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カテゴリ:広島東洋カープ
今日は野手ではなく、投手を紹介したいと思います。
「岸本秀樹」背番号48 右投右打 最速153キロの直球が売りのカープに数少ない速球派投手で、2008年にトレードで横浜から加入し、2010年は中継ぎとして活躍?しました。 それでは成績を書きたいと思います。 08:37試合 2勝2敗 35.1 37被安打 21与四死球 27奪三振 5・35 09:一軍登板なし 10:51試合 1勝2敗 60.1 86被安打 26与四死球 45奪三振 5・97 はっきり言いますが、全く一軍レベルの投手ではありません。 速球派投手でありながら奪三振率は低い上に被安打率は12.82とかなり悪い数字を記録しており、彼の投球は打者相手に全く通用せず、投げる球は苦にもされていなことを証明しています。 制球力もそれほど光るものを感じず、恐らく広島の台所事情の苦しさによって仕方なく登板しただけに過ぎないのではないでしょうか。 しかし、希望の光が全くないのかと言えばそうではありません。 http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=7&id=44 こちらのコラムを見る限りでは、恐らく決め球として位置付けのフォーク、殆ど投げていませんがスライダーは打者相手に通用しています。 ところが、投球構成では主に直球とシュートを主体として投げています。 しかもこの二球種は-0.88、-1.30と全く通用しておらず、せっかくの有効球であるフォークとスライダーを全く生かせていません。 これは岸本が打者心理を読む本当の「投球」をしておらず、ただ何も考えずに勢いで投げていたことを証明する結果となっています。 それと同時に石原のリードセンスや眼力に疑問をもたらす結果となっています。 しかし、逆に言えばフォークとスライダーはある程度打者に通用しています。 なのでスライダーをもう少し多めにカウント球として投げ、直球やシュートは見せ球にしてフォークで仕留めるといった変化球主体の投球に移行する方が良いのではないかなと思います。 いずれにしても余程の成長を見せない限りは現時点では一軍で活躍することは厳しいと言わざるを得ず、厳しいシーズンを送ることになるのではないでしょうか。
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最終更新日
2011.01.13 22:35:25
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