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テーマ:お正月の過ごし方(972)
カテゴリ:東京生活
今日は、東京大神宮に行きたいという友人と一緒に初詣に行ってきました。
別の友人に教えられるまで知らなかったのですが、ここは恋愛に効く神社だそうで、数年前から口コミ、雑誌などで評判になっているそうです。(広告費がかなり押さられているのでしょう。これもまたすばらしい)一応、おみくじに書いてある当神社の「由緒」をみると、「「ムスビ」に強いお力を発揮される神様を御祭神とし、しかも見本で最初の神前結婚式を執り行った神社です。」とあります。 ので、婚活が社会認知を受けている今、さぞかし込んでいることであろうということで、今日は朝10:30飯田橋駅集合です。せっかくのお正月なのに。 いやしかし、ここの神社ほど、大群衆を扱いなれているというか、相当儲かっているんでしょうね。 まず、10:45くらいにして、既に長蛇の列。そうはいっても、まだ2ブロック程度。私、この時点で気が萎えてるんですが、がんばりました。 で、各ブロックの頭ごとに係りの人が立っていて、一定人数以上がそれほど大きくはない境内に入らないように、交通整理してます。さらに、ときおり、ゴミ箱が設置されていて、参拝客が徒に付近の通りにごみを捨てて街を害することを防いでいます。すばらしい心配り。 で、待つこと約1.5時間。(日陰だから寒いんです!)ヒートテックと靴に入れるカイロが欲しかったと思いつつ、境内にようやく入れます。 ここからがすごい。まず、お手水しますよね。このとき係りの人が懐紙を一人一人に渡してくれるんです。この辺りから、すでにこの神社さんはかなり儲けているに違いないと思い始めてます。 で、めでたく鳥居っぽくない門をくぐると、宮司さんが榊をもってみんなに頭をちょっと下げさせている間に、簡単にお祓いをしてくれます。 で、ようやく参拝。 それから、お札、おみくじ(X2)、お守りに分かれて販売所(お札以外は仮設)を設けて、かなりの勢いで売りさばきます。 きっと、ここが収入源。粗利益率も高そうだし。(失礼) おみくじなんかも、恋みくじ、縁結びみくじ、普通のおみくじ、と三種類に分けて用意。縁結びのは、香りつきでさらには栞にまでなるという優れもの。また、お守りもいっぱい種類があって、女の子が好きそうな感じのお守りばかりです。 こうやって不況知らずの、いや不況で会社に就職できないから永久就職を探しているから、不況産業というべきか、好景気。 ので(或いは、先行投資というべきか)、一部神社さんから利益を若干還元。何かというと、ここは伊勢神宮の分社ということで、ご当地の名産、赤福と、おしるこ、樽酒の振舞い酒です。 かてて加えて、境内の一部に野外用のヒーターをいくつか設置して、暖を取りながら味わうようにできています。 こうやって、赤福がタダで食べられるよ、とかいううわさがさらに、女の子の心を掴み、ますます集まるのでしょう。 ひたすら、ここのビジネスモデルに感心してしまいました。 そんなこんなで、神社を出るまでに2時間経過。おお。 しかし、ここで驚いてはいけない。約12:45の時点で、長蛇の列は、ますます延びていて、とうとう4ブロック先にまで。これって、ピークになると、どこまで並ぶんだろう? それから、近くの靖国神社にも参拝。 ここももちろん込んでますが、さすが2時間待ちを経験後は、どうってことはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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