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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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January 21, 2009
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カテゴリ:時事
昨日は午前3時までオバマ大統領の就任式を見てました。パレードまではさすがに無理で、結局ブッシュ元大統領がヘリで飛んでいって、オバマが署名したところまで。

でも、予想通り、あのモール(議事堂からワシントンモニュメントまでの間の空き地。都心だったら地下鉄の3,4駅分くらい長いんじゃないかな?)が人で埋め尽くされましたねえ。圧巻。ちなみに、あのモール、端から端まで歩くと、結構疲れます。以前食いしん坊の友人と一緒につっきって、疲れましたもん。が、あれだけ人がいたら、おしくらまんじゅうであったかかったのかな、実は。

まあ、物好きといえば、物好き。あんな寒いところにオバマ大統領誕生の瞬間を近くのモニターでみるだけのために。歴史的瞬間には違いないですが。

結構ワシントニアン(ワシントンの地元民)はほとんどいなかったのではないだろうか。うちのオフィスも19-20日は休みでした。大概、どこのオフィスも20日は休みにしたんじゃなかろうか。車はベットタウンの他州から入れないし、地下鉄も多分通ってないだろうし。

多分、家のTVで就任式を見るのが、正解でしょう。NYのタイムススクエアでカウントダウンを見に行くのは、観光客ばかり、というやつと同じかな。

さてさて、肝心のオバマ大統領初の演説。

要は、これからアメリカは大変な困難に直面するぞ。覚悟せい。

Yes, we canはでませんでした。多分みんないいたかったろうけど。

もう、完全にエクスペクテーションマネージメント(期待値を下げて、失敗してもダメージが少ないようにする)に入ってます。

けれど、それ以上になぜオバマがみんなが聞きたいであろうYes, we canをあえて言わず、国民にこれからの困難について語ったのか、ちょっと考えてみる必要があると思います。

既に、景気刺激策ならびに企業支援につぎ込めるお金、3500-4000億ドルの行方は、議会で激突。オバマが就任して今日から使えますってわけじゃない。

まあ、アメリカの政治は水物だから、どうなるか分かりません。当るも八卦、当らぬも八卦かもしれませんが、この演説のこころは、アメリカ覇権の決別宣言にあるように聞こえました。

アメリカはNO.1かもしれないが、それはよくてどんぐりの背比べでちょっと上くらいな程度になることを受け入れざるをえないくらいに逼迫している。

過去の栄光は土台無理。海外からの資金フローを期待して身の丈以上にクレジットカードをもう切るのをやめよう。無駄な海外での戦争出費は抑えよう。金融界、自動車産業を立て直し、雇用を確保しよう。社会福祉にもっと愛の手を差し伸べなければ、中産階級がブッシュ政権時の傷を癒せない。

もちろん、未来の飛躍への準備であり、またアメリカがやりようによっては、覇権国として復活するかもしれない。

だが、何となくきいていて、そういう方向ではなく、とてもじゃないが、俺の任期の間では復活は無理。変な期待はしないでね。

そんな風に聞こえました。





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Last updated  January 22, 2009 02:30:22 AM
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