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カテゴリ:レンジャーズ
『エリック・コーディエ』
それでは今回はオリックスの新外国人投手について見ていきたいと思います。 今回はエリック・コーディエ投手、昨年はSF、今年はMIAでメジャー登板を果たしましたが、実績らしい実績はほとんどなく、主に3Aでキャリアを過ごしてきました。 まず投球スタイルですが、最速163キロ(正確には162.6)の直球にとスライダーのみの非常に単調な投球で、稀にツーシームとカットボールを投げる程度でかなり投球の幅が狭い印象です。 しかし、直球とスライダーだけでは当てることに関しては長けている日本では中々通用するとは考えにくく、日本ではもう少しツーシームの割合を増やしたいところです。 次に奪三振率ですが、リリーフに転向した2013年以降は常に11.00以上を記録するなど非常に三振を奪っており、十二分に三振を奪えていますが、前述の通り球種が少なく、日本だとどうなるか気になるところです。 また、与四死球率ですが、こちらは4.75、5.30、5.85とかなり悪く完全にノーコンの領域となっています。 最後に球威面と打球面ですが、被安打率は全て投球回数以内に収めているので力はありそうです。 被本塁打率も昨年は1本も本塁打を許しませんでした。 打球の方はパワーピッチャーらしくGO/AOは基本的には1.00弱で推移しており、安打の打球を含めると恐らくはFB、LDの割合が強い投手だと言えるでしょう。 投球内容を見た印象では日本球界で成功できそうな要素と失敗しそうな要素の両方を併せ持った非常に評価の難しい投手です。 特にノーコンはかつてヤクルトに在籍していたカーペンターと同レベル、そうかと言って球威面はこれまでの投手の中でも過去最高なのではないかと感じるところもあります(被本塁打数は昨年3Aで0本)。 投球スタイルがやや引っ掛かる部分はありますが、ツーシームは一応持っているみたいなので日本では幅を広げる為に積極的に使っていきたいところですが、やはり縦の変化球を持っていないのがきついでしょうか。 非常に評価の難しい投手です。 選手評価:B(どちらに転ぶか興味深い) 『TEX情報3、4、5戦目』 岩隈が登板したSEA戦は3-7で敗れました。 今年からSEAに加入した青木は4打数1安打1打点を記録、TEXからSEAへと移ったマーティンは3打数1安打1打点を記録しました。 4戦目は6-5でSFに勝利しました。 この日は秋が2打数2安打と大暴れ、昨年TEXで少しの間活躍しSFのブランクスは一発を放ちました。 先発ルイスは3回2失点、一応先発候補であるラナウドは2.2回を投げて3失点とぱっとしませんでした。 リリーフのディークマンは1回1安打無失点に抑えています。 本日の5戦目となるOAK戦は10-3で勝利しました。 1番デシールズが三塁打を含む2安打2打点、更に招待選手のニコラスが一発を放ちました。 また、期待株であるルアーとコーデルがそれぞれ二塁打を放ち、4番に座ったこちらもプロスペクト上位選手のマザラもヒットを放ちました。
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最終更新日
2016.03.09 23:55:43
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