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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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December 22, 2007
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カテゴリ:雑考あれこれ
コンサル業界にいれば、「仕事の効率を上げよ」ということを骨の髄まで叩き込まれる。そのせいか、タブキーを使わないでマウスでIDとパスワードの間をカーソル移動させている人を見ると、いらいらしたり、何でもかんでもマウスを使っている人がやけに目に付く。ちょっとはショートカットキーでも勉強したら?といいたくなることが多い。が、あまりに周りがそうだから、いちいち言わないが、こうしたイライラ感を共有してくれる人が少なすぎて寂しい思いはする。

今日元同じ会社のお偉いさんだった人の雑誌記事を読んで、似たようなことが書いてあって、ついつい、そうそう!といいたくなった。これでも、ピリ辛程度に書いているけれど、この人のはもっときつい表現だ。やっぱ、前の会社の人たちの表現ってきついな。。。私は慣れてるからいいけどさ。
http://www.microsoft.com/japan/inno/007/presenter/default.aspx

そして、同じく元同じ会社にいた人が経営する起動線も、共鳴することが多い。で、今日もその起動線から。

アクティブ・ノンアクション
毎日を多忙に過ごしているにもかかわらず、本当に必要で意義があり、真の充足感をもたらしてくれる何かについては、まったく達成できていない状態。行動しているように見えて(アクティブ)、実はなんの行動もしていない(ノンアクション)という危険な落とし穴だ。
(『リーダーシップの旅 見えないものを見る』より)

ほんとだよ、この言葉。日本の、ほとんどの宮仕えの人にあてはまりませんか?

どういうところで自分が該当するか分かるかというと、以下3点に該当すれば大当たりです。
 1. 「やらなければいけないことが多すぎる」
 2. 「変えようのない制約が数多く存在する」 
 3. 「どんなに考えても、これ以外の選択肢はない」

けれど、2番なんかは意識がないと難しいかも。無意識のうちにいっぱい制約が頭を占拠している可能性大。もし仕事でしょっちゅう、できっこないじゃん、なんてつぶやいているのなら、一度なぜ?なぜ?を自分に聞いてみると、制約がいっぱいでてくるはず。

じゃ、何でこんなことに?というと、著者が解説。(『意志力革命 目的達成への行動プログラム』を起動線の著者が意訳)

ノンアクションの罠を克服することのできるマネジャーはみな、自分の仕事と職場環境を積極的にコントロールしている。我々の調査では、目的意識を持って行動をとるマネジャーには、ある決定的な資質が共通して見られることが判明した。それは、決められた職務規定の範囲内で仕事をしているものは誰もいないということである。

裏を返した表現だが、とどのつまり、人の言いなりになっている限りは「ただ忙しいだけ」状態から脱することはない。

これもまた、コンサル業界だと、骨の髄まで言われます。全ての行動には理由がある。誰かに言われたからというのだけは理由にならない。(クライアントに言われれば半分くらい別ですが)理由のない行動はするな。(それは無駄な行為だから、無意味だから)上司がいったからやると、後で上司からなんでお前こんなことをしたんだ?と聞かれる。だって、上司がいったから、などと言おうものなら、お説教が始まります。

もっと要約すると、頭は帽子をかぶるためにあるんじゃない、考えるためにある。

なんだけど、しょっちゅうみます、アクティブ・ノンアクションの人。

さらにときどき見かけます、本当に必要で意義があり、真の充足感をもたらしてくれる何かについては、まったく達成できていない状態に自分があることには気付いていて、ひたすら愚痴る人たち。全く気付いてないよりかはいいんだけどさ、ちょっとはどうしたらいいか考えたら?





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Last updated  December 22, 2007 04:55:55 PM
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