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カテゴリ:広島東洋カープ
『九里亜蓮』
それでは今回は九里のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。 まずはトータルでの成績です。 『九里』 20試合 83.1回 9被本塁打 50奪三振 30与四球 6与死球 1故意四球 FIP4.62 防御率4.00 「batted ball」 128GB:83FB:25LD:25IFFB tERA:4.6561 計43.11年間予想失点 1年目から新人としてまずまず成績を収めた九里、初登板の際には16ものゴロを打たせていましたが、徐々にフライやライナー、一発を打たれる割合が増え始めたことでGB%は49%という結果となりました。 ただし、小野同様新人にしてはまずまずゴロを打たせられた方ではないかと思いますので、今後は小野と同様にGB投手への道を歩める可能性が非常に高いのではないかと思われます。 しかし、GB投手への道を歩むならば絶対不可欠である与四死球率は3.88とあまり冴えない数字となっており、奪三振率も5.40は少し低すぎるきらいがあり、被ISOPは.162とこれまた高いなど課題も見られます。 ただし、IFFB%は平均より上の23%を記録しているなど球威の改善は十分できそうで、現に一軍に再昇格してからはスピードが引き上がっていたこともあり、奪三振もまずまず奪えるようにはなってきていますので、ここからの更なる成長に期待したいところです。 上手く成長していくことができればもしかすると大瀬良以上に安定した投手になれるかもしれません。 『石原』 11試合 41.2回 5被本塁打 28奪三振 9与四球 4与死球 0故意四球 「batted ball」 65GB:42FB: 9LD:12IFFB:5HR tERA:4.0997 計37.97年間予想失点 「catcher score」:+5.14 『会沢』 5試合 22.1回 2被本塁打 13奪三振 10与四球 2与死球 0故意四球 「batted ball」 36GB:20FB: 6LD: 7IFFB:2HR tERA:4.6138 計42.72年間予想失点 「catcher score」:+0.39 『白濱』 1試合 6.1回 0被本塁打 3奪三振 2与四球 0与死球 0故意四球 「batted ball」 11GB: 7FB: 2LD: 2IFFB:0HR tERA:3.1799 計29.44年間予想失点 「catcher score」:+13.67 『倉』 3試合 13.0回 2被本塁打 6奪三振 9与四球 0与死球 1故意四球 「batted ball」 16GB:14FB: 8LD: 4IFFB:2HR tERA:7.7189 計71.47年間予想失点 「catcher score」:-28.36 最もプラスを計上したのが石原、GB%もトータルでの成績とあまり変わりらない上に制球面でも良い結果となりました。 会沢はゴロを多く打たせることには成功しましたが、四死球の多さが多き響いた結果となっています。 何やら倉がとてつもなく大きなマイナスを計上していますね・・・。
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最終更新日
2015.01.01 19:27:09
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