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テーマ:試写会で観た映画の感想(679)
カテゴリ:映画鑑賞録
※ネタバレ感想ですのでご注意を。
個人的には受け付ける絵柄(CGですが)なのですけど、この映画、非常に観る人を選ぶ映画かなと。 ぶっちゃけ、こういうアニメ耐性が無い人がこの映画を観ると、「何このアニメオタクな映画は!」と途中退席しそうな感じです。 しかし、自分は好きですけどね、そう言うアニメ大好き!思考体系だから。 CGは曽利監督の前作「アップルシード」同様トゥーンシェード、技術的にはモブシーンとか、「どーやってこれだけの量を作成したの?」って位かなり凄いです、あと、某マトリックスレヴォルーションの様な、ワーム?のCGとか。 映像的には見応えありますね。 アニオタ満足です。 話的には、シチュエーションは斬新、ハイテク鎖国した日本、潜入したアメリカ人特殊部隊が見た日本、それは一見昭和初期の和やかな風景、しかし生身の日本人は既に全滅、全てアンドロイド化され、更にクライマックスは、それすら全て死滅、アンハッピーエンドです。 変にラブロマンスとか強引に挿入せず、安易な定石を排除した、媚びていないストーリーテリングは好きです、再度アニオタ満足。 で、興行的にヒットするか?と問われたら、日本国内じゃ制作費の回収すらは無理かと、海外展開も含めれば、どっこいどっこい、って感じでしょうか? いかんせん、アニメ=オタク=キモチワルイ な図式って未だ根強いですし… でも、個人的にはこういう映画、好きです、一般人の冷淡な反応に懲りずにもっと曽利監督にはこの系統で新作を制作して欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月02日 00時27分43秒
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