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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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July 17, 2008
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カテゴリ:時事
ちょっと明るい兆し?を思わせるニュースを取り上げよう。

とうとうライス国務長官がチェイニー一派の反対を押し切り、ブッシュがイランとの交渉開始にGoサインを出した。来週あたりに交渉開始。グッド

今までのブッシュ政権だと、イランにそっぽを向いてひたすら核プログラムを手放せ、さもなくば経済制裁だ!と迫りまくっていただけなのに、ようやく外交交渉でいくオプションを切り出せるようになった。

だが、イランも素直に応じるサインを出していたわけではない。ついこないだも、イスラエルのイランからの攻撃を想定した軍事演習に抗議してミサイル発射演習をするという、挑発的なこともしていたのだが。

見方によっては、交渉に臨むに当たり、自分の立場を強めるため、イスラエルの軍事演習にかこつけてミサイルを発射することにより、強気な態度を見せ付けるためのパフォーマンスとも取れる。

もちろん、アメリカとイランが交渉のテーブルについたとはいえ、合意が約束されているわけではない。が、国務省が発表に踏み切ったのは、いったんブッシュの言質をとったのにあとで覆されないように公にしたのとともに、チェイニー派に勝てるだけの勝算がある程度あったはず。(少なくてもイランは交渉のテーブルにつくことに合意するという確かな感触を得てからのはず)

この変わり身は北朝鮮の時と一緒といえば、一緒。「北朝鮮効果」?

あと、邪推できるのは、選挙対策。去年の夏にオバマは、ある民主党TV討論で大統領になったら、1年目に無条件に、イランや北朝鮮、ベネズエラなどの反米国の元首と会って話すか?という質問にオバマが一人だけ、Yesと答えた。当時一番候補と言われていたヒラリーがばっさり切り捨てて、あまり騒がれなかったのだが、オバマVSマケインになったときに、ブッシュ同様イランを敵視するマケインに対決するかのように、またまたイランなどの国の国家元首と会って対話をすべきだといいきった。

そして、今月下旬にオバマは、ヨーロッパ外遊にいく。そこで、公にされてはいないが、ついでにアフガンやイラクに行くと憶測されている。イラクへは、実際に自分が主張するように2年以内に米兵が撤退できるのか、最近米兵の死傷者がだんだんメディアで取り上げられているアフガンには、マケイン同様増兵を主張しているので、その検分に。だが、そこまでいくのなら、イランに行ってもおかしくない?前から行きたいといってるし。

そして、そこでイランがオバマとあって、何か外交成果を挙げてきたらどうするよ?オバマに塩をあげてる様なもんじゃん?とブッシュが考えてもおかしくはない。やつはあまり外交関係はわからなくても、国内政治なら理解できると思うんだ、多分。

経済が悪くなっていき、マケインに不利な状況が出来上がっているだけに、共和党党首であるブッシュとしては、大統領であるうちに何かしらマケイン当選の援助をしないといけない。しかも、マケインは外交・軍事に強いというイメージを確立してる一方、オバマはまさにそこが経験ゼロと非難されているわけで、そこで一発オバマがイランで何かしでかしたら、マケインの目がなくなってしまう。

まあ、それほどイランでオバマが何かしらできるかどうかは不明だが。。。

理由はどうあれ、イランと話す気になったことは評価したい。





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Last updated  July 17, 2008 03:45:39 PM
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