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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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June 18, 2009
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カテゴリ:時事
今週頭から李韓国大統領が訪米し、アメリカは韓国を北朝鮮から守るという念書を書いてもらいに来た。一応、同盟があるのに、アメリカへの信用度が著しく落ちたのか(もともと低いのか)、北朝鮮へのけん制パフォーマンスか、国内不安を鎮めるためのパフォーマンスか。(多分、全部だと思うけど)報じられてはいないが、どこまでPSIをやる気なのか?をアメリカに問いただしたのだろう。(北朝鮮は、北朝鮮船の検査を戦争行為とみなす、といってるし)

で、月曜オバマと二人で共同記者会見をしている。

そのときに、李大統領は、ケソン経済特区で拘束されている韓国人の釈放とともに、北朝鮮に不法入国したといわれている、禁固12年の刑を受けたアメリカ人ジャーナリスト2名の釈放も北朝鮮に訴えた。

もちろん、李大統領がアメリカ人ジャーナリストに触れたのは、北朝鮮に囚われの身の母国人が米韓にいるんだぞ、というのを米国民に思い起こさせ、連帯感をもたせるためであるが、この二人のアメリカ人ジャーナリストの扱いが、面白いと思った。(ちなみに、日本の家族会もアメリカ(に残っているジャーナリストの家族)に向けて同じような声明を発すれば、いいのに。そうしないと、日本の拉致問題で、アメリカにもきて、ブッシュ大統領やヒラリーにも会って、人権とか親の情に訴えてるけど、結局自分たちだけよければいいわけ?同じような立場の人は国が違えばどうでもいいのか?と思われる可能性があるので、未然にそういうことは否定しておいたほうがいい)

オバマの方は、ものすごく冷淡なのだ。一つには、家族が北朝鮮をあまり刺激しないように、という配慮からCNN、ワシントンポスト紙にちょっと出たくらいで、非常に抑えている。

一応、オバマ側の見解はこうだ。わざわざ二人は中国側の国境から自らが越境しているところを撮影し、二人が捕まった時点で彼女らの携帯には越境を助けているNGOや越境支援ビジネスを展開している人たちの連絡先が入っていた、という。ので、法を犯したのには違いない。

ましてや、現在北朝鮮がオバマ政権と交渉を断絶しているため、二人は政治的な取引に使われるのは目に見えているので、何か条件をつけられるだろう。が、そんなことはしたくない。

もちろん、オバマにとっての選択肢として、越境したのかは北朝鮮の主張でしかないわけで、(きっと北欧系の、北朝鮮と国交のある国の外交官からきいたのだろうが)証拠として、彼女たちのカメラのフィルムを見せてもらったわけじゃないはず。ので、日本のように、拉致被害者、という形で北朝鮮を非難するという手も考えられたはずだ。

が、それをして、アメリカ国民がジャーナリストを返せ、とオバマ政権に声高に要求するようになると、外交交渉の余地を狭める。しかも、一度つかったら、容易に引き返せない。日本が立証済みだ。

もし、短期間で解決できないとなると、(できるはずがないのだが)軍事オプションを考えざるを得ず、短期決戦は、とてもじゃないが、できない。そもそも、寧辺は分かっているけど、核施設なんてほかにどこにあるのか、確実に分かっているわけじゃない。ましてや、朝鮮戦争の時に、第二次世界大戦で作りすぎた武器・弾薬を在庫処分とばかりに、やけくそに投下しすぎたおかげで、一面焼け野原になった北朝鮮は地下に作ってる。こうなると、人工衛星からいくら写真をとっても、分からない。

ということは、一挙に核施設、将軍様親子を殺すことは不可能なので、第二次朝鮮戦争がおきてしまう。そうしたら、ただでさえ、イラクがまだ撤退を完了していないのに、アフガン・パキスタンも泥沼化しているのに、北朝鮮まで手を広げられないだろう。(けど、アメリカの失業率も高いしな。。。明言は避けよう)なおかつ、二人は混乱の中、それこそ行方不明か殺されるだろう。

専守防衛で北朝鮮に自らで向けないから、いくら怒らせてもたかが知れている日本ではない。本当にやる気になったら戦争できちゃう、アメリカなだけに、慎重に動いた、と思われる。(今、騒がないということは、これからも多分騒がないだろう。後で騒いだら、知ってたくせに、何ぼやぼやしてたの?と突っ込まれるのは必至だ)

但し、ジャーナリストは大丈夫か?アメリカ的にはありえないかもしれないけど、本気で死んでしまいそうな状況ではないはずだ。生かしておかないと、交渉のネタにならない。だけど、精神的に参らないといいんだが。





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Last updated  June 18, 2009 03:13:31 PM
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