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カテゴリ:野球
『田中賢介』
それでは今回は今年SFに在籍していた田中賢介はどのような評価になるのかを見ていきたいと思います。 今年の田中賢介も中島同様殆どがSF傘下の3Aフレズノ暮らしで、メジャーでの15試合に留まりました。 また、守備も本職は二塁手でしたが守備失格の烙印を押されてしまい、外野手への転向を言い渡され、メジャーでの出場も左翼手での出場となりました。 それでは田中賢介の3Aでの成績はどうだったのか見ていきたいと思います(以下fangraphs引用)。 3Aでは107試合に出場し、打率.329、1本塁打、32打点、盗塁も22盗塁(但し10盗塁死)を決め、出塁率も.400を記録するなど日本プロ野球時代のリードオフマンとして優秀な成績を収めました。 ミート力も9.53、選球眼も1.17と双方かなり高い数字を記録しており、一介の外国人選手だと仮定しても充分に通用する成績を残しています。 ちなみにメジャーでもミート力は10.00、選球眼は1.33と高い数字を記録しており、打率も.267で出塁率は.353と少ない打数でしたが申し分ない成績を残しており、メジャーでもやっていけるだけの土壌はありそうなだけに後は守備位置さえ確保できればといったところで、そういった意味では守備に悔いが残りますね。 現在はDFAされた後に自由契約されたのでFA状態で、ウインターリーグにも参加していますが今のところ名乗りを挙げる球団は出てきていません。 しかし、打撃は日本プロ野球時代からの高いミート力と選球眼が維持されており、その実力をそのままメジャーや3Aでも存分に見せているだけに、これならばやっていけるのではないかという打撃成績や打撃内容を見せているだけに、後は一にも二にも外野守備と二塁守備を立て直したいところです。 仮に今から日本球界に復帰したとしても間違いなく主力として活躍できると思います。 しかし、せっかくアメリカへ渡ったのですから何とかレギュラーを掴んで活躍し、日本人野手の株をどん底から立て直してもらいたいところですね。
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最終更新日
2013.12.10 20:10:00
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