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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.05.30
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カテゴリ:あそび一般

折り紙徒然(1):折り紙は難しい?

 一昨年、ひょんなことから折り紙作家の末席を汚させていただくこととなった。幼い頃から折り紙に慣れ親しんでいた私には、理解できない事なのだが、この折り紙、意外とお嫌いな方が多いのだ。そして、最近その傾向が強くなっているように思える。そんな危惧もあって、私がこれまで、折り紙と関わってきた経験を振り返る意味で、折り紙についての、思いや私見を順不同に、思い付くままに綴っていきたい。

 多くの人にとって、折り紙に取っ付き難くなっている理由の一つに、当然ながら折り紙は「折り方」を覚えなければ出来ない「遊び」となっていることがある。そして、その折り方が、初めて折り紙に挑戦しようとする片にとって、けっして簡単ではないのだ。幼いこどもたちはもちろんのこと、高学歴しかも幾何学さえ学んだことのある方にも、それは見受けられるのだ。

 その一方で、折り紙好きにとっては、おとなよりも早く折り方を覚えるこどもたちも少なくない。否それどころか、こどもたちの方が早いと言った方が正確かもしれない。何故なら、人生経験の長いおとなに比べて、初めてのことに挑戦する戸惑いは少なく、時には意欲的だからだ。

 折り紙嫌いになるもう理由の一つがここにある。折り方を覚えることの上に、初めて折り紙に挑戦した時に、好きになるか嫌いになるかが大きな分かれ目となる。折り紙が好きになれば、難しい折り方もそのハードルが低くなるわけだ。

 この点に、今のこどもたちやおとなたちの中に、折り紙嫌いが少なくない背景が見えてくる。初めて折り紙に出合い、挑戦した時の状況が大きく左右しているのだ。ある子は、半ば強制的に折り紙を教えられたのかも知れないし、ある人はせっかく折り上げた作品に対して、否定的な評価を受けたのかも知れない。ともかく、折り紙嫌いには、折り紙と嫌な思い出がセットになっていることが案外多いのだ。
(続く)

 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2013-03-27)


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2016.05.30 10:47:29
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