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テーマ:小さな窓から眺めた空は(28)
カテゴリ:できのよくない思い込みレポート
スターリンは死に瀕していた。モスクワ郊外クンツェヴォのある別荘の食堂の床に横たわって、もはや自分で起きあがろうともせず、ときたま、助けを求めるかのように左手を持ち上げるだけだった。 口をきくことのできない唇が、音もなくかすかに動いた。発作からすでに数時間たっていた。しかし、スターリンのそばには誰もいない。 1989年に出版されたD.ヴォルコゴーノフの書いたスターリンの伝記「勝利と悲劇」の始まりの部分です。 スターリンはグルジアの生まれです。 北京オリンピックの開会式が催されていた頃 ロシアとグルジアは戦闘態勢に入ろうとしていました。 グルジアの選手団が引き上げを検討しているというニュースを見ました。 私たちは・・私は危うい地面の上に立っているのかも知れません。 ただそれに気付いていないだけで・・・です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月10日 01時55分27秒
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