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カテゴリ:広島東洋カープ
プロ野球は大体が試合中止(まあ実際は練習試合をやっているところもありますが)と地震の影響が大きいようですね。
ただ、こういう時こそ何か娯楽を提供しようということで、番外編を書きたいと思います。 『絶対ではないが、安定か』 巨人の先発投手陣は中々三本柱が固まらず、それが三連覇できなかった最大の原因ではないかと思います。 まず、先発投手として当確なのが、東野と内海の二人です。 東野はチーム2位のRSを記録しており、DIPSも防御率と同程度の数字なので、今年と同じ投球が期待できます。 内海は11勝こそあげたものの、RSではチームワースト2のマイナスという形になっていますね。 ただし、奪三振能力はやや高く、制球は良いのでDIPSは東野よりも良い数字を出していますが、このDIPSの良さは制球力が素晴らしいことからきており、奪三振率は7.36と際立つというほどではないので、野手の守備力に影響しそうですね。 現状の守備陣営だと実際のDIPSよりも低くなるのかなという印象はありますが、二桁はできる投手だと思います。 そして、もう一人能力が高いのが朝井という楽天から移籍してきた投手です。 彼はRSも9と移籍してきたにもかかわらず4位という数字をあげており、DIPSも2.78と高い数字を記録しています。 ただし、この投手も奪三振率は優れているわけではないので、守備の影響を受けるタイプですね。 昨年はやや運が良かった印象があるだけに昨年と同じ内容というわけにはいかないかなと思いますが、能力自体は二桁勝利に到達できる投手だと思います。 ベテランの藤井は光るものがありませんが、RSは8を記録し、DIPSなどもまずまずの能力を持っていますね。 ただし、運が良かった面もあり、二桁できる能力があるかと言われると、少し疑問符が付きますが、まあ4、5番手ならば良いのではないでしょうか。 残りの先発候補は外国人勢が占めることになりそうですね。 故障離脱で満足に投げられなかったグライシンガーやゴンザレス、トーレス、バニスターといった外国人枠を争う必要がありますが、野手の充実と救援投手に一人廻すことを考えると、先発は2人ということになりそうですね。 ゴンザレスはチームワーストのRSを記録しましたが、、DIPSは防御率ほど酷くはない投手で3点台と大きく乖離しており、運が悪かった印象があります。 ただし、この投手も守備に左右されがちなタイプであり、巨人の守備力を考えると若干の加工は避けられないかなと思います。 バニスターやトーレスはDIPSはそれぞれ5.5(ルイスに習ってメジャーのDIPSを3Aに変えると、3.78)、3.76と二人とも微妙な数字ですね。 あまり二桁などといった投球を期待しない方が良いかなと思います。 他の先発候補として名前の挙がる西村もDIPS自体も4.83と芳しくなく、運自体も良かったという数字なだけに厳しいと言わざるをえません。 このように見てみると、二桁が確実だと言える投手は東野くらいであり、内海も二桁できそうですが確信に至るまでのレベルではなく、その他の投手も二桁到達できる「可能性」はありますが、内海ほど高い確率でできるだろうといえる程ではないのが特徴的です。 ただし、力量自体は平均より上くらいの能力を持っているだけに打撃力のある球団だけに守備で致命的な運のなささえなければ、他球団よりも二桁いける可能性はあると言えばあるかなと思いますが、実質柱は東野だけかなと思います。 最後に新人の沢村は恐らく先発に入るかと思われますが、大学リーグでのDIPSが2.55と高い数字なだけに期待してしまいますね。 沢村が東野とともに柱として成長してくれればかなり安定した投手陣になるのではないかなと思います。
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最終更新日
2011.03.13 20:02:11
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