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カテゴリ:海外リーグ野球
『注目の2ヶ国』 本日はパキスタンとフィリピンの野球について見ていきたいと思います。 現在アジア野球選手権大会が行われ、パキスタンは5-8位決定戦ラウンドに回り、フィリピンは二次ラウンドへと回りましたが、日本韓国台湾が相手という事もあって残念ながら全敗し、3位決定戦で韓国と対戦します。 パキスタンは12-3でパレスチナに勝利を収め、9日は香港と試合を行い、一時はリードしていましたが最終的には5-6で敗れてしまいました。 しかしながら今までならばフィリピンや香港には歯が立たなかったのですが、フィリピンとは2-4、香港とは5-6となり、もう力の差は拮抗しつつあると言っても良いのではないでしょうか。 また、今回のパキスタンはスター選手となれそうなアマーン・カーン投手やムシャラフ・カーン投手、ムルタザ投手などがいて少し話題となりました。 更にbaseball unitedの創設によってこれからパキスタン人の選手育成も見込める可能性があるだけに、成長スピードが速まってくる事を期待したいところです。 また、どうやら代表監督が日本のリトルリーグとの話し合いも行っているとの事、アジア野球選手権大会前にはソフトバンクの王会長とも協力関係を構築する事が書かれており、日本とも関係強化が見込めるかも?しれませんね。 これまでパキスタンは政府からの援助が殆どない状況らしいですが、パキスタンの著名な方々が支援を呼び掛けているだけに、少しでも援助してもらって野球強化に繋がって欲しいですね。 そしてフィリピンですが、日本とは1-9、韓国とは2-8、9日に行われた台湾とは何と1-2の大接戦を演じました。 これまでならば全試合コールド負けを食らってもおかしくないかな…という印象でしたが、こちらも確実に強くなってきていることが窺えます。 ちなみにこちらがハイライト動画ですが、失点してしまったもののパウロ投手が142キロを計測するなど面白そうな存在です。 そして野手はパキスタンもそうですが上半身は前肩を内側に捻らない上にスイング軌道自体も良い選手が多いものの、どうも下半身を上手く使えていない選手が多いなという印象、この辺りはパキスタンはbaseball unitedの実績十分な元MLB選手である共同オーナー、フィリピンは巨人がアカデミーを作っており、インドネシアのプロ野球チームにもフィリピンの選手が入るとの事なので指導して下半身の使い方が周知されていく事を期待したいですね。 baseball unitedの創設やインドネシアプロ野球の創設でフィリピン選手も参加する事が予定されているだけに、この2ヶ国は今後伸びていく可能性が非常に高いのではないでしょうか。 今回改めてアジア野球選手権大会を見ても2ヶ国の成長ぶりが野球ファンとしては嬉しい限りであり、いつの日かWBC本選出場や今年行われたアジアプロ野球チャンピオンシップにも参加してきて欲しいなと思います。 「追記」 パキスタン野球連盟が早速次回のアジア野球選手権大会に向けて高速ボウラー(恐らく球の速い投手だと思いますが、恐らくクリケット用語をそのまま使っているものと思われます)を左右それぞれ5名探しており、野球アカデミー入学の際に奨学金を提供すると発表しています。 更なる発展へと向けてもう既に取り組みが始まっています(twitter)。
最終更新日
2023.12.10 14:32:34
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