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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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June 2, 2008
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カテゴリ:時事
今日はウズベキスタン大使館にいってきました。目黒駅からずいぶんと遠いです。ってか、住宅街のなかにあって、かつ住宅っぽいから通り過ぎちゃう。見つけるのに苦労しました。

何しにって?再来週ウズベキスタンに観光に行こうと思うんです。中央アジアデビューです。一度サマルカンドの青い建物を見てみたいんですよねえ。世界遺産にもなってますが。アルハンブラ宮殿もそうだけど、イスラム装飾って、幾何学模様ですごくきれいなんですよね。卒業旅行でアルハンブラに行ってから、またイスラム文化圏にいきたいなあ、なんて思いつつ、全然チャンスがなかったので、行ってみることに。

が、午後行ったら、ビザ申請は午前中のみとのこと。えーん。。。泣き笑い
明日また出直しです。

そんなことはおいておいて、今日は空自派遣取りやめの話。

そもそも、不思議なんだけど、もっと冷静に見れないのかなあ?右脳で感じたままにしか話し合われていない気がする。

例えば、中国が空自を受け入れると最初にいってきたときに、過剰に舞い上がってた。中国政府はぜひ空自でといったわけではなく、それでもいいと消極的。空自を送っていいかと提案したのは日本側。なので、あの舞い上がり方は異常だとそもそも思う。

また、文化の違いもあるように思える。日本人(多分東京人と言った方がいいのだろうが)は、できることはできる、できないものはできないとはっきり言って欲しがる。一方、中国人は(関西もそうだが)できるかどうかを聞かれたら、即座にできないというなんて、失礼に当たる。ふりでもいいから、努力の跡を見せて、数日後やっぱりだめでした、というのが礼儀。だから、日本側が言ってきているのに、無下に断るのも、なんて外交的に「前向きに検討します」くらいのトーンを最拡大解釈したようなことになってしまった。それで、その後の交渉でやっぱりごめんなさい、といったら、日本が過剰に舞い上がった分、怒りも過剰に燃え盛る。

なお、中国政府がネット上の国民感情を意識してやめる、なんてありえない。そもそも、ネット上の掲示板に実際何人の人間が書いているのか分からない。一人の人間が何百、何千人分成りすまして書いているのか分からない。中国政府が共産党員に動員をかければ、あっという間に何万、何十万の数字はすぐにだせる。だから、最初っから中国政府に受け入れる気はなかった、と見るほうが素直だ。

なので、日本の援助には感謝しているが、空自はお断り、というのは、中国政府は日本と仲良くしたいが、空自が乗り込んでくるのまではまだ時期尚早と翻訳すべきだと思う。

そんな状態なんじゃないでしょうか?

他にも、冷静にみれば、もっと考えるべきことはあるはずだ。例えば、中国の人民解放軍では国内の物資移動が未だにうまくいっていない。つまりは、台湾有事の際には台湾対岸に軍集結はなかなか難しいということ。大学院時代、大学院の教授も国内の他地域に軍は20%しか移動できないと言っていたが、立証されたようだ。

それとか、今日米(インド)が民主主義チーム(中国は違う)を強調したがる人がいる。麻生外務大臣時代の遺物、価値観外交が一部もてはやされている。だったら、中国政府がネット上の国民感情を意識して行動したのなら、本来民主主義の本質である、民意の政治への反映が少しでも行われていることになる。それなのに、そういう点を指摘して評価する人がいない。私自身は上記の理由+価値観外交そのものにも反対なのでこの意見に反対するが、価値観外交を信じているのなら、こういうときにこそ評価せよというべきではないのか?でもそういう言葉が聴かれないのは、そもそも価値観外交がいかなるものか理解していないか、信じていないか、どちらかとしか思えない。

あと、日本の中国に対する怒り方もまた不思議。

メディアがなぜそんなに日本国民を中国嫌いにしたいのか分からないけど、(多分中国に依存しなければ日本がもはややっていけないことが頭では分かっていても、感情面でついていっていない、と勝手に思ってるメディアが国民に仲間を増やそうとしているのか?それとも、メディアが愛してやまないアメリカ政府の関心が日本を離れ、中国に傾いていることに嫉妬しているのか?)胡主席の訪日同様、何かしら中国を悪者にしたがっているのだけは確か。

なので、過剰に怒っているように思える。

それと、そんなに怒っているのなら、戦争したいとか、中国の急速に伸びている国防費の増加率にためをはって、防衛費を上げるべきとか、そういう議論もまたない。

ただ単に、すねている。ふんだふんだ、どうせ中国は日本のことなんて嫌いさ、どうせ日本はアジアで孤立してるんだ、いいもん、なんてひきこもりの心理だ。

今の日本の国際社会でのステータスを維持したいと思うのなら、相手が軍事費を上げるなら、対抗するのが当然。なのに、自らが何かするというのは、まずない(請求書だけは受け取りますが)。でも、他国がやってくれることを期待する。

私はこの心理をどう理解すればいいのか、非常に頭を悩ませる。





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Last updated  June 3, 2008 12:08:28 AM
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