Delicious Penalty!

ワッキーさんと庄司くんは、慣らし運転で基本を学びながらベネット先生と
キャンプ場内の林道コースを走っていきます。
ワッキーさん「わっ、すげぇ！ウィリー！ちょっと、ベネット！
カメラ独占しすぎだよ！」
庄司くん「目立ちすぎだよ！」
ワッキーさん「ちょっと！かっこよすぎだよ！」
ベネット先生「こっち行くよ！こっち、こっち！」
先生はコースをはずれて、悪路を自由に走りまわっていきました。
マウンテンバイクを楽しむベネット先生についていきながら、庄司くんははしゃいで
声をあげます。
ワッキーさんと庄司くんは、先生と同じように障害物の小山を果敢に乗り越えました。
軽快にマウンテンバイクを乗りこなすワッキーさんと庄司くんはテンションを上げて
上機嫌です。

続いてワッキーさん、庄司くんはベネット先生と自然の山道下りに挑戦します。
ワッキーさん「ちょっとべネ、待ってもらっていい？楽しいのはいいんだけど、
オレらの事無視しすぎだから。もうちょっとオレらに合わせてほしいよね」
庄司くん「まあそうだし、あとカメラを独占しすぎだから。オレたちこの
（自転車についている）小さいカメラしか映ってない」
ワッキーさん「初心者なんだから、もうちょっとソフトにお願いしますよ」
ベネット先生「あのねぇ、女の子の場合はすっごい優しくていねいに教える」
ワッキーさん「でもこっからは山道だから、もっとちょっとペースを合わしてくださいよ」
庄司くん「緊張するわ」
ワッキーさん「なんかわくわくするわ～」
ベネット先生「よし、行きましょう！」
ワッキーさんと庄司くんはベネット先生の後について、山道を下りはじめました。
自然の山道を、ワッキーさんと庄司くんは勢いよく下っていきます。
ワッキーさん「気持ちいい～！サイコ～！」
小さいカメラに向かって、ワッキーさんは変な顔をしました。
ワッキーさん「マウンテンバイク、楽しいぞ～！」
森林を走りぬけながら、自然を体感するワッキーさんと庄司くんは、
急カーブもなんとかクリアします。
大自然に囲まれた山道コースを満喫して、ワッキーさんと庄司くんは大興奮で
走破することができました。

続いてワッキーさんと庄司くんは、ベネット先生と障害物に挑戦します。
このあと待ち構えるタイムトライアル勝負の前に、まずはコース内に置かれた
さまざまな障害物にチャレンジすることになりました。
まずは庄司くんが挑戦しますが、バランスをくずしてしまいます。
ベネット先生「なるべく目線の方が、手前にならないように入ったら奥見る！」
先生のアドバイスを受けて、庄司くんは次々と障害物をクリアできるようになりました。
しかし調子に乗ったとたん、シーソーがついた橋の上から落下してしまいます。
ワッキーさん「庄司ー！大丈夫かー！」
庄司くん「調子こいた」
ワッキーさん「大丈夫か！」
ベネット先生「良い感じで来たのに、途中で止まってあれー！って」
ワッキーさん「ベネット大急ぎで来たんだけど、追いつかなかったわ」

続いて運動神経抜群のワッキーさんが挑戦します。
ワッキーさんは最初の障害物である橋をらくらくクリアして、庄司くんが失敗した
シーソーがついた橋も通りぬけることができました。
スポーツ万能のワッキーさんは、すべての障害物をクリアします。
そしていよいよ、庄司くんがワッキーさんのタイムトライアルレース対決の時が
やってきました、、、。

ワッキーさん「さあそれでは、ワッキー対庄司のマウンテンバイク
タイムトライアルレースを行いますが、えー、負けた方が１ヶ月間弘道お兄さんと
交代です」
庄司くん「、、、弘道お兄さんのスケジュールがあるでしょ」
ワッキーさん「ああ、そっかそっか。でもちょっと、名誉かけてがんばりましょう」
MTBタイムトライアルレースのルールは、１回ずつ走ってタイムを競いますが、
障害物がクリアできなかった場合は、ペナルティで１つにつきタイムに５秒が
加算されます。
コースは全長６０メートルで、９種類の障害物をクリアして走りぬけ、スタート直後
まずはウエーブの連続で、このコース最大の難関は連続で並んだ１本橋シーソーです。
その後はシーソーと急勾配の登り坂が待ち受ける、スピードと瞬発力が必要とされる
ハードなコースで、折り返した後ダブルウエーブを越えたら、ゴールまで
ラストスパートです。
ワッキーさん対庄司くんの、MTBガチンコ対決がいよいよ始まりました、、、。

まずは庄司くんがタイムトライアルに挑戦します。
ワッキーさん「庄司くん！意気込みの方をお願いします」
庄司くん「絶対負けないぞ！」
ワッキーさん「おお～、気合入ってんなぁ。ケガすんなよ庄司！」
スタート前に気合い十分の庄司くんは、１年前に完敗したくやしさを胸に
先輩ワッキーさん越えをめざしてタイムトライアルをスタートしました。
ベネット先生「３、２、１、GO!」
ワッキーさんに負けたくない庄司くんですが、難関の１本橋シーソーで
早くも失敗してしまいます。
庄司くん「痛い、痛い、痛い！」
続く２本目の１本橋シーソーも、庄司くんは乗り越えることができませんでした。
庄司くん「あ～、○○○痛い！」
ワッキーさん「はははははははは！！」
庄司くん「あ～、○○○痛い！」
股間を打ってしまった影響で、庄司くんはややスピードが落ち始めましたが、
なんとか痛みをこらえてラストスパートを走りぬけ、なんとかゴールします。
ワッキーさん「え～、５８秒ですが、（２回失敗した分の）プラス１０秒で
タイムは１分８秒でした！」
庄司くん「、、、、、」
ワッキーさん「あれ、わなわなしてる！わなわなしてる！」
庄司くん「ここが痛い、、、」
ワッキーさん「変なんなっちゃった、庄司が！あの、１回こうやって
ぐりってなった時に？」
バランスをくずして落下した際、庄司くんは激しく股間を打ちつけてしまいました。
庄司くん「マウンテンバイクって、ここ痛い！」
ワッキーさん「なんでその顔なんだよ！」
庄司くん「いや、ほんとに痛い！」
２回の失敗によるペナルティを加えた庄司くんのタイムは、１分８秒でした。
続いてワッキーさんがMTBタイムトライアルに挑戦します。
庄司くん「さあ、私の記録は１分８秒でございます。ワッキーさん！
意気込みの方を！」
ワッキーさん「いただきマッスル、２０年続けるぞ！！」
庄司くん「、、、いや、何の意気込みですか」
、、、続きませんでした。
庄司くんの記録を破るため、ワッキーさんのタイムトライアルがスタートしました、、、。