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カテゴリ:・漢字指導
教職1年余のNさんが、 この漢字指導に目ざめたのは僕等のサークルに来出したことと、 次の文章に接して、共感を得たからでありました。 その文章とは、次のものでした。 「歴史時代に入ると、ともに、文字は、その文化の最も重要な坦持者であった。 文字は、常に、過去の文化の継承者であり、またそれを通じて、 新しい創造への源泉であった。その機能は、現在においても、少しも変わることは無い。」(『字統』) そして、Nさんは、報告文の中で、 この文章との関係を、次のように語っています。 「この実践を通して、この『字統』の文章にあるように、 (子どもたちの中に、新しい創造の息吹を感じた)。」 と。 確かに、ちゃんとした漢字指導をすると、 子どもたちは、変わってきました。 それは、昨日も ご紹介いたしました加藤セツさんの場合も、同じでした。 漢字を嫌がっていた子、 勉強をやろうとしなかった子が、 率先して、学習をやるようになったのです。 この子達は、新しい創造の担い手になっていくかもしれませんね。 それよりなにより、 学習から遠ざかっていた子が、学習に戻ってきたのです。 学習から遠ざかって、ふてくされている事が続く生活、その先には、何があるか、・・・・・・・・・。 こうして、ちゃんとした漢字学習は、 その子どもの人間づくりにまで影響をしていくのですね。 ドリルなどで、やらされる感じを持っていた子が、 漢字嫌いになっていたわけですね。 子どもが、やらされるのではなく、 子どもが自分の考えを書き、 自分の考えが生きるのが、『文作り』のようです。 このことについて、早速、昨日のこのブログにTB,戴きました。 どうぞ、そちらも、ご参考にしてください。 実践!漢字学習1 次回は、「文作りの発表の仕合による漢字の概念の深め」について、書きます。 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。 よろしかったら、下の2つのマークのクリックをお願いします。 1日1クリック、有効です。 高位になりますと、アクセスが増えるんですね。 人気blogランキングへ href="http://education.blogmura.com/in/tb_entry1608_014456.html"> 勉強、学習 |
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