カテゴリ:あそび一般
『折り』と『祈り』:折り紙徒然 まもなく、日本で最も折り紙が折られる季節となる。広島・長崎の原爆忌に向けて全国各地で、折り鶴が折られる。原爆により突然あるいはじわじわと命を絶たれた人たちへの鎮魂と、再び戦争や原爆による被災を繰り返さぬように、祈りを込めて鶴が折られる。 「折り」と「祈り」、その形が似ているのは偶然なのだろうか。神に対する祈りを込めて、注連縄や御幣など付いている紙垂(しで)は、やはり紙で折る。その意味では、「折り」と「祈り」の関係は、少なくとも日本においては、古の昔から連綿と続いている。 自然災害の発生は、人の力では防ぐことは出来ない。しかし、戦争や原爆被爆は、人の英知を発揮すれば完全に防ぐことは出来る。同様に、地震・津波の発生は防げないが、原発事故は完全に防ぐことができる。それは、原発を無くすことだ。 何千羽、何万羽、それをはるかに超える数の折り鶴に込められた祈りは、庶民の声でもある。全世界の為政者・支配者たちよ、この折りに込められた人々の祈りの声を聞け!鶴は平和な青空で羽ばたかせよう。それを可能にするのは、一握りの為政者や支配者ではない、全世界のごく普通の人たちなのだ。 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2014-06-09) 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.01 16:33:30
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