【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2007年03月29日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 40歳をゆうに越えた私にとっては、価値観や考え方も違う若者は、「未知との遭遇」に近いものがあります。今の若手職員の感覚が分からないもので、捜してみると平成19年版の職員募集パンフレットを見つけました。その中に、若手職員の座談会が掲載されていて、若手の方が今の裁判所の職場をどのようにみているのか。少し参考になりました。
 外部に対するパンフレットという性格上、裁判所の職場のいいことばかり書いていますが、それを踏まえて感じたことを紹介してみます。

 裁判所セミナー(大学生等を対象に行っている裁判所の説明会、私の頃になかったものです)で、「裁判所は、人間関係等について、職場の環境がいいな」と思って決めたとの感想がありました。私も同感です。では、「人間関係等について、いい職場の環境」とはどういう職場の指すのだろうか。職場の人間関係でストレスが溜まりにくい職場、具体的には風とおしの職場や思っていること・考えていることが遠慮なくいえる職場、仕事で行き詰まったときに的確な指示をしてくてる同僚や上司のいる職場なのかなと思います。

 それと人間関係以外の職場環境として、年次休暇や育児休業、結婚休暇を気兼ねなく取得できる職場(若手職員には、育児休業、結婚休暇についてお互い様という面はありますが、自分の都合でコロコロ変えたり、職場への配慮が欠けていたり、直前になっていったりという方が増えてきていますが、その人たちに対して、できるだけ職場で敵を作らないようにするためか、注意・指導する心ある先輩や上司も減ってきているように思うのが心配ですが・・・)、人の配置と業務量のバランスがとれた職場をいうものと思います。

 若手職員みなさんに特に強調しておきたいのが、職場環境というものは変わらないものではなく、常に当局と労働組合との力関係で変化をするということです。過去高い組織率を背景に諸先輩方のねばり強い努力と運動によって今の職場環境を勝ち取ってきたものですが、最近はお世辞にも高い組織率とはいえず、大都市部では低下の底が見ない状態です。この状況が続いていけば、現在なんとか支えている組合の活動家はここ10年くらいで引退していき、組合を通じての職場の統制・秩序がとれなくなったとみるや当局による職制を通じての「力」による統制が台頭し、今の若手が「10数年前は職場の環境がよかたったのにな」といっている姿が目に浮かびます。
 そのような職場にしないためにも、新採用職員100%加入をめざして全力で組織率を維持することが重要です。最近、風通しが悪くなったと感じている方はおられませんか。組織率の低下が影響しているのかもしれません。

 最後に、若手職員の座談会の中でよかったなと思う発言は、みなさん口をそろえて上げていたのが、職場でのコミュニケションやチームワークの重要性です。私も裁判所では一番大切なことと思います。若手の方が意識しているかどうか分かりませんが、職場の特定の人とのコミュニケションやチームワークではなく、職場全体ひいては裁判所全体でのコミュニケションとチームワークではなくては、組織全体で力を発揮できません。職場の中で対立をしていたり、特定の人を排除するような「いじめ」は絶対許されません。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年03月29日 14時54分52秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

全司法近畿地連

全司法近畿地連

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

 gpqkcoy@ YYlNXvDjxcO zhaSST <a href="http://xthmjys…
 ndyylqijj@ HjTuGCqkhMJ l2q09S <a href="http://ejjezxs…
 fnztpfcqgv@ fnztpfcqgv Wow, cool man, big thanks! <a href…
 こうべのひと@ 地連ブログ日記はええなあ 久しぶりの長い記事、読ませていただきま…
 gongon@ お世話になりました ご苦労さまでした。おかげさまで、この1…

© Rakuten Group, Inc.