昨日は、漢字指導法研究会の月例会でした。
本日、文作りの事を書きますと、お知らせしておきましたが、
その「文作り」の実践報告が、そこで、されました。
丁度、合っていますので、その実践報告の要旨を書きます。
報告者は、東京都のA市の、
教員経験2年目の30前後のN(女性)先生でした。
この報告は、
2年目でも、指導のポイント掴み、それを、子どもたちに
投げかけていけば、
誰もが、うなるような感動的な指導ができる
と言う事を証明したくれました。
Nさんは、この実践を取り入れてみて、
ショウゲキを受けたとまず、切り出しました。
何にショウゲキを受けたかというと、
この指導を取り入れてみて、
その後の子どもたちの変化にだったというのです。
今まで、漢字に苦手意識を持っていた子が、
意欲的に漢字学習に取り組み出した。
全ての子が、漢字テストを楽しみにするようになった。
テストを配ると、歓声が上がるようになった。
次は、何時、テストをやるの?とせがまれるようなった。
というのです。
では、どんな指導を取り入れたかですが、
それが『文作り』なのでした。
新出漢字を1セット5過程で指導する。
その5過程めに、文づくりがあります。
それのことです。
なんだ、そんなことかと、思われるかもしれませんが、
それが、決定的なのでしたね。
(この文作り、これも、今までの先生方の実践の中には、あったのです。
ただ、それを、浮かび上がらせたのは、漢字指導研究会です。)
この文作りについては、下記の僕のブログでも、
すでに、書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200603310001/
最も血流が増し、漢字力が着くテストへの転換(8)
この実践者(加藤セツ先生)も文作りを取り入れてみた結果のショウゲキを
語ってくれたことがありますが、
昨日は、2人目でした。
これをお読みの方、取り入れてみて、
その結果を教えていただければうれしいです。
では、どのようにこれを、取り入れたのか、
その事を次回、書きます。
この衝撃が、起きた過程を分析しますと、
今の日本の教育の再生のために、役立つと思います。
それは、非常に大切な教訓を含んでいると思えるからです。
このことについて、次回続けていきます。
皆さんで意見を出し合い、豊かにしていただければありがたいです。
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下記の本は、
僕等ガ20年以上(児言研を入れると50余年)にわたって研究した
漢字教育のあるべき姿と実践の提案です。
「1セット5過程」・「文作り」・「手首化」
の実践も載せています。
この「1セット5過程の漢字練習帖」が、下記です。
* 近日中に、2年生が出ます。