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カテゴリ:野球
『ジェイク・ブリガム』
それでは引き続き楽天の新外国人投手について見ていきたいと思います。 ラストを飾るのはジェイク・ブリガム投手です。 実はこのブリガム、2013年にTEX傘下3Aラウンドロックにて先発を務めていた経験のある投手です。 昨年はATL傘下2Aと3Aに在籍して好成績を残し、念願のMLB昇格を果たしましたが打ち込まれてしまうこととなりました。 少し気になる点としては実のところ3Aでもそれほど優秀な成績は収めていない点が挙がります。 まず投球スタイルは最速151キロの直球を投げ、アベレージは147キロを計測しています。 主な球種としてはスライダーとツーシームが挙がり、それ以外ではチェンジアップやカーブを投げています。 また、スライダーは横変化はあまりせず、縦の変化が非常に大きいのが特徴的で、これがフォーク代わりとなっているようです。 端的に言いますと、スライダーがフォークの役割を果たし、カーブがスライダーの役割のようです。 それでは奪三振率から見ていきますと、基本的に6.50前後で推移しており、あまり三振を奪うタイプではないようです。 次に与四球率ですが、MLBでは4.32でしたがマイナーでは2.42、1.92、一昨年は2.73と制球力の向上を見せています。 最後に球威面と打球ですが、被安打数は2Aでは投球回数以内に収めているものの、3Aでは投球回数を上回ってしまっています。 また、被本塁打率はそれぞれ0.35、0.14と一発は打たせていません。 打球はGO/AOが昨年のMLB、MiLBいずれも1.30を記録しており、グラウンドボール投手への道を歩んでいるようです。 制球は良く、ゴロを打たせられる投手であるという点は現在活躍しているジョンソンやディクソン、メンドーサといった先発投手らの共通事項を全て揃えており、案外ブリガムも楽しみな存在になりそうです。 ただし、できれば日本ではもう少しチェンジアップやカーブといった球種の割合を増やしてほしいところです(まあこの投球はMLBでの登板を統計したものなので、MiLBではどうだったのか分かりかねますが)。 選手評価:A(先発投手として期待) ホームページ公開中
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最終更新日
2016.03.17 20:17:10
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