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カテゴリ:広島東洋カープ
『悲鳴、踏ん張り、歓喜』
本日の広島は4-3でヤクルトにサヨナラ勝ちを収め、2カード連続勝ち越しを決めました。 先発はドラ1ルーキーの大瀬良、最速147キロ、143キロ前後の直球とカットボール、カーブ、チェンジアップなどを織り交ぜてバレンティンに打たれた一発のみに抑えて7回を投げて2失点と試合を作りました。 また、奪三振数は2と三振と少なく、ここはオープン戦での結果と同じなので三振を奪うタイプではないのだと思われますが、四球は1つと制球力に関しては特に問題はないと思われます。 ただbatted ballは13:7:1、内野フライ2つとオープン戦に見せたFB中心ではなく、ゴロを打たせる投球を披露し、安定した投球を期待できそうなところを見せました。 二番手一岡は四球を一つ出しましたが、2つのゴロと内野フライを打たせて無失点に抑え、三番手ミコライオはいきなり二者連続長短打を浴びて無死二三塁、森岡にタイムリーヒットを浴びて同点を許しましたが、その後は二者連続三振に打ち取って同点で止めました(2:1:1)。 四番手永川は10回から登板して無失点(1:0:1)、五番手中田はいきなり四球を出し、ライナー性の打球で何とか事なきを得る危ない投球でしたが、2イニング目からは前回同様一変して好投を見せました。 12回裏に味方がサヨナラ勝ちを収めて勝利投手となりました(2:0:1、内F2)。 一方野手陣は初回に一死から菊池が四球で歩き、二死から盗塁を決めるとキラがタイムリーヒットを放ち、走攻を活かして得点すると、2回は好調エルドレッドがレフトスタンドに叩き込む一発を放ち、2点目をあげます。 しかし、3回以降はチャンスを作りながらも併殺打などでチャンスを潰してしまい、6回に同点に追い付かれてしまいますが、7回は満塁のチャンスを作ってキラの内野ゴロの間に1点を追加します。 しかし、8回や延長戦の攻撃も併殺打でチャンスを潰してしまいますが、迎えた12回に代打で途中出場していた堂林がライトスタンドへ放り込む一撃を打ち、サヨナラを決めました。 今日は11の四死球を記録するなど待球作戦は見事に実践 個人的には1点こそ失ったもののミコライオの踏ん張りが大きかったのではないでしょうか。 いくらクローザーとはいえ無失点でシーズンを終える投手はおらず、無死二三塁から大崩れせずに何とか1失点に留めたのは見事な火消しでした。 サヨナラ勝ちの主役である堂林は四球と本塁打と結果を残しただけでなく、打撃の内容でもあっさり三振することなくフルカウントに持ち込むなどようやく調子を取り戻しつつあるようです。 今年こそ飛躍の年にしてもらいたいところですね。
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最終更新日
2014.04.02 23:14:48
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