日本人的な組織行動パターンも多少見せてもらっていたので、日本について考える上でもある程度は(扱いにくいということは)分かる。

けれど、最近よく一番よかったな、と思えるのは、マーケティングハートを教わったことだろうか。マーケティングハートというのは、母校の某有名教授の本のタイトルであるが、マーケティングに必要な心構えと言ったら分かりやすくなるだろうか。

人は買って買って、という思いを強く受けたら、なかなか買ってくれないし、いくらメリットを語ってもらおうとも何となく胡散臭く聞こえてしまったりする。

が、マーケティングハートというのは、自分がこれを売りたい!という思いはまずおいておいて、客(相手)が何を欲しがっているのか、を最初の会話の中で探っていく。その上で、ニーズからウォンツまで自分の中で落とし込んでから、実はわたくし、あなたのそんな願いをかなえてくれる、こーんな商品(サービス、ノウハウ、知識などを含む)を持ってるんですよ~、と伝えたり、におわしたり、ちょっと与えたり。

客側もそこまで自分のニーズをちゃんと理解してくれて、ぴったりの商品を提示されれば、大体は喜んで買ってもらえる。そうやって、Win-Winの関係を築こうというのが、基本思想。

ちなみに、今の業界だと、相手のニーズを掴むというよりは、(財団で何が欲しいかなんてあまり分からんわな)自分がこーんな研究をしたいので、お金ちょうだいな、という世界なので、そんなマーケティングマインドを持った奴は少ない。目端の利いた人なら、ちゃちゃっと、トレンディなトピックを選んで書くし、という程度かな、多分。

そんなことに最近思い当たるようになり、ちょっとビジネスセンスを以って、面白い提案をするつもり。ふふふ。





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Last updated  November 17, 2007 04:12:08 PM
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