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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2013.08.13
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カテゴリ:学童保育

 私の勤めていた学童(学童保育所)の近くには、長居植物園と、その園内にある自然史博物館がある。だから、その二つの施設へは、よくでかけていた。植物園では、ザリガニを釣ったり、木の実を拾ったりもしたが、時には面白い取り組みもした。

 それが、学童で「オリエンテーリング」と呼んでいた取り組みだ。本物のオリエンテーリングではないが、植物園に幾つかのポイントを設け、そのポイントを速く回ってゴールすることを、グループ(班)で競い合うものだ。

 最初に、第一ポイントの位置を示す「指令書」、これはグループごとに違ったポイントを記載している(以下のポイントも同じ)もので、それには「鬼が乗るバスは?(答え「オニバス」)、その近くのベンチの裏」などと書かれている。以下、こどもたちは各グループで相談し合って、早く全てのポイントを回ってゴールすることを目指した。

 実は、この各ポイントに置く「指令書」を隠す場所に苦労したのだ。見つけ難ければこのゲームは成立しないし、見つけやすければ、学童のこどもたち以外の他の見学者のみなさんに見つかってしまうからだ。幸いなことに、実施した何回かの「オリエンテーリング」は全て成功した。

 「指令書」を隠す作業は、実施する日の午前中の植物園開園直後におこなった。もちろん、「指令書」は、そのまた前日に植物園に行って、実際に各ポイントを回りながら原案を作り、施設に戻り「指令書」に仕上げ、必要枚数をコピーして作成した。

 ともかく、手間のかかる取り組みだが、その分、こどもたちが、植物園をくまなく見て回り、それなりに身体を使い、様々な植物に出合い、そして楽しい一時を過ごしてくれたので、意義の大きい取り組みだったと言える。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2013.08.13 16:29:35
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