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カテゴリ:できのよくない思い込みレポート
古事記の記述によれば このときまでヲハバリやタケミカズチのような荒事をなす神々、戦士のような神々は天の安の河上流の石屋に離れて住んでいました。 その辺りに至る道も水に阻まれていました。 文字通り封印され、彼らは孤立していたのです。 けれども国譲りのための交渉の段階でのアメノホヒとアメワカヒコ派遣の相次いだ失敗が、 天の神々に戦神たちの力の必要性を認識させました。その結果ここではじめてタケミカズチなどの戦神たちが呼び出され役目を与えられます。天つ神の中にその地位を確立することになるのです。 古事記は大変よくできた物語です。 武力を行使する前にどうしてそれが必要であったのかを 綿密に計算してみせてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月11日 01時54分34秒
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