|
カテゴリ:習字
散る桜 残る桜も 散る桜
江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われている歌です。 意味は、「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でもいつかは必ず散る。そのことを心得ておくこと。」というように受け取れます。要するに限られた「いのち」です。 さて、今日から小筆での『百人一首』の練習をスタート。 10数年前にも1年間かけて、今回と同様に『百人一首』を書き上げたことがあり、今回は2回目のチャレンジ。 前回は、字が上手になるのが目的だったが、今回はコロナ対策(暇な時間の有効活用)とボケ防止。 第1番は、天智天皇の 秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ 色紙に書くのではなくく、色紙と同じ大きさの模様の入った半紙に書いています。 さてさて、突然ですが、『 煌紅墨汁』は、何と読みますか? 「きらくぼくじゅう」と読みます。 実は、昨日『書遊』へ用紙を買い物に行った時に見つけて購入しました。 普通、墨汁と言えば黒色で、“朱墨”は朱色ですね。 今回『百人一首』を書くにあたって、単に黒色だけでなく、他の色の墨でも書いて楽しんでみようと考え、書遊の店内でこれを見つけ購入しました。 これ以外に“銀墨汁”、“銅墨汁”なんていうのもありました。 【色んな墨汁】興味のある方はこちら。 実際に書いてみたのが、これ。 どんな色か説明するのは難しく、良く知っている“朱墨”の朱色に近いが、それとも違います。 実際書いてみると、液がサラサラでなく、何文字も書くことが出来ず重い感じで度々墨注(すみつ)ぎが必要。 上の作品は苦戦して書きました。 【煌紅墨汁】詳しくはこちら。 次回は違う筆を使って書いてテストしてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月05日 23時59分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[習字] カテゴリの最新記事
|