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カテゴリ:映画
今日は久しぶりに映画館に行ってきました。何といっても日本映画はワシントンじゃ見れない!
ので、今話題のおくりびとです。 結構いいストーリーだったと思います。俳優陣も、モックン、始め山崎努、余貴美子など堅実な演技派です。 ネタばれしない程度に書くならば、納棺という、事実上最後のお別れに際し垣間見られる人間ドラマを、繊細にやさしく捉えた映画だと思います。 そもそも、納棺士という職業があること自体知りませんでしたが、葬儀屋さんとは別に納棺のみをやるだけあって、見事に遺族の前で遺体を清め死装束を着せます。 どういう人がこの職業に向いているのか?と問われれば、確かに主人公のように、繊細な、気配りのできる性質の持ち主かもしれません。 確かに、人間は死んだら、物体と化します。が、遺族にとっては家族に違いない。そんなところがわかってあげられて、普段使っていたものをさりげなくつけさせて、単なる死装束ではない、本人らしい姿にしてあげる。そんな気配り、心を打つものがあります。 けれど、そんなに納棺士って卑しむべき職業か?と正直思います。 冠婚葬祭、人生の節目の時に裏方的に手伝う人々がいます。晴れ着を着せてあげる、整えてあげる、場を盛り上げる。そんな役割をしてくれる人は必要です。そういう意味では、立派な職業なのではないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 29, 2009 02:51:19 AM
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