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投稿募集中にさりげなくNIBK(Nihon Igoboke Kiin)の理事長になっておりました。さ理事と呼んで下さい。
さて、今回のお題『碁筍でボケろ!』はモノボケというジャンルでしたが、このモノボケ、TVの『イロモネア』でもよく見られる現象の一つである時間経過に伴うネタ切れへの焦りやボケの質の変化が見られたり、得意不得意がけっこう出ていたり、興味深いものとなりました。 単純なようでいて、越えなくてはいけないハードルをいくつも孕んでいます。 ・浮かんだネタの品質 ・ネタを文字として表現する技術 ・表現方法(ト書きの要不要、セリフ仕立て、タイトル欄の使用、等) ・など 軽い気持ちで出題したものの、後で考えてみれば意外と難しく、私も投稿者の立場になればいくつ投稿できたか・・・という中、臆する事なく1週間碁筍と真摯に向き合ってきたボケラーの皆様の姿勢にはただただ頭を垂れるばかりでございます。 ************************************ 今回の投稿は次の5つに分類して論じていきたいと思います。 1.『装着品』としてのゴケボケ 2.『うつわ』としてのゴケボケ 3.『見立て』としてのゴケボケ 4.ダジャレを使用したボケゴケ 5.その他 なお、表現方法による分類からのアプローチは別の機会とさせていただきたいと思います。 ************************************ 1.『装着品』としてのゴケボケ ・空の碁筍を体の一部に装着することによって、その体の部分に見立てたり、あるいは装着した状態に対して(いわゆる漫才的な)ツッコミやボケを行う手法。投稿初期には、各ボケラーの肩慣らしとして採用された。爆発力があるが、ネタの種類には限りがあり、早い者勝ちとなる。 <作品例と解説> 足に履いて「ドラえもんの足!」o((=゜ェ゜=))o(郷禄介さん ) 最初の投稿です。最初の投稿はその後の同行も決める試金石ともなるので、ボケラーとしての勇気を試されるところですが、郷さんはわりとさらっと最初に投稿されますね。小手調べ的な模範投稿ともいえる作品で、この後も順調に投稿の流れが続きました。口火切りの名手といえましょう。ちなみに、出題者が考えていたアンパンマンはこの後としてはベタすぎたのかなかったですね(^_^;) IBK (胸に)「碁レンジャー、ピンク!」(新米刑事さん) NIBKの理事の一人でもある新米刑事さん。この後の投稿のタイトルも『IBK』と続くのでなんの略かと思っていたら、『IgoBoKe』の略なんですね。今後タイトルに詰まった方にはおすすめです。作品は健康的なお色気。これを受けてnipparatさんがブラジャーとしての見立てをさらに進化させてきました。 「おかしいわね。紐がついてないのよ、このブラ」(nipparatさん) それは多分ヌーブラでしょう。なかなかのヨセ上手と見ました。 「何だよ、これ随分小さい帽子だなあ。痛てててて!」(nipparatさん) 最初の10投稿あたりはこのようなかなりオーソドックスなモノボケが続きます。しかしこの辺りで装着する場所にも限りがあったのか、装着系のモノボケは次に続く「出来心」シリーズで一旦沈静化するのです。 「何でいつも膝を曲げているんですか?」 「いや、つい出来心で膝蹴りしたら、こいつが抜けなくなっちゃったんだよ。」(nipparatさん) (5/22 00:01) 「なぜそんなに前屈みで歩くのですか?」 「いや、つい出来心で尻を突っ込んだら抜けなくなっちゃって。」(nipparatさん) (5/22 00:43) 「なぜ、いつもホッピングしてるんですか?」 「つい出来心で両足を突っ込んだら抜けなくなっちゃって。」(nipparatさん) (5/22 00:46) 「なぜそんなに前屈みで歩くのですか?」 「いや、つい出来心でチ○○を突っ込んだら抜けなくなっちゃって。」 (asutoronさん )(5/22 04:28) この「出来心」シリーズ、あるボケラーの卓越した能力が見えてきます。 投稿された時間を記入しておきました。これを踏まえると、次の流れを予測することができます。 「出来心シリーズ」に着目してnipparat氏試し投稿。その後ネタ繰り休憩。あるいは0時から始まった30分番組に釘付け。 ↓ できたネタを投稿。なぜか出来心シリーズが落ち切らずそのまま就寝。 ↓ 夜更かしか早起きのどちらかで投稿をチェックしにきたasutoron氏、「nipparatさんこれ落ち切ってないよ。」と半分合宿行きを気にしつつも「kyonchnならこれくらいでは合宿送りにはしないだろう。」と投稿。 名アシストとして名高いasutoronさん、今回もさりげないアシスト、略してサリストでシリーズものをきれいに(???)まとめました。予想通り、これくらいでは合宿行きにはなりませんよ。思わず「でかいですね。」というコメントをつけそうになった私がむしろ合宿行き寸前でした。 舞台は第五アトラクション、ハイパーホッケー。 ホンジャマカが碁盤のかぶり物に手には碁笥を持っている。会場は大盛り上がりで「かわいいー」の声がとぶ。 石塚「ゴーゴーゴッケイ」 見物客爆笑、関口失笑、渡辺暖かく見守る、ゲスト愛想笑い、私チャンネルチェンジ。 その後、碁笥でパックを打つ乾いた音が場内にこだましたそうな。(新米刑事さん) 『東京フレンドパーク』より。「装着」「見立て」「ダジャレ」のいろいろな要素が入っていましたが、「装着」に分類。こうやって考えるとなぜ長く続いているのかよくわからないあの番組のぬるさをよく表現しています。 碁筍で左右の耳をふさいで 「キターーーー!」(hexagobanさん) 織田裕二だと信じてこちらに分類しました。 「碁盤の端にぶつかったら、鼻がこんなに大きくなっちゃった」(GO!さん ) 手品師(名前ど忘れ)か!どこに仕込んでおきましょう。 ふたを頭に載せて、「カッパ」 (asutoronさん ) その前の投稿などなかったかのようなasutoronさんの無邪気な投稿です。真夜中は別の顔。 無邪気といえば子供に勝るものはないでしょう。初投稿のもんちゃん0709さんは次男くんのネタを投稿。 次男が昔実際にやったネタ。。。 頭の上に碁笥の蓋をくっつけて、ミッキーマウス♪ 碁笥のふたをおしりに。。。 「おさるのオケツ♪」(以上もんちゃん0709さん ) モノボケは頭で考えると難しいものです。まずそのものを手にとり感じる事が大切なのです。子供はこれが『碁筍』という名前だとは知りません。ただ形を見て感じたままに行動するのです。装着系はこの二作品でノックアウトされたようでした。 ここでもんちゃん0709さんに個人的なメッセージを。いつもおいしそうなおやつをブログで紹介して下さってありがとう。こっそりチェックしていますよ。きらず揚げおいしかったです。特にカレー味が。 「めだまボーン!」(GO!さん ) 瞬発力のあるボケです。これがラストスパートで出てくるあたり、NIBK理事クラスの底力を感じさせてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月28日 21時05分07秒
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