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カテゴリ:レンジャーズ
『ジム・アドゥチ』
アドゥチは2003年のドラフト42巡目でMIA(当時FLA)に入団した(左投左打)外野手、しかし2007年にCHCへと移籍すると徐々に力をつけていき、2008年~2009年のA+、AAでプレーしていた年は出塁率が高く(.380、.377)、盗塁数も26、35盗塁を決めるなど徐々に頭角を現し、翌年に3Aに昇格するも打撃面で不振に陥ってしまい、打率は.248、出塁率も.302と低調に陥ってしまい、更に2011年は故障でR、AAとランクが降格してしまうなど試練の期間となりました。 2012年はAA、AAAでプレーして再び打撃の調子を取り戻し、打率.294、.306、出塁率も.367、.377と好成績を記録し、盗塁も11、7と再び復調、2013年はTEXへと移籍して主にAAAで出場しましたが、これまでの打撃とは打って変わって長打傾向の色合いが濃くなり、本塁打数は16本とキャリア通じて初の二桁本塁打を記録、持ち味だった巧打も衰えることなく打率は.298で出塁率が.381とこちらもキャリアハイの成績、盗塁数は32盗塁と久々の30の大台を記録してOPSも.844を記録するなど飛躍の年となってメジャーへ初昇格、メジャーでも特別問題なくプレーしていたように思います。 ようやく徐々に花が開きつつある苦労人ですが、如何せん年齢が今年で29歳となり、TEXではあまりチャンスを与えられないかもしれません。 ただ俊足選手はTEXにとっては貴重であり、打撃面では出塁できる力もあるだけでなく、長打力も身についてきただけに少ないチャンスを活かしてもらいたいところです。 『ルイス・サーディナス』 サーディナスはベネズエラ出身の(右投両打)内野手、ベネズエラ出身なのでドラフトの対象外選手で2010年にTEXと契約、俊足好守が売りの守備型選手でショートを守ることからアンドラスの後継者と目されており、プロスペクトランキングでも2位につけています。 2013年は主にA+でプレーした後にAAでもプレー(A+は97試合、AAは29試合)して打率.298、.259を記録し、出塁率は.358、.286、本塁打は両方とも1本ずつ放ち、盗塁は27、5を記録しました。 ゴロの打球が非常に多い上にISOPもかなり低いところを見ると、将来的に長打力を売りにする可能性はなく、打撃内容を見ても打力を売りにするタイプではないのであくまでも守備走塁で勝負するタイプかと感じます。 ただまだ年齢は今年で21歳とまだまだ若いだけにこれからもっと成長することを期待したいと思います。 内野手が不足気味なので一応ロースターには入っていますがまだまだマイナーで実戦経験を積んでいくのではないでしょうか。
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最終更新日
2014.02.19 20:34:49
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