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テーマ:私の好きな昔話(41)
カテゴリ:できのよくない思い込みレポート
大江山いく野の道の遠ければ まだ文も見ず天のはし立 和泉式部日記は読み物です。 歌物語です。 けれどもこの歌物語は実話に基づいて書かれたものです。 彼女自身の物語です。 ひとつの恋の始まりから終わりまでを日記風に書き上げたものです。 和泉式部日記が和泉式部の人生においてどんなものだったのかを 理解しようとすると 彼女の物語を追いかけてみたくなります。 少女時代の彼女は 父親とともに宮中にあり 冷泉皇后の昌子(しょうし)内親王の女房をつとめていました。 彼女はそのころ橘道貞と知り合いました。 そして結婚しました。 彼がのちに和泉守になったために 彼女は和泉式部と呼ばれるようになりました。 二人の間にはまもなく娘が生まれます。 小式部内侍・・です。 大江山・・は 彼女小式部内侍の歌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月23日 22時18分51秒
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