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カテゴリ:自分の事
毎年10月に受ける健康診断で心電図T波異常という結果が出たので近所の循環器科の看板が出ている医院へ健康診断結果を持って行ってみました。それが11月の話。
すると、心電図に関しては見てみないとわからないからと ホルター心電図、負荷心電図、心臓エコーを受けることになったのです。 さらにその医者、こう言いました。 「心電図よりもっと重大なことがあります。それは貧血です。この数値は必ずどこかから出血しているということを意味します。可能性として最も考えられるのは胃がん、大腸ガンです。」 「はぁ、でも5年くらい前からこんな数値で自覚症状は何もないですけど」と私。 「5年前からがんかもしれない。胃がんでも大腸がんでも血便がでるのは4人にひとりです。そうでなければ子宮がん。こちらは専門外なので婦人科で検査してください。」 やたらとがんを連発してなんか嫌な感じと思いつつ、その日は再度血液検査をして、便潜血検査のキットを受け取って帰りました。 そして後日、ホルター心電図は異常なし。負荷心電図と心臓エコーによると左右の弁にわずかな逆流が見られるとのこと。これは、症状が進んだ場合は手術しかないが、現時点での治療法はないと言う。はぁそうですかで終わると思いきや… 今度は血液検査の結果、コレステロールとアミラーゼが高いという。 そこでコレステロールを下げる薬が処方され、お腹のエコー検査を受けることになりました。 ところがこの薬、治療のためのものではないんですね。一生飲み続けなければならないんだそう。さらに、飲み初めから半年は、毎月、血液検査をするというのです。それって毎月通えってことですよ?! なんだかなぁと思いながら飲み始めて10日程で、なんと下痢。この話をすると 「そんな話は聞いたことないですけどね。なんでも薬の所為だと思い込んじゃう人はいますから、薬変えましょうかね。」 そしてお腹のエコーの結果は慢性膵炎。これも治療の必要はなし、コレステロールの検査と一緒に経過を見ていきましょうとのこと。さらに… 「卵巣が腫れてるみたいなんですけど、婦人科は行きましたか。」 「行きました。全く異常なしでした。」 「肺がん検診はしてますか?」 はあ?またがんですか。肺がん検診て何よ?って思ったらレントゲンのことでした。レントゲンは異常なしって書いてあったでしょうがっ。 そして 「便潜血検査は陰性です。けれどもがんでも陽性になる人は4人にひとりですから。内視鏡検査、受けませんか。」 結局カメラ受けるんなら、なんのために検便したんでしょうねっ。 年が明けて内視鏡検査です。これは別の病院で受けて結果は後日またこの医院に聞きに行かなくてはなりません。 さて、胃カメラ大腸カメラともに、想像したほどの苦痛はなく終わりました。そして今日、その結果を聞きに行ってきました。 「胃カメラでは食道裂孔ヘルニア。胃潰瘍が治った跡、胃炎が治った跡があります。大腸は何もなし。貧血の原因は見当たりませんね。まあ、閉経したら治るかもしれませんね。」 何それ? そしてコレステロールの薬の続きです。変えてもらったもののやっぱり1週間ほどで下痢をしたので中止していることを伝えると 「じゃあ、どうしますか。また変えますか、それともやめますか。」 「やめます。」 「でも1週間飲んでたんだったら、効いてるかどうか検査だけしときましょうか。将来絶対飲みたいって言うと思うから。」 「そうなったらそうなった時に検査してもらいます。」 あ〜長かった。やっと解放された気分。 それにしても、これだけ時間とお金とかけて、結局何にもわからなかったってこと? 何なんだろう医者って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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