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カテゴリ:映画
今回コンチネンタルで帰ってきたが、アメリカ発の便だと300種類くらいの映画を自由に見れる。
なので、これは映画を見ない手はない、というわけで5本くらいみてしまった。飛行機の中で全然眠れなくなってしまったことも手伝って。 この間見逃したX-File、Swing Voteの他、マトリックス3、ギャングオブNYとか。 でも、Swing Voteが一番面白かったかな。 この映画は、題名から想像できるように、今回の大統領選の前の9月辺りに封切られた映画。選挙をしたら、どちらも拮抗し、たまたま票を読み取れなかった、ケビン・コスナー演じる主人公の1票で決まることになった。というわけで、どちらの候補も今までの主張を捻じ曲げてまで主人公におもねる。 もともと政治に興味のない主人公に娘が一生懸命説き伏せたりして、ようやく主人公は事態に直面し、両候補にもう一度ディベートを呼びかけ、両方の政策をきいてみることにする。 まあ、まずそこまで拮抗することはありえないので、設定自体は非常に無理があるが、もしそうなっちゃったら、人間どうするか、は結構リアルかつコミカルに描かれている。 現職大統領はエアフォースワン(大統領専用機)に乗せてあげたり、反対党候補はパーティーに呼んでみたり、お土産を渡してみたり、職の斡旋をオファーしたり。マスコミの質問にあまり意味を考えずに答える主人公の言葉を真に受けて、今までの政策の正反対のことをいってみたり。違うんじゃないのか?と首をかしげる候補に側近たちが無理やりやらせるシーンなんかは、非常にありえそう。 確かに、米大統領選は勝てば官軍。しかも4年は確保されている。 あと1票で大統領となれるかもしれないとなれば、なりふりは構えない? 最初のうちは両方ともそうなのだが、やがて違う、ということに気づいて正々堂々とディベートで戦うことになる。 そういうところは、どちらも人物に描かれている。 本当はこういう人物が大統領になるべきなんだよねえ。 もっとも、これが日本だったら、わいろ攻勢がもっと徹底的に行われて、大変なことになるだろうけど。 何となく尻切れトンボだが、もう眠いのでこれでおしまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 26, 2008 01:34:30 AM
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