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広島カープ考察

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2016.12.05
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カテゴリ:広島東洋カープ
 『下水流昴』

 それでは引き続き、広島の打者を見ていきたいと思います。
下水流は2012年ドラフト4巡目で指名された社会人野手ですが、実は当時所属していたホンダではレギュラー選手ではなく、素材を買っての指名でした。
昨年二軍では主砲として14本塁打を打って活躍するも一軍の壁を破り切れずにいましたが、今年対オリックス戦で同点となるソロ本塁打を放つと、横浜戦では1試合2本塁打を放つなど中盤ぐらいまでは対左のレギュラー選手として起用され、5本塁打でOPS.780と長打力の一端と恐怖の下位打線の打者の一人として活躍しました。

 そんな下水流の持ち味は何と言っても長打力、IsoPは.202を記録するなど何と丸や新井といった面々以上でエルドレッドや鈴木誠也らに次ぐ程の数字を叩き出し、.200越えは完全に長距離打者の範疇であり、スラッガーの素質を感じさせます。
広島がドラフト時に全く取り上げられることのなかった下水流を指名したのもこの長打力に魅力を感じたからであり、さすが長距離打者といったところでしょうか。
次にミート力ですが、スラッガータイプの打者なので低いのかなと想像がつきますが、その想像通り104打数/26三振で4.00とやはり低い数字となっていますが、エルドレッドよりはマシの数字となっています。
また、選球眼はBB/Kが.460、PA/Kが4.46とあまり高くはないですが、思った程の脆さはなく、これぐらいならば打率は低くとも一発長打が見込めるということで、エルドレッド同様に下位打線にいれば相手にとっては怖い存在といえるのではないでしょうか。
できればもう少し選球眼を引き上げることができれば、レギュラー定着も見えてきそうです。

 続いてbatted ballですが、39GB:23FB:5LD:6IFFB:5HRとなっており、これだけのIsoPをもっていながらも意外にも39GB/39飛球でイーブンとなっています。
せっかくスラッガーの素質を持った選手なだけにGBの割合が多いのは非常に勿体ないと言わざるを得ず、下水流の打撃スタイルならばGBを打つ割合を減らしてもっと打ち上げる必要があるでしょう。
打球別打率はGB打率が.256、FB打率が.500(HRなしで.391、IFFB込みで.310)、LD打率が.400、IFFB打率が.000となっています。
FB打率が非常に高いですが、これは鈴木誠也同様にスラッガーと呼べるほどの長打力を秘めているので問題はなく、寧ろ少ないサンプルでの判断なもののLD打率が非常に悪く、BABIP.288と平均よりもやや低かったのは間違いなくここではないかと思います(LD打率は大体.750に収束する)。
この打球別打率を見てもやはり長打力を活かしてFBを打つ割合を増やすことこそが打率向上の一番の近道となってきそうですね。
最後に打球方向別打率ですが、かなりのプルヒッターの傾向が強く、右方向への打球が僅かに9本しかないという結果となっています。
しかしながら打率を見ますと、レフト方向が.333、4本塁打、センター方向が.132、0本塁打、ライト方向が.333、1本塁打と少ない打数ながらも高打率に一発を放つなど十分な結果を残しています。
ちなみに日本シリーズでも加藤から広い札幌ドームでフェンス上部直撃の二塁打を放つなどその片鱗を見せており、下水流の場合はもっと広角に打ち分けても良いのではないでしょうか。

 長打力や広角に打ち分けられる資質を持っていますが、現状ではまだまだそれを活かしきっていないという点が見受けられます。
しかしながら持っている素質は十分なものがあり、更なる成長ができれば一気に広島の主砲として君臨する可能性を秘めているとんでもない選手であることが分かりました。
今までそこまで注目したことのない選手だったのですが、これはとてつもない掘り出し物となるかもしれません。
ちなみにまだ未掲載なのですがレフトのRFは1.77と外野への打球があまり来なかった広島投手陣の状況下だったことを踏まえると中々良好な数字を記録しており、守備面でも問題のないという点も大きな利点です(ちなみに松山はレフト守備が下手なようで1.31、エルドレッドは1,30と両者あまりにも低い数字)。
しかし、とてつもない掘り出し物だったと感じさせることができるかどうかはこれからの下水流次第と言えるでしょうか。
私と同い年の選手でもあるだけに、是非ともその資質を存分に活かして成長を遂げ、鈴木誠也と並ぶ中軸打者として活躍する日を楽しみに待ちたいと思います。
広島にとってようやく表れたスラッガータイプの打者(ポスト江藤や金本、エルドレッドか)なだけに、是非とも物になってください!






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最終更新日  2016.12.05 22:36:26
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