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カテゴリ:広島東洋カープ
『いません・・・かね』
それでは今回はフェニックスリーグ野手成績の後編として引き続き見ていきたいと思います。 その前に日米野球で侍ジャパンが遂にノーヒットノーランリレーをやってのけました。 さすがに日本の投手のレベルの高さには本当に驚かされる次第であり、そっくりそのままTEXの投手陣の一員になって欲しい次第であります^^;。 特に則本や西野辺りのフォークボールを武器とする投手は初見では中々打てないでしょうし、則本に至っては155キロの直球を投げるのですから凄まじい物です。 将来的には日本のエースになることは間違いなく、いずれは金子や前田健太辺りをも上回る可能性を大いに秘めているのではないでしょうか。 話を戻して野手の方を見ていきます。 まずは今年新人ながら見事な活躍を見せた田中、正直もう一軍の主力選手の一人ですからわざわざ取り上げる必要性はないのですが、一応新人なので取り上げたいと思います。 フェニックスリーグでは.342で本塁打(他には二塁打、三塁打それぞれ1本)を記録するなど見事な打撃成績を残し、ミート力は12.667、選球眼は1.000、ISOPは.158と特別何も言うことはありません。 来年はフルでショートのレギュラーとして活躍して欲しいところです。 もう一人取り上げる必要性があるのか疑問には思いましたが堂林、フェニックスリーグでは.458で2本塁打と見事な打撃成績を残しており、ミート力は8.00、選球眼は1.000、ISOPは.250とこれまた見事な成績を残していますが、実はフェニックスリーグでは毎年素晴らしい打撃成績と内容を誇るのですが、シーズンになると全然駄目に逆戻りしてしまっており、何やらフェニックスリーグに調子を合わせてるのか?と疑いを持ってしまう次第です。 来年こそはその打棒をシーズンに持ってくるように頼みます。 次にすっかり二軍の正捕手が定着化しつつある磯村、打数こそ14と少ないですがミート力は14、選球眼は2.000と見事な打撃内容を見せています。 二軍での打撃成績は捕手にしては申し分なさそうですが、ここまでチャンスを与えられないのは守備面に問題があるのでしょうか? 会沢が大爆発して自信を掴んできたのか、守備面でも盗塁を刺す場面も増えているなど攻守に亘って正捕手として大きな一歩を踏み出しているだけに、ここから巻き返すのはかなり厳しいように思いますが、何とか踏ん張って欲しいところであります。 もう一人育成契約を交わし続けているものの一向に支配下に登録されない中村亘、中村亘は二軍でも29試合の出場に留まるなど不振のシーズンが続いています。 フェニックスリーグでは13打数に留まりましたが.3846と高打率を記録しました。 しかし、ミート力は2.166、選球眼は.333と芳しくない打撃内容となりました。 ずっと二軍選手として在籍し続けた上村が去り、どうも中村亘がそのポジションに収まることになるのかなという感が否めませんが、何とか打開したいところです 最後に若手有望株の筆頭である鈴木誠也、一軍でも高打率を記録して来季に向けて着実な成長を遂げており、現在U-21の日本代表にも選出されて大暴れしています。 そのフェニックスリーグでの打撃成績は.340、2本塁打を記録しているなど見事な成績を残しています。 しかし、ミート力は5.555、選球眼は.333とあまり芳しくない打撃内容となっています(ISOPは.160と中距離打者ですね)。 一軍でも同じような打撃内容となっており、パワーがついたことで少々打撃が荒くなり気味なのでしょうか。 二軍ではミート力が8.31、選球眼は.545といった成績を残しているだけに、もう一度荒くなり気味の部分を修正したいところです。 幸いU-21ではミート力と選球眼がしっかりしており、なお且つ二塁打や三塁打を量産しているだけに、これを一つのきっかけにして来季飛躍して欲しいところです。 今年のフェニックスリーグは「この選手が圧倒的な打撃を残している」という太鼓判を押せる選手がおらず、例年と比べてちょっと寂しい感が否めない結果となりました。 この中で選手を挙げるとすれば上本や美間の二人ではないでしょうか。 上本は後少しで打撃開眼できそうですし、美間もここからの順調な成長に期待したいと思います。 勿論、鈴木誠也も一軍で見事な打撃成績を残し、その勢いそのままにフェニックスリーグとU-21でも好成績を残しているだけに、期待したいところですね。
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最終更新日
2014.11.16 16:59:50
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