カテゴリ:宮廷女官チャングムの誓い
心配し、待っていたチョンホに長官から吉報が届く。
シン教授から修練生一人ひとりに配属先が発表される。 チャングムが呼ばれ医女免許と宮中の通行手形が渡される。 「明日から宮中に行け。お前は宮中に配属とする。骨と血に刻めよ、謙虚にな。。」とシン教授。 シンビも宮中に配属が決まった。 「これで医女修練は終了だ。人を助ける真の医女になれ!」 チャングムはシン教授の元に駆け寄り、互いに見つめ合い、微笑んだ。一礼するチャングム。 修練所を去るチャングム。チョンホが迎えに来ている。 チャングムは通行手形をチョンホに見せる。喜ぶ二人。 トック夫妻は自宅前で「シンソンゴボンジュ(神仙固本酒)」を売っている。 「万病を治し、衰えたものを蘇らせる魔法の酒だよ!」とトック夫人 「白髪が黒髪に戻り、老人が少年に戻るというほど優れている酒です。ただし、本物ならね。」とチャンドクが横やりを入れたため、不審がる客人。 「他は入っているけど、人参がはいっていないので、本物じゃないわ。でも味はいいですよ。」 客はあきれて去ってしまう。 トック夫人が激怒する。 「何で商売の邪魔をするの?チャングムの頼みだから泊めてやっているのに。今すぐ、出て行って!!」 「それはできません。出て行くなら立ち退き料を。私はチャングムがここにいろというからいるだけ。ただで出てやる義理はない。ご飯一杯でもこちらは金を払っているんだから。」とチャンドク。 さすがのトック夫人も反論できず、トックに当り散らす。 「お前がケチなことを言いすぎだ。あの女、お前よりすごいわ。驚いた~~!」 そこへチャングムとチョンホが戻り、トックに医女修練合格の報告をする。 チャングムのために祝いの宴が始まる。 台所で調理するチャングムに、チャンドクが話す。 「期待してはだめ!宮中での医女の地位は(あなたが)思っているよりずっと低い。医女は医者ではない。我慢強いお前でもかなりつらいと思うよ。優れた医女になるのはあきらめた方がいいと思う。」 「私はチェジュドには戻らない。身分も回復したし、あんたの事も見届けたいので。」 チャングムがチョンホに話す。 「何からやろうとは思っていません。身分が低い医女としてどうすれば恨みを晴らせるか、毎晩考えました。方法は一つだけ。力が足りず運に恵まれなければ、命を賭けなくてはならなくなるかもしれません。でも目指すところに辿り着くまではどんな事にも耐えてみせます。」 いよいよ宮中への門をくぐることになったチャングム。 懐かしげに調理場で働く女官たちを見渡す。 シンビと共にネイオンへ。 先輩医女のピソンから説明を受ける。 「あなたたちはまだ見習いの身分。1年間は正式な医女になるための修練期間です。不可3つでヘイミンソへ、そこでも使い物にならなければ地方へ送られます。薬診や鍼灸は専門の医務官に習い、その他のことは先輩医女に習いなさい。宮中の女官を始め、皇后様、皇太后様にお仕えすることになるので、言動には注意すること。」 また先輩医女のウンビからも説明を受ける。 「修練は実習と見学。皇族方の治療は見学しなさい。実習は女官を対象に行います。今後重病でない限り、女官の治療はあなた達がやりなさい。全て採点されるからそのつもりで。 女官宿舎から呼び出しがあったので、今から行きなさい。」 女官の部屋に入ると、いきなり「お肌の手入れをしてちょうだい!!」と言われるチャングムとシンビ。 「お肌の手入れは医女でなくても。ご病気ではいのなら失礼します。」とシンビが答えると、 女官は激怒し「医女が女官にたて突くなんて!ちゃんと教育を受けてきたの?できないのなら帰って!!」 チャングムは「やらせていただきます。まだ慣れていないので、お許しください。」と取り成す。 薬草を煎じながら「私は病を治すために医女になったのに!」と不満をもらすシンビ。 「私も同じよ。でもこれが現実。私は前は女官だったの。」とチャングム。 「ヨモギの湯気をお当てください。」と入室するチャングム。 「足を洗って!!」と命令する女官。言われるまま従うチャングム。 女官たちが集まってくる。チャングムは美容についての療法を教える。喜ぶ女官たち。 「ご飯の湯気を当てたり、米の研ぎ汁を肌に塗るといい。」など。 突然皇后様が倒れられた。 知らせを聞き、関係者全員に招集がかかる。チャングムもシンビもウンビに連れられて部屋に集まる。 シンビに説明するチャングム。 「王族に何かあった時、皆で集まって話し合うのよ。ネシブの役人、医務官、スラッカンの最高尚宮までね。。」 最高尚宮が遅れて入室した。 それは「クミョン」だった。 互いの顔を見つめ、驚くチャングムとクミョンだった。 (次週に続く)。。 ****************************** ようやく宮中に戻ったチャングム。懐かしいミン尚宮やヨンセンとの再会、医女としての活躍、そしてなによりチェ一族との確執。これから何が起こるか、楽しみですね。 長い長いあらすじを読んでいただき、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.28 00:12:37
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