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テーマ:気になったニュース(30422)
カテゴリ:時事
さてさて、ようやく残業終了。本気で一日の作業。本来ならば今週末は三連休なのだが、そんなのにまったく無縁な私。
ここ数日ろくに新聞も読んでいなかったので、ざっくり消化してました。 オバマが民主党指名獲得が決まったようなので、早くもマケインとの対決が始まってます。ヒラリーも、副大統領か院内総務かと次のポジションがささやかれている。オバマも、すなおにここまで女性の地位を上げてくれたヒラリーに感謝するなどと発言しているところから、和解か?とも思えるが、あまりに内部分裂が激しくなってしまっているので、党内をまとめることを考えたら、やはり、、、副大統領にした方が。。。おとしどころをどうするかが問題になってきました。 さてさて、オバマ対マケインで最近盛り上がっているのが、なぜか外交政策。しかも、イランで。ぜんぜんしっくりこない。 マケインはブッシュそのままの政策だ、マケインに投票するのはブッシュに投票するのと同じこと、と支持率が下がりまくりのブッシュとくっつけてオバマが非難しているのは、よーくわかる。 そして、40代VS70代の戦いなので、まずマケインが医者にがんの可能性がないなどと健康上の不安を払拭するのにやっきになっているのもよくわかる。(が、かかりつけの医者がこいつやばいぞなんていうはずがないので、本当のところはよくわからない。) さらに、脇固めというべきかディフェンスに入っているというべきか、リッチな妻の所得も公表。いざというときの選挙資金源を明らかにし、何かと疑惑の種になっているのでその対策を打っているといえる。が、マケインの選挙資金担当が辞めている(こいつ確かブッシュがくれた、資金集めの名人じゃなかったっけ?)ので、何だか怪しいなーという雰囲気が漂っている。 という状態で、なぜにイランで戦う? イランでぶつかることがオバマにとって得策には思えない。以前「イスラエル・ロビー」の話で書いたように、ユダヤ人票獲得は大統領選では不可欠だ。そして、オバマも必死こいていまユダヤ票獲得に動いている。そこで、イスラエルが最大の脅威とみなしている、イラン大統領と大統領になったら1年目に前提条件なしに会おうという。 イスラエルにすれば、イランなどとっとと米軍に叩いてほしいのに、交渉するなどもってのほか、と思えるのである。 さらに、オバマにしてもヒラリーが俄然がんばっているので、予備選にいまだに資金投下しなければならない。だから、比較的政治献金をする傾向があり、かつリッチな傾向にあるユダヤ人は握っておかなきゃいけない存在。 なのに、ホロコーストは本当にあったのか、被害者数は誇張ではないのか、ホロコーストを疑うことがなぜいけないのか、などとばりばりイスラエルの神経を逆なでしまくっている、イラン大統領と会おうという。 実はこの発言、去年の夏に民主党候補間で討論してたときにオバマが発言してた。イランだけではなく、北朝鮮やキューバとも大統領任期1年以内に前提条件なしに会おうと発言。そのときは、まだヒラリー優勢、エドワーズもまだいた。で、二人にいや、その前に下のレベルで準備する必要があるだろうと、たしなめられてた。 で、それはそれで終わってた、と思っていたが、よりによって今でてきた。今でもイラン、北朝鮮などと別に取り立ててイランを強調しているわけではない。 が、CNN、NYタイムス、ワシントン・ポスト紙など有力アメリカメディアは全部ユダヤの息がかかっているから、やはり取り上げるのは、イランだ。(誰も、金正日に会うというので、騒がない。日本は、別に気にしてないんだろうか?そこは不思議。約百人とメディアを送りこんでいる割には、気にしてなさそう。すでにブッシュに裏切られたからどうでもいいのか?) CNNなんぞ、オバマにしつこく何でだ、何でだと突っ込んでた。 本人にすれば、マケインに比べれば、外交交渉による平和的解決志向であることを言いたかっただけなんだろうけどさ。先週からずっと引っ張ってる。 何だか、オバマ、墓穴掘ってる感じ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2008 03:06:45 PM
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