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ゆきよきの言語学・夏目漱石・日本史

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2013年12月23日
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カテゴリ:言語学
 中日新聞に連載中の町田健氏「現代日本誤百科」批判の30回目の今回は、「仕事をサボタージュする」という表現に関してみていこう。

 町田氏は「「サボタージュ」は、労働者が団結して仕事の能率を下げること」だとして、この表現では「同語反復になる」と主張する。また、「サボタージュ」は「一つの行為ではなく、さまざまな種類の行為の集合体だから」「「する」を付けることはできない」という。「ストライキする」や「革命する」も同様に言えないが、「「サボる」は「怠ける」と似た意味を表し「仕事をサボる」ということはできる」というのである。

 「同語反復になる」というのは、元々の意味に照らせばそうなると言うにすぎず、言語の発展過程を全く捉えることができていない。また、「「する」を付けることはできない」ということも根拠が意味不明である。「「サボる」は「怠ける」と似た意味を表」すのなら、「サボタージュ」も「怠ける」と似た意味を表すようになってきているのであるから、「仕事をサボタージュする」と言っても全く問題なく、意味もスムーズに通じるのである。





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最終更新日  2013年12月23日 22時36分56秒
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ガラスの玉は、本物の真珠をきどるとき、はじめてニセモノとなる。

政治の分野であろうと学問の分野であろうと、革命的な仕事にたずさわる人たちは道のないところを進んでいく。時にはほこりだらけや泥だらけの野原を横切り、あるいは沼地や密林をとおりぬけていく。あやまった方向へ行きかけて仲間に注意されることもあれば、つまずいて倒れたために傷をこしらえることもあろう。これらは大なり小なり、誰もがさけられないことである。真の革命家はそれをすこしも恐れなかった。われわれも恐れてはならない。ほこりだらけになったり、靴をよごしたり、傷を受けたりすることをいやがる者は、道に志すのをやめるがよい。

孤独を恐れ孤独を拒否してはならない。名誉ある孤独、誇るべき孤独のなかでたたかうとき、そこに訪れてくる味方との間にこそ、もっとも深くもっともかたいむすびつきと協力が生まれるであろう。また、一時の孤独をもおそれず、孤独の苦しみに耐える力を与えてくれるものは、自分のとらえたものが深い真実でありこの真実が万人のために奉仕するという確信であり、さらにこの真実を受けとって自分の正しさを理解し自分の味方になってくれる人間がかならずあらわれるにちがいないという確信である。

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