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カテゴリ:映画
今日は代休を利用して映画「W.」を見に行ってきました。
初日だったので、昼間なのに結構人が入っていました。 W.というくらいだから、主人公はブッシュ現大統領。もちろん、茶化すために作った映画です。ここまでやられるレイムダックな大統領っているかしら? 当然ブッシュの周りの人がでてくる。パパブッシュ、ローラ・ブッシュ、コンディ・ライス、ディック・チェイニー、ラムズフェルド、コリン・パウエルなどなど。ラムスフェルド以外、みんなそっくりー。パパブッシュなど、本人?と見まごうばかりにそっくり。 ストーリーは当然、学校じゃろくなことをせず、石油会社や投資銀行に送っても、何もしない。 当然地味目な、考えてものを言うパパブッシュと対比的なW.。パパ的にはだめ息子。けれど、そのだめっぽさが、インテリちっくではない、一緒にビールを飲みたいやつ、という印象を与える。 知事になりたいというころから、なぜか改心したブッシュ。テキサス州知事を経て大統領に。ここで、フロリダの法曹界を買収して大統領になりました、とまではさすがにいわなかったが、パウエルを久しぶりに思い出しました。 思えば、こんなにかわいそうな人もない。一人で、チェイニーとラムスフェルドと戦ってた。さすがに、パウエル辞任劇には触れませんでしたが。もちろん、ライスはその間でおろおろだ。 結局ブッシュが何か方針を出せるわけじゃなくて、結局3人の戦いになるわけで、煮詰まった頃に、「民主主義だ、自由だ」と何だか意味不明の、パウエルが異論を唱えにくいお題目を言い出し、何となくパウエルが黙らざるを得ず、結局チェイニー、ラムズフェルドの意見が通っていく。 バックに、ロビンフッドを繰り返す唄をBGMで流して。 もちろん、プリッツェルを食べてのどを詰まらせたシーンはやってました。お約束の域ですね。 でも、オリバー・ストーンが作っただけに、それほど辛らつさがあるわけじゃなく、もっとパンチがある方が私は好きです。きっと訴訟にならない程度に作るとこうなるのか。 けれど、ストーンがいいたいのは、最後の記者会見シーンか。 記者が911後に何が最大の失策で、何を学んだか?という質問を投げる。普段は軽く流せたり、ちょっとひねった答えをいって笑わせるが、ここでは、しばらく黙って、うーん、(肩をすぼめる)、何か思いつかないと何だか歯切れの悪いことをいう。 純粋に何だか分からないだろうね、ブッシュじゃ。。。でも、ちょっとは考えようね。人様の命がかかわってることだから。 映画を見終わって、でていくときに、前を歩いていたおばあちゃんが、一言、ブッシュはこの映画、見るのかな?見てほしいわ。 ええ、同感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 18, 2008 10:40:33 AM
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