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カテゴリ:上海での日常
「食の安全」は今や世界中で問題になっているが、 ここはニセモノ王国・中国。 ちょっと思い出せるものだけでも、ニセ粉ミルク事件、 ケンタッキーフライドチキンでの違法な赤色着色料使用、 許可無しの不衛生な場所で製造加工されていた ハーゲンダッツアイスクリーム。。。 身近では昔、北京留学時代、同じく日本人留学生の友人が 「さっきね、パック入りの新彊ウイグル産の干しレーズンを 買って開けたら、何と中から虫がぞろぞろ出てきたの~~」 ・・・以来、私は中国で干しレーズンは食べていない。 (もともとあまり好きではないこともあるけど) ニセモノ横行、化学調味料たっぷり、さらにオイリー。 中国では、日本にいるとき以上に要注意。 というわけで私もほとんど自炊生活。 しかし野菜一つをとっても、 「この『有機』マークは本当に信用して良いのだろうか?」と 悩み始めたらきりがなく食べられるものがなくなってしまうので、 まあ柔軟にというか、適度にいい加減にというか。。。(笑) おとといの新聞で見つけた記事。偽のペットボトル飲料について。 http://xmwb.news365.com.cn/jd/t20050802_599077.htm 有名な商品だと、ニセ物だけで何と十数種類のバージョン! 特に多いのが、列車駅、バスターミナル、市場等。 ニセモノの中身は、水に甘味料と香料と色素。 ボトルもろくに消毒もされていない場合がほとんどで、 原価はたった1本0.2元(約3円)。これを2~5元程で販売。 ちなみにこの記事の最後にあった「本物と偽物の見分け方」。 ・よく見る: 検査シール、色、印刷の文字がおかしいものは大抵ニセモノ。 ・指で押してみる: 本物であれば、ペットボトルがしっかりしていて透明度が高く、 ゴミが混じっているようなことはない。 ・ねじってみる: ニセモノのペットボトルは質が悪いので、変形しやすく、 キャップとボトルがきちっと付いていない場合が多い。 うーん・・・原始的(笑)。 ペットボトル飲料って、香料とか色素とかが入っているから、 「お茶」と言っても自分で煎れて飲むお茶とは違う味がするので、 日本でもあまり好きではない。 中国ではさらに、一昔前まで軒並み砂糖入りだったので、 うっかり砂糖入り烏龍茶や砂糖入り緑茶を 買ってしまい涙を飲んだことも数知れず。 最近では無糖タイプも増えたが、でも中国のペットボトル飲料は 日本よりもさらに人工的で妙な風味を感じるので、 今では基本的に水しか買わない。 もちろんそのミネラルウオーターにもニセモノがある可能性は 十分あるわけだが。。。 食の安全、真剣に考え出したら 本当に食べるものがなくなってしまうので、このへんでやめます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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